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北海道ワインラヴァー2019もくじ

もくじ

北海道のワイン

①農楽蔵
 2019年までの総集編

②ドメーヌ・タカヒコ

③栗澤ワインズ(KONDOヴィンヤード)
 2018年までの総集編
 エチケットなど資料

④栗澤ワインズ(ナカザワ・ヴィンヤード)

⑤10Rワイナリー

⑥山崎ワイナリー

⑦タキザワ・ワイナリー

⑧ドメーヌ・アツシ・スズキ
 2018年までのまとめ

⑨宮本ヴィンヤード
 2018年までのまとめ

⑩モンガク谷

⑪イレンカ

⑫ドメーヌ・モン

⑬多田農園

⑭平川ワイナリー

⑮羊蹄ワインセラー

⑯八剣山ワイナリー

⑰藤野ワイナリー

⑱三氣の辺

⑲藤澤農園

⑳松原農園

㉑宝水ワイナリー

㉒北海道ワイン

㉓バンナ・ブラン

㉔キトウシ

㉕月浦ワイン

㉖オサ・ワイナリー

㉗千歳ワイナリー(北海道中央葡萄酒)

㉘マオイ自由の丘ワイナリー

㉙奥尻ワイナリー

㉚サッポロワイン

㉛キャメルファーム

㉜ベリーベリーファーム&ワイナリー

㉝十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)

㉞富岡ワイナリー

㉟リタファーム&ワイナリー

㊱ばんけい峠のワイナリー

㊲余市ワイン

㊳ふらのワイン

39ワイナリー仁木

40はこだてわいん

41オチ・ガビ

・現在ワインのリリースがないヴィンヤード

①美流渡

②旧マオイ・ワイナリー
  *現在は「マオイ自由の丘ワイナリー」

③旧・歌志内太陽ファーム
  *現在は「上歌ヴィンヤード」

ワインの知識

ブドウ栽培の知識

苗木づくりについて

ワイン用ブドウ栽培

著者紹介

北海道在住、今年で37歳、新規就農研修中です。京都生まれ、滋賀育ち、大阪で10年働いて、北海道へ移住。目標は北海道初のワイン用ブドウの苗木屋です。

現在日本は空前のワイナリー建設ラッシュ。その中でも北海道はワイン産地としての評価を高めてきています。生産量は山梨、長野に次いで3位。しかし北海道のワインのレベルが上がってきたのはここ10年ほどのこと。

まだまだ多くの生産者が全国から(あるいは海外から)流入してきて、ワイン用ブドウの苗木は決定的に不足しています。特に新規でワインやブドウを作ろうとしている人たち、(つまり本州の苗木屋さんとパイプの無い人たち)にとって、スタート段階の苗木を調達するのは骨の折れる仕事になっています。

さらには北海道という寒冷地(本州は温帯気候、北海道は冷帯気候)に、本当の意味でマッチした苗木はほとんどない、と僕は思います。

だからこそ、大好きなワイン産業のインフラ整備として、誰かが北海道という気候に合った、苗木を育てなければならない。僕はそう考えて、苗木屋としてスタートを切ろうと考えています。

2019年は新規就農の最終年。試験栽培も始めていこうと考えています。その活動報告も含め、北海道のワインの魅力を伝えるブログにしてきます、もちろん、たまには海外のワインも飲みつつ、ですが。

読んでくれた人が、少しでも北海道に、そしてこの風土を活かして造られるワインに興味を持ってくれれば。そんな想いで毎日更新していきます。

よろしくお願います!

