2020年までのまとめ~北海道ワイン(おたるワイン)~

まとめシリーズ、次はアイテム数で最大手の北海道ワイン。

1964年の大冷害の年からスタートして、
今年で53年目という、これまた老舗のワイナリー。

スパークリングワイン

おたる・ナイヤガラ・スパークリング

今日はクリスマス・パーティーということで、
奥さんの実家の家族をお招きしての新居披露。

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サーモンとアボガドのサラダ、ナスのラザニア、鶏の香草パン粉焼き、
アサリとブロッコリーのボンゴレ風、エスカルゴ、バゲッドとたらこディップ、
カニなどなど…。
6人前ということでビビッてましたが、なんとかできました。
最近、料理してないせいで、香草パン粉焼きが塩辛かった。
「塩辛いけどおいしい」というフランス料理的感覚は難しい。
日本人は「必要最低限の塩」という発想ですからね。

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皆さん、乾杯は金麦やらシャンメリーやら様々でしたが、
我々夫婦はスパークリングで。
スーパーでも帰る北海道の代表的な泡。

ナイヤガラ特有の甘い香り。
クリスマスパーティーに華を添えてくれますね。
色合いも光を反射してキレイ。
個人的にはドライな味わいの方が好きですが、
奥さんは気に入っていたので、女性には人気ありそう。

アペリティフというよりは、料理に合わせながら使える。
口直しも兼ねるという、日本のお茶的な使いからもOK。
このあたり、やはり日本人が作るとそういう発想になるのかな。
フランス料理とかでは無い発想で面白い。

おたるケルナー・スパークリング

2017年2月。

焼き肉器を買うことに反対した割に、
今日の奥さんの希望は「焼き肉」…。

というわけで、わりと早いピッチで2度目の焼き肉器の登場。
合わせるワインを考えたのですが、
逃げの一手でスパークリング・ワインです。

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「シャンパン」とよく呼ばれますが、
フランス・シャンパーニュ地方で作られた発泡ワインのみ、
「シャンパーニュ(シャンパン)」と呼ばれるので、
正確には「スパークリング・ワイン」、もしくは「クレマン」ですね。
(イタリアではスプマンテ、スペインではカバ、ドイツではゼクトです)

ま、日本人だから、「泡」と呼べば良いでしょう。
パチパチ炭酸の泡が弾けるワインです。

小樽ワインのコスパ良好な泡。
ブドウ品種によって何種類か販売されていて、
「ナイアガラ」は飲んだことあるので、今回は「ケルナー」。

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奥さんは「甘いワインだ」と言っていましたが、
それはおそらく香りがケルナー特有のアロマを持っているから。
味わい自体は酸の効いたドライな仕上がりです。

泡を焼き肉に合わせるのは、いわば「逃げ」でして(笑)
本気で合わせに行くなら、赤で勝負。
焼き肉のタレに負けないものを考えたり、
タンからレバー、カルビと多様な肉にどう合わせるか?
を考えるべきなんだろうけど、泡なら無難ですから。

どんな料理だろうが、泡を出しておけばまぁ外さない。
ビールに慣れてる日本人なら、ドライな泡が「合わない」とは感じない。

にしても、今回の泡は柑橘系のさっぱりした香りと味わいが売りで、
肉の油っぽさを打ち消してくれるので、
相方としては、かなり良く頑張っていたと思う。

これが1000円台で手に入るようになってきているから。
国産、あるいは道産のワインのレベルも上がってきている。

個人的にはナイヤガラよりもクリーンでシャープで、
こちらの方が質は上だと思うな。ウマイ。

爽やかさが身上の1本でした。
あらゆるパーティーに使える、万能なワイン。

次に飲んだのは2015年。

ナイアガラのスパークリングは飲んだことがあるんですが。
ケルナーのスパークリングもあるんですね。
値段もちょっと高めの設定です。1980円。
いやー、ナイアガラのスパークリングも割と好きだったんですが、
こいつはすごくうまいです。
ナイアガラ以上。

ドライな感じが気持ちよく、シャープな酸も強すぎない。
初夏のイメージにぴったりですね。
 でも、スーパーの売れ筋ではナイアガラの方が上らしい。
そういうことを聞くと、値段や甘さというのも、
売っていく上では非常に大事になってくるんでしょうね。

ほろ酔いになりながら、
「将来、自分でワインを作るなら、ケルナーは使いたい」と
ぽろっと口から出てビックリ(笑)
 ついこのあいだまで、ケルナー(というかドイツ系品種)なんてさ、
とか甘く見ていたというのに。

北海道ワインが偏見を払しょくさせてくれたんですね~。
最高の夜でした。

おたるドライロゼ・スパークリング

2016年2月。

今日は奥さんがご飯食べに行っているので、
独りで昼過ぎからワイン。

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寒いので、気分だけでも春を。
ロゼのスパークリング。1890円。

ロゼの方はメルローが使われているらしく、
ドライでぶ厚さを感じる。
トロリンガーも使われているらしい。
トロリンガーという品種は、ケルナーの親品種としてしか知らない。
(トロリンガー×リースリング=ケルナーですね)

特にケルナーとの共通点は感じない。
強いて言えば、メルローにはない酸か。
とがっていて、ここちよい酸。

ロゼっぽい甘やかさがないのが良いね。
ピザに合わせて正解。
春はまだ遠そうだけど、幸せな気分になれます。
良い休日だ(笑)

おたるキャンベル・アーリー

2015年3月、試飲会にて。

2本目の試飲はスパークリング。
これは開けて時間が経っているのが災いして、
泡がほとんど残っていなかった…。

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駄菓子のような味わい。ラムネの香りがする。
個人的には甘いワインは好きでない。
これもちょっと甘すぎので、アペリティフに使いにくい。
使うなら、みんなが集まる華やかなパーティーかな。
色合いも美しいし、味わいも初心者にも親しみやすい。

軽いので、お酒が苦手な人にも飲みやすいと思われる。
もう少し酸と複雑さがあっても良いかな、という感じ。
ちょっと今回は泡が飛んで微発泡くらいだったので、
開けてすぐのコイツも飲んでみたいですね。

白ワイン

葡萄作りの匠「北島秀樹」ケルナー

「北島秀樹」ケルナー2010

2016年8月。
ケルナーの会、3本目です。

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北海道ワインの北島秀樹ケルナー。これも元来好きなワイン。

テイスティングコメントから。

「控えめな香り。林檎のよう。良い熟成を経ている。
 酸と苦味、バランスが非常に良い。酸の美しさが際立っている」

点数は10点満点で9点、順位は2位です。

予想は「奥尻」にしてハズレ。
2位にしておいて、なんで奥尻だと思ったんだろ??
テイスティングコメントからも奥尻を連想させるようなのは無いけど。

そういえば、今回のラインナップでは、
最新ヴィンテージでは「塩」を感じる宝水と、
「潮」を感じる奥尻は、間違っても互いを逆にするだけだと思ったんですよね。
でも、両者とも、その特徴的な味わいが消えていて、
(塩っぽさor海っぽさを感じるものが一つもなかった…)
それで混乱して、苦し紛れにここに使ったのかも。。

しかし、今回熟成させて一番輝くものとして僕が記憶に刻んだのは、
サッポロワインと、この北海道ワインでしたね。
どちらも価格帯としては1000円~2000円。
買って保管しておいても、長く楽しめそう。
ちょっと複数本買っておこうかな(笑)

北海道ケルナー

北海道ケルナー2013

2016年1月。

ニシンの刺身という未知の存在との遭遇なので、
ワインは無難にケルナーにしました。

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マックスバリュで1300円。
すっきりドライで、想像通り刺身ともOKです。
このコスパは驚愕ですね。
ひょいと買って、家での飲みに合わせるのに重宝します。
こういうの、ワインの裾野を広げていくのに重要ですね。

で、つみれの吸い物や副菜の鶏肉と菜の花炒めにも合ってましたが、
なにより驚きなのは、豆苗の青臭さに合うということ笑
ソーヴィニョン・ブランとかにも共通の青草の香り。
豆苗の強烈な青さに合うんですね。

食後は「真田丸」見ながら豆苗とケルナーを交互に。
奥さんは否定的な顔してましたが、気にしない、
低カロリーで良いツマミじゃないですか(笑)

北海道ケルナー2014

2016年7月。
ドメーヌ・タカヒコの手前で、千葉農園さん。

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我が師匠が、ワインにハマり始めたきっかけを作った、
北海道ケルナー。ヴィンテージは2014。

千葉農園さんは本日、ラロも出していたとのことですが、
残念ながらそちらは完売。

いつも飲んでいる、ハウスワイン的ポジションの白ですが、
それでもついつい手を出してしまうんだよなあ(笑)

外連味の無い、シンプルな味わい。
シンプルなものこそ、飽きないっていうのもあるよね。
インパクトがあって、レアなワインも勿論いいんだけど、
こういう手に入りやすく、飲みやすい、そういう白もないと、
ワインの裾野は広がっていかないですよね。

これからもよろしく、という1本。

2度目は2016年9月

北海道ワインのケルナー。1000円台です。

ワインショップ「エノテカ」のネット店舗で、
北海道ワインフェアをやっていて、思わず購入。
(どこでもいつでも買えるけど、
 北海道のワインが特集されているのがうれしくてつい…笑)

最近はケルナーのドライなのばかり飲んでいるから、
こういうのに立ち返ると新鮮。
甘い野菜、そしてちょっとしょっぱいソーセージ。
そしてこのケルナー、のリズムは永久運動だ。。。

かくして、ポトフもケルナーもがんがん無くなっていく夜…(笑)