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ルージュ・ド・コース2017(ラングドック・赤)

あら、セイベルの親品種、アラモンも使われてるわ。

面白い赤ですね。

そのせいか、野生的な魅力がある。

ジャムとかプルーンの、重みのある果実味。

少しうるさめのタンニン、トゲを感じる酸。

これは熟成を待つか、抜栓後に一晩くらい置いてみて、

変化を待ちたいワイン。

このままでは、非常に個性的なワインだわ。

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ピノ・グリ2018(山崎・白)

今日は自作のチキンナゲットで夕食。
息子のために作った部分が大きいのに、
なぜかほとんど食べない…。

もうすぐ2歳、ややこしい時期ですね。

合わせたのはヤマザキ・ワイナリーのピノ・グリ。

うん、なんともスッキリしていて香り高い。
それでいて、樽香にコク、わずかに渋みも。

軽快なようでいて、奥深さも持っていて面白い。
食事が終わってからもついつい飲んでしまう。
そして気づいたら酔っているという。

これはウマイ。

さすがです。

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ソーワット!2013(ラングドック・白泡)

原田商店の試飲会ワイン。

長期熟成させたペティアン。
テレブランという品種でのペティアンも珍しいが、
それを長期熟成というのはさらに珍しい。

ペティアンというが、圧は結構強め。
グラスの中の泡も元気だ。

香りは青リンゴをもっとも強く感じる。
酸も強く、レモンピールのようなほの苦さも。
気の強い女性のような感じ。
サバサバした爽やかさも同居する。
うん、魅力的なペティアンです。

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2018年までのまとめ~千歳ワイナリー~

はじめに

醸造用の蔵みたいな建物の中がショップ。
店員さんのススメに従ってケルナーを購入。
醸造所の見学は要予約だったらしい。
このパターン多いな。
次はぜひ予約して案内してもらいたいところ。

今日のところは外見だけで我慢~。

スパークリング

ケルナー・スパークリング

さてログハウスのワイン会の1本目。

地下にワインセラーがあって、数百本のコレクション。
「乾杯のワインを選んでいいですよ」と言われたので、
北海道のワインの中から、未飲で、
そして乾杯に最適そうなのを選ばせてもらいました。

2014年に収穫なので、
ヴィンテージを付けるなら2015ということになるな。

オープン時は若干(というか結構)吹きました(笑)
まだ瓶内で発酵が続いていたのか、
地下セラーから運ぶ僕の手が震えていたのか(笑)
ともあれ、元気いっぱいのワインです。

ケルナーらしい香りと、リンゴや花の蜜を思わせる甘さ、
そして心地の良い泡が乾杯を盛り上げてくれる。

個人的には今回一番おいしかった、
たらこの燻製とドンピシャだと感じました。
ということで、結構海鮮と合わせても良いかも。

素敵な1本です。

白ワイン

北ワイン・ケルナー

北ワイン・ケルナー2006

ぶっとびのヴィンテージは2006ですよ。2006!
あのねぇ、白というのは、先に紹介したケルナーのように、
若さと爽やかさ、勢いが身上なんです。

で、熟成の効く白というのは、ヨーロッパでも多くない。
もっと言えば、熟成の効くケルナーなんて聞いたことがない。

それが目の前に、道産のワインとしてある。
これはすごいよ。

醸造担当が替わる前の、以前の造り。
樽香もかなり主張があって、酸も丸くなり、
ふくよかな印象になっている。
穏やかな陽だまり。豊か。

北ワイン・ケルナー2012

中央葡萄酒、千歳ワイナリーの北ワインシリーズ。
リーズナブルだし、結構飲んでいるのに当てられなかった。。。

北海道ワイン、サッポロワイン、そしてこの千歳ワイナリーは、
コメントに「フルーツ香」という共通項がありました。
似ているんだよな~。

ブラインドのテイスティングコメントは以下。

「キレイな透明に近いカラーリング。
 フルーツ香がもっとも印象的。
 それに比べると酸や厚みは今一歩か」

トロピカルフルーツのような香りと、そしてマスカットのテイスト。
ケルナーの個性と言っても、いろいろある気がする。
酸が強くてグレープフルーツのようなものもあるし。
「これぞケルナー」というのをどこに置くか、
非常に難しい気がする。

うーん。考えさせられる。

北ワイン・ケルナー2013

ケルナーというと、甘めのワインをイメージしますが、
これは