鶴沼ピノブラン

鶴沼ピノブラン2012

2015年の1月。冬のピノ・ブランですね。

元気出すために豚肉とナスで麻婆風。
食べ終わってから、食後の1本にピノ・ブランを。
一時期、さんざんシャルドネとピノ・ブランとピノ・グリの
テイスティング特訓をしたので、なんだか懐かしい味。

かなり固い感じの酸。グレープフルーツのほろ苦さ。
奥に少し、みかんのような甘味を感じる。
ピノ・ブランの典型的な味わい。
思ったよりクリーンで美味しい。
白が合わせにくいタイプの、強い料理にも合う。
今回の豚肉やナスと味噌の味わいなんかにも、
負けずに頑張ってくれる。

聞いたところによると、ピノ・ノワールの亜種のようで。
だから赤っぽい強さがあるのかも。
これくらいのワインがギリ1000円台で行けるとは。
アルザス買うより、こっちかなってくらい評価は高かった。

2016年1月にも。

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マックスバリュで年末、棚卸しで鶴沼ワインが安売りされてました。
2100円のものが税込1500円って汗
しかもヴィンテージは2012。無茶するなぁ!

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ま、ワイン購入の予算が決まっている身からすれば、
こういうのはすごく助かりますけどね。
レンベルガーとツヴァイも含めて3本買っときました。

北海道の雪の下キャベツと豚肉でミルフィーユ。
これポン酢で食うとたまらなくウマイんですよね。
キャベツも甘い!

ピノ・ブランの軽快な酸味と相性も良い。
キャベツと豚ってのがそもそも相性良い上に、
キャベツの甘味や豚の脂分とピノ・ブランも合う。
そしてピノ・ブランの酸味とポン酢も以外に合うのね。
酢って劣化臭と似てるから嫌われるけど、
ポン酢は大丈夫だわ。なんでだろ。
そういやワインビネガーだって合うしね。
相性っておもしろいな。

2度目も2016年1月

和食テイストには欠かせないピノ・ブラン。
どことなく日本酒のような味わいがあって、ひじきとの相性は抜群。
それでいて白ワインの強み、ニンニクとも合うから。
そりゃたまらんですよ。
(ただし辛みとはイマイチだ。次回は鷹の爪はアクセント程度だな…)

魚介たっぷりのパエリアとも相性抜群でした。

3度目は2016年7月

きれいなレモンイエロー。コクと酸も言うことなし。
これがあるから夏場の白ワインってやめられないんだよな。
素晴らしい相性でした。と肉に良く合う!

鶴沼ピノブラン2013

2017年3月。

今日もワイン・ヘリテージのワインを紹介。
常夜鍋にも合いそうな1本です。

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鶴沼のピノ・ブランは、僕が一番お世話になっている、
我が家のハウスワインと言っても良いワイン。
価格も手に入りやすさも申し分ないし、味わいもクリアでウマイ。

ピノ・ブランというと清冽な印象があるが、
これはどちらかというとふくよかさがある。
香りも主張があるので、単独で飲んでも楽しめる。

もちろん和食にも合うけど、中華なんかとも合うんじゃないかな。
いろいろ、料理との相性も試してみたいワインです。

鶴沼ゲヴェルツトラミネール

鶴沼ゲヴェルツトラミネール2012

2014年の11月ですね。

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アルザスをイメージしたボトル形状。

ゲヴェルツトラミネールらしい味わい。
特徴的なライチの香りがして、非常に美味しい。
デザートワインにも使えそうなくらい。
とはいえ、甘さが立つというわけでもないので、
アペリティフや、食事と合わせるのもあり。

味わいは、単独では少し物足りないか。
でもこの品種の特長、ライチの香りはしっかりする。

チーズとトマトに合わせると、ぐっと味わいが増す。
ナッツとの相性も良いので、食べながら飲むと止まらない。

今回はタパス・セットに合った、
「ナポリサラミとブロッコリーのアーリオ・オーリオ」との相性が良かった。
ちょっとオイリーな、野菜などと合わせるとおいしそう。

おたるミュラー&ミュスカ

おたるミュラー&ミュスカ2014

2016年5月。
ベトナム旅行の際、千歳空港で試飲があったので。

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ミュラートゥルガウとミュスカことマスカット。
酸がキレイで良い感じ。こういうシャープな味わい好きだな。
香りはアロマティックなので、料理と合わせるのはどうだろうか。
隣の蒲鉾とかと合わせてみたい。
案外、相性がよかったりしてするんだよな。

千歳空港の興農社のショップ、どんどんラインナップが充実していく。
タキザワワイナリーとか、リタファームのも増えてる。ちょくちょく来たくなるな。

おたる・ナイヤガラ

おたる・ナイヤガラ2013

2014年10月。

4連休に、奥さんの実家に帰った際に出してもらったワイン。
もうすっかりワイン好き(しかも道産ワイン好き)が周知され、
帰るたびに道産ワインを出してもらっています(笑)

今回は「脱サラして、個人事業主(できればワイン関係)になれないものか」
というテーマを義父さんとガチで話しながら、飲みました。


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正直言って、甘すぎるのであまりおいしいとは感じない。
でも、義父さんの杯が止まれば、あとは僕がクイクイと。
ま、ワイン・ラヴァーってのは、批評はしてても、
どんなワインでも楽しく飲めるもんですよね。

一般受けはしそうでした。
奥さんも「甘くておいしー」と言うていましたし。
個人的には、もっと主張があって、わがままでもいいな。
そういうワインに魅かれるのです。

おたる特選ナイアガラ

おたる特選ナイアガラ2015

さて、千歳空港4本目。
トロッと粘性が強め。

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まさに甘口という甘口。
ナイヤガラの懐かしい香り。
普段、見たことのないキュベの 試飲ができてよかった!
帰りはここで何か1本買おう! どれにするか、今から迷うな〜。

おたるナイヤガラ辛口

おたるナイヤガラ辛口2013

2015年の4月。

すごく忙しい1日だったので、どうしてもワインが飲みたくなり、
コンビニで買って置いてあったワインを開けました。

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ナイヤガラの甘さはあまり好きでないんだけど、
香り自体は嫌いじゃない。
嫌いじゃないというか、懐かしい感じがする。
昔、ワインを飲み始めたときは、
ナイヤガラのすごく甘いデザートワインのようなものを、
気に入って飲んでいたからかも。

さて今日も、そんな香りが欲しくなったんですが、
甘さはいらない、ということでコイツ。
ナイヤガラの香りはするのにドライ、という面白い白。

それでもナイヤガラを料理と合わせるのは無理があるので、
食事を終えてから単独で楽しむことにしました。
(ナイヤガラをあまり買わないのは、
 ほとんど料理に合わないということも理由の一つだな…)

You tubeでジャンクな映像を見ながら、クイクイ飲んでると、
気づけば1本開けてました(笑)
明日への活力ですね。

葡萄作りの匠・北島秀樹・ケルナー

葡萄作りの匠・北島秀樹・ケルナー2013

2015年に抜栓。

久々の休日出社だったので、鶏のから揚げとチャーハン、
そして以前の残りを冷凍しておいた手作り餃子で夕飯。
全て薄味で、中華というか和なテイスト。
料理を見ていたら飲みたくなったコイツを開けました。

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葡萄作りの匠シリーズの「北島秀樹」ケルナー2013です。
ネットで2020円。もちろんケルナー100%。

うーん。もしかしたら、ケルナーという品種に対する偏見を、
そろそろ打ち破らないといけないのかも。
これはうまい。文句なしに良いワインです。

日本酒を連想させる透き通った感じ。
強すぎない酸に、白い花の香りとほのかな甘さ。
「感動的!」では無いにせよ、デイリーワインには最適。
値段も高くないし、手に入れにくいわけでもない。
僕がハウスワインを選ぶなら、コイツにしたい。

ちょっと冷やし気味から、温度が上がって香りが上がってくる、
そんなタイミングで飲めば、冬にも合う。
(というか北海道の冬の室内は温かい。
 雪に差してキンキンに冷やしても、グラス内で香りが上がる笑)
もちろん、夏にもぴったりでしょうね。

裏のエチケットのコメント。

「北海道屈指の葡萄作り名人・北島秀樹が育てたケルナーは、
 たぐい稀なキレ、ユリの花のような香りを持つ白ワインへとなりました。
 昭和60年から始めた葡萄栽培のすべてが詰まったワイン。
 北島秀樹の葡萄への愛情が連想されるようなワインです。」

うーん。北海道のケルナー、はんぱないな。レベル高い。
今日は小一時間、美しい透明の液体をグラスに入れて、
眺めながら唸っていました。うーむ。
これだから北海道のワインはやめられない!

北島秀樹ケルナー2015

2017年8月。

マイフェイバリットのケルナー。
シャルドネ、シャルドネと来て、ケルナーを飲むと、
ほんとにアロマティックだと感じる。

今回はラーメンとチャーハンに合わせて。
香りが強くてラーメンとの相性は今ひとつ。
しかし、海老の香りが効いたチャーハンとは抜群!
ケルナーは海鮮と相性良いかも。
あと食後にウォッシュ系のチーズと。

うむ。
クセのない日本的チーズに、
このケルナーはうまく合わせてくれる。
選んでもらったワインを、
ただ飲むというのも楽しいな。
いつもは温度や合わせる料理を考えるけど、
そういったものを抜きにして、
その場その場の一期一会を楽しむのもよいな。
新しい発見がある。
有意義なお盆でした〜。

北島秀樹ミュラー

北島秀樹ミュラー2014

2017年4月。

お義父さんの誕生日を祝いに、奥さんの実家へ。

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誕生日を祝いに行ったのに、ワインを出してもらうという(笑)
あと、チーズにノリを巻いて食べるという技を教えてもらいました。
案外、うまいな。面白い組み合わせだ。

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飲ませてもらったワインは、葡萄の匠シリーズ。
北島秀樹さんのケルナー好き。今回はミュラー。

「やや甘口」とあるが、僕からしてみればがっつり甘い。
トロリとした味わい。酸味も良い雰囲気に効いている。

食事の時には飲みきらず、
寝室に運んで、漫画を読みながら飲む。
久しぶりのドラゴンボールと共に、ゆったりとした時間。

葡萄作りの匠・藤本毅バッカス

葡萄作りの匠・藤本毅バッカス2012

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バッカスという感じのしないクリーンな酸味。
ほんのり甘みもあるが、それより酸の方が印象的。
これで1000円台なら日常用にしたいところ。

限定5000本の醸造なので、値段もやや高め。
藤本毅さんは余市町の農家の3代目として
昭和19年1月19日に生まれました。
日本ではまだ栽培が確立していなかった
欧州系ブドウを昭和60年から作り始め、今日に至る。

kondoヴィンヤードの近藤さんが研修に行っていた農園ですね。
手に入りにくいけれど、なかなかおいしい。

赤ワイン

葡萄作りの匠「宍戸富二」レゲント

「宍戸富二」レゲント2014

2016年4月。
ワイン法講座のアフターパーティー5本目。

葡萄作りの匠シリーズから、宍戸富二さんのレゲント。

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藤本さんの代わりに匠シリーズに加わった形ですね。

「飲んだことがない人も多い品種」とのことで、
最初はブラインドでの挑戦でしたが、
やはり当てられる人はいなかった。

僕は宝水のレゲントを1度飲んでいましたが、
まったく繋がらなかったな。

華やかで香り高い雰囲気。
果実味が強く、「ガメイに似ている」との評だった。
確かにガメイっぽいと言えば言えるが、
これは魅力ととらえるべきフルーティーさでしょうね。

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熟成すると、また違った顔を見せてくれるかも。
1本買って、置いておきたいワインでした。

葡萄作りの匠「田崎正伸」ツヴァイゲルト

田埼正伸 ツヴァイゲルトレーベ2012

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余市の7人侍の1人、田崎正伸さんのツヴァイゲルトレーベ2012。
非常に高級感のある、素敵な味わい。
でも、余市は2008年がグレートヴィンテージで、
それに比べると、少し落ちるというのが造り手の感覚だとか。
2008年は自然な収量制限に見舞われて、
全体的に凝縮度の高いワインに仕上がっているとか。

しかし、僕はその2008を知らないので、
今回のツヴァイは感動的な美味しさでしたよ。

今回のお話で印象的だったのは、
ブドウも単に毎日、世話をすればいいものができるわけではなくて、
「いつも気にかけているよ」というのを伝えるのが大事だとか。
「収量が落ちたし、切るか」と思っていると、
その年は一気にに収量が上がったり、
本当にブドウは生きているんだな、と思わされるエピソードがたくさん。

「田崎正伸」ツヴァイゲルト2013

ベトナム行きの新千歳国際空港で試飲。

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今回は北海道ワインの特別なキュベの試飲。
確かに、かなり樽が効かせてある。
酸もタンニンも軽やかで良いな。
個人的には樽香をつけるってあまり好きでないけど、
やっぱ味わいとしては好きだな。
アクセントが効いてる。

ベトナム旅行に向けて、幸先の良い1本だわ。

鶴沼レンベルガー

鶴沼レンベルガー2012

2017年1月。

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薫香の強いベーコンに、これまた香りの強い良いチーズ。
こう来たら、ワインも少しクセの強いものを合わせたくなる。

北海道ワインの「鶴沼レンベルガー」。ヴィンテージは2012。
スーパーの棚卸で安売りしていたものを買い占めておいた(笑)

ドイツではレンベルガー、
オーストリアではブラウフレンキッシュと呼ばれる葡萄を使っている。

酸は結構あるのに、口当たりは柔らかい印象。
タンニンも控えめな割に、凝縮感が感じられる。
なかなか主張が強いので、料理にも負けない。

良いランチだった~。

鶴沼ツヴァイゲルト

鶴沼ツヴァイゲルト2012

2016年1月。

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軽めのタッチに程よい酸。
これぞまさに北海道の赤という感じがするな~。
ツヴァイとしての個性も、でしゃばっていないので、
ジビエはもちろん、いろいろな料理に合わせられそう。

水分は牛乳だけという純度の高いシチューにも、
がっちり合ってくれました。

今日は空いてる時間はほとんど農業経営の計画を立てていたけど、
その疲れも吹っ飛ばしてくれる1本。
デイリーワインとしては完ぺきだな。
気に入った赤です。

2度目は2016年4月

赤ワインにしました。

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気分が良いので、ツヴァイゲルトを開けました。
相方は豚のハツとレバ。そしてラム。
やっぱラムはツヴァイと合うな。
レバも案外に合う。

いや、ジンギスカンのタレとツヴァイの相性が良いだけかも(笑)

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幸せな感じを増幅してくれる、良いワインです。

●3度目は2017年8月。

今日は頂き物の鹿肉で焼き肉を。
野生のシカを撃った肉をおすそ分けで頂きました。
おすそ分けと言ったって、半分をお隣さんにあげて、
残りの半分を鹿肉カレー用と焼き肉用に分けて、
それで(貰った肉の1/4で)、奥さんと2人腹いっぱいです。

個人的にはゴマだれ(ごま油と塩)が一番相性良かった。
ジンギスカンのタレも結構合っていたけどね。

裏エチケットにもバッチリ書かれています。
鹿肉との相性良しです。
去年、スーパーのマックシュバリュで棚卸の安売りがあって、
何を血迷ったか、バックヴィンテージが投げ売りされてました。
そこで購入して取ってあった1本。

コイツは肉との相性が良い。
特に野性味あふれるような、血の匂いがしそうな、
そういう肉に取っても合います。

欠点は余韻が短くて儚いこと。
ワインだけで飲んでいると、
その欠点が助長されて、つまらないワインに思えたりするけれど、
焼き肉が相手なら、全く気にならない。
(焼き肉食べながら、余韻が…とか言う人はいないでしょ)

そして、一口目の印象は素晴らしく良い。
ファースト・インパクトだけで成立しているようなワインなので、
鹿肉だろうが羊肉だろうが、容易に当たり負けしない。
個性の強い肉とも互角に入りあうので、
結果的にお互いを高めあう、素晴らしいマリアージュ。

いや~、それにしても、
野菜だけでなく肉まで手に入ると、
マジで現金ナシで自給自足生活ができそう(笑)
すくなくとも、0円食堂はできていしまうな~。
給料は安いが、食費はかからない生活です(笑)

おたるツヴァイゲルト&ピノ・ノワール

おたるツヴァイゲルト&ピノ・ノワール

2016年5月。

メインが牛肉なので、どちらもいけそうな薄い赤を。

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北海道限定という言葉にも弱い。
ベトナムの帰りに買ったやつですね。
ドメーヌ・タカヒコがその筆頭ですが、ツヴァイとピノはとても相性が良い。

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お互いの欠点を補い合うイメージ。
特にみんなでワイワイという、こういうシチュエーションでは、
ピノ単一より使い勝手が良くて重宝する。

北海道ツヴァイゲルト

北海道ツヴァイゲルト2014

2016年3月。
飲んでみなよ、と勧められていた北海道ワインのツヴァイ。
結局、2杯分を師匠から貰って飲むという結果に。
なんだか、もらってばかりだな(笑)

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ツヴァイというには、軽やかな感じ。
もっと重くてクセがある方がシカや羊に合いそうだけど、
それでも合わせることはできそう。
そして、もっと軽い食事にも行ける。

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裏エチケットによると、ブリなどの魚までカバーできるらしい。
確かに、ブリ照りとか合いそうな気配。
ほぼ白の領域にまで突っ込める赤。
これは汎用性が高いな。

メーカーズランチから、ツヴァイを良く飲むけど、
このブドウ品種はかなり可能性ありそうだ。
造りによって多様な顔を見せるし、
アッセンブラージュも可能。
北方系なので、寒さにも強い。
北海道の魅力である酸も心地よい。

うーん、考えさせられる。

にしても、これをデイリーとしてキープしておけば、
大概の料理はまかなえそう。
料理は決まってるんだけどな…というときに重宝する。
これは良い1本ですね。

北海道の詩

2016年1月。

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朝からマイナス13度とか…。

もうこうなったら体を温める鍋ですよね。それと赤ワイン。
寒い時の鍋はキムチよりもモツであるというのが持論。
キャベツもウソみたいに安いので(ご近所野菜で1玉130円…)
大量のキャベツとニラと、脂肪分の多い牛のモツで。

醤油味でまとめて、トウガラシ多めで。
食べるだけで「暖房効きすぎ…?」みたいな感じになる。
(食べて1時間もすると勘違いだと分かる…)

トウガラシに合う赤なんてほとんどないだろうけど、
コイツならなんとかしてくれるかも、と山葡萄&キャンベルアーリーの赤。

キャンベルの駄菓子みたいな甘さというか、フォックス臭というか、
普段はあまり気にならないけど、モツとはちょっとな…。
(モツ鍋を食べながら、巨峰を食べてるようなイメージ…)

申し訳ないけど、炭酸で割って、カクテルのようにして飲む。
白ワインを炭酸で割れば「スプリッツァ」ですが、
赤ワインは??

まぁ、仮に「スプリッツァ・ルージュ」としましょう。
こうすると、甘みが飛んで感じられ、酸が目立つようになります。
炭酸の魔法ですね。不思議。
こうすると、トウガラシの辛さとも喧嘩しなくなります。
むしろ、心地よい相性を感じる。

生産者に失礼な気がしなくもないけど…
元来、ワインは自由に楽しむもの。
美味しけりゃあ、いいじゃないか、ということで楽しませてもらいました。
身体もあったまったし、いい感じ笑

ロゼワイン

キャンベルアーリー1994

メルカリで発見した古酒。
メルカリとかジモティは、時として驚くべきアイテムが出てくる。
こいつも1000円ちょいで購入。

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1994年の「おたるワイン」。
現在は法改正で「おたる醸造ワイン」となってる。

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甘口のロゼで四半世紀も経ってる…。
さて、25年の時を経ても生きてるのか?
長年、立てて保管してあったようで、
コルクは乾燥してポソポソしてる。

なんとかコルクを落とさず抜栓。
熟成香がしっかりあるが、劣化の雰囲気は感じられない。
甘さもあるが、様々な要素と渾然となってて、
これはかなり美味い。

甘いロゼは苦手だが、これはまさに時の魔法だ。
上品な甘さと枯れ感。
それぞれの要素の境目がなくなり、
一つになっている感じが最高。
これは文句なく最高の古酒。

価値ある1本でした!

その他

・大地と太陽のめぐみ

2015年2月。ハーフボトルがかわいい北海道ワインの白。

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僕がもともと抱いていたケルナーの味わいはコレ。
個人的には、この甘さはデザートワイン級。
しかし先に飲んだ「トカップ」と同価格帯でありながら、
北海道産の葡萄100%で作られているとことが評価できる。

ちなみに奥さんはお気に入りでした。
僕も食事後のナイトキャップとしてけっこう飲めた。

安い国産ワインの典型として、
それだけで自立して飲めて、酸もタンニンモ控えめな、
やや甘口に仕上げてある、ということがあげられる。
一般向けに売りやすいんでしょうかね。

ともあれ、エチケットもかわいらしいし、
ハーフボトルという大きさもちょうどいいので、
我が家の水差しとして、しばらく水を入れて使うつもり。
そう考えると、エチケットってのも大事だな。

・名もなき生ワイン

帰りに閉店間際のファミマに入ったところ、安売り。

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ラッキーなので、30%オフになってる道産ワインを購入。
まずは「名もなき生ワイン」という赤。
色合いは薄く、味わいは甘い。
結構、深みがあるのに、甘さが邪魔している。
ヤマブドウ系の「MHアムレンシス」が使用されているようだが、
その強烈な個性は隠されている。
(良くも悪くも)

おもそも名前の「生」ワインとは何なのか??
「なま」ワイン?「き」ワイン?
ちょっとコンセプトが分かりにくい。

手羽先のから揚げを食べながら合わせようとしたら、
ちょっと絶望的な合わなさっぷりだった。
決して料理と合わせないほうがいい。

単独で飲むなら、魅力もある。
飲んだ後は虫歯にならないようにハミガキした方がいいけど。

・醸造士が飲む生ワイン(白)

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コンビニでの30%オフシリーズ。
昨日、赤を飲みましたが、白も開けました。

ハーフだが、なかなか魅力的。
甘さはなく、バッカスと思えない清涼感。
これまた、なかなか力のある白です。

ちょっと冷やしすぎかな、と思うくらいで飲んでもおいしい。
夏に向いた白ですね。
冷蔵庫に入れておいてもOKです。

・醸造士が飲む生ワイン(赤)

ファミマ閉店特売の1本。

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ぶっちゃけ、前回のが失敗だったので、
あまり期待していなかったのですが…。
これは、しっかりツヴァイの味わいです!
甘くもないし、これが30%オフなら、かなりお得。

タンニンは控えめだけど、
やはり羊や鹿などの、ちょっと臭みのある肉と合わせたくなる。
アタックもそんなに強くないので、ナイトキャップにも良い。

これが1000円台なら、フルボトルで買っても良いな。
いや~、閉店セール様様ですね!

おまけ~インタビュー内容~

最後に、空知ワインピクニックでのインタビューを。
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-鶴沼ワイナリーというのは、北海道ワイン株式会社の…

そうですね。小樽に本社がある北海道ワインの、直轄農場として、
葡萄を植えだして今年で42年、会社設立40年を迎えております。

-今年はすごいですよね、40周年記念のワインたくさん出てますよね。

そうですね。特にこの空知の先駆けとして、
葡萄を植えてワインを造ってということに取り組んできて、
それなりに一定の評価を皆さんからいただきましたので、
その恩返しとしてそういった商品を作らせていただいています。

-赤はツヴァイゲルトレーベとピノ・ノワールですか?

はい。そして白がミュラートゥルガウとピノ・ブラン。
もともと40年前、ドイツから苗木を輸入してきて作りだしたのが、
ツヴァイゲルトレーベであり、ミュラー・トゥルガウ。
そして最近の人気であり、フランス系の品種でもある
ピノ・ブランにピノ・ノワールなどを用意しています。

-今日、ご提供いただけるのが…

今日はゲヴェルツ・トラミネールです。

-ゲヴェルツトラミネールですか!
 僕はピノ・ブランかと思ったのですが。
 ちょっと別格なワインですよね。
 ピノ・ブランは2000円くらいですが、
 ゲヴェルツトラミネールは金ラベルですもんね。

そうですね。
国産ワインコンクールなんかでもよく金賞を取らせてもらっています。
子供の握りこぶしよりも小さいような、かわいらしい葡萄の房しか付けなくて、
収穫量がなかなか上がらない。
でもワインにすると特徴ある香りも出ますし、僕もとても大好きなワインです。

-2代目の農場長の今村さんも惚れ込んだ葡萄。
 収穫量は少ないが、その香りの魅力、味わいの魅力。
 だからどうしても育てたいとかなり苦労されていましたね。

そうですね。
我々のブドウ畑は100ヘクタールを超えるのですが、
全部で葡萄の木が25万本。垣根の総延長は約400kmなんです。
浦臼から盛岡までの距離です。

-これ、何が大変かって、春と秋、それを上げ下ろしするんですよね。

そうですね。そして、この時期は腐ったもの、虫に食われたブドウを
ピンセットでつまんで、健全な粒だけ残すのですが、
我々、それを人力で細かい作業を延べ400kmやっています。

-やりつづけたら盛岡まで歩いて行ける距離やっていると!

それに今、おっしゃられた上げ下げの針金が5本ありますから、
その針金を全部伸ばすと2000km。
浦臼から沖縄まで行ける距離のはりがねを使ってブドウを栽培しています。

-すごいですね!
 ちなみに鶴沼ワインはワイン用ブドウの栽培面積では日本一です。
 それが針金を伸ばすと沖縄まで行ける距離だと。

そうです。そういった中で、大型機械、
特に日本に一台しかない葡萄のハーベスタなどを使って、
機械にお願いできる作業は機械にしてもらって、
そして我々人間がコツコツやるべき作業は、
私たち雨の日も風の日も、かっぱを着てずぶぬれになりながら作業して、
できるだけ皆様にお買い求めいただきやすいお値段で提供しております。

-鶴沼ワイナリーさんの「鶴沼シリーズ」っていうのは、
 レストランを意識して作られているんですよね。
 もともと北海道にはいろんなレストランがありますが、
 10年前だと、フランスワインやイタリアワインしか置かれていなくて。
 北海道のレストランなのに、どうして北海道ワインが置いてないんだ、
 そこから、北海道のレストランに北海道のワインを置く、
 というコンセプトでスタートしたんですよね。
 レストランの利益も必要ですから、そのお店で売れる価格に合うように、
 ということをかなり考えられた結果、今のお値段になっているんですよね。
 かなり手間がかかっているので、
 もう少し値段を上げないと利益がでないんじゃないかと思うんですがね。

ただ、このように皆さんが屋外でいい天気の中、
涼しい風の中美味しそうにワインを飲んでいらっしゃるのを見ていると、
やっぱりこの価格で、いっぱい飲んでもらえるワインを造るのも
意味があるなと本当に思っております。

-これは本当に企業努力のたまものですね。
 北海道ワインさんは総体ではかなり大きくて、
 日本の国産ワインの企業の中でもトップクラスですよね。

純国産ワインなら、おかげさまで日本でトップです。

-有名なメルシャン、サントリーなどを含めても日本で6位ぐらい。
 全国でもそのくらい規模の企業なんです。
 だからこそクオリティーの高いブランドのワインですらも、
 お値段を下げて提供できるというのが
 北海道ワイン、鶴沼ワインのすごい実力ですね。

そういった広い自社農場を所有することができたのも
この空知の風土であり、この地域があったから、
今の北海道ワインがあると思っています。

-今回提供していただくのが、ゲヴェルツトラミネールというブドウ品種。
 名前を分解すると、ゲヴェルツは「スパイス」の意味、
 トラミネールはトラミナーともいい、
 北イタリアのチロル地方にトラミネ村というのがありまして、
 その村が原産のスパイシーな葡萄という意味なのです。
 ちょっとワインをご存じの方なら、
 ゲヴェルツトラミネールはドイツやアルザスの品種かと思われがちですが、
 実はイタリア原産なのです。
 ただ、チロル地方なのでドイツ語なんです。
 だからこそ、スパイシーな、ふくよかな香りのワインですね。
 そういえば、今回は空知限定のワインもあるんですよね。

昨今、空知のワインが注目を浴びておりますので、
鶴沼産のワインに関しては、葡萄原産100%空知ということで、
大きく「空知」と書いて販売させてもらっています。

-「空知バッカス」「空知トロリンガー」がありまして、
鶴沼シリーズよりも安いので、皆様、ぜひお買い求めください。

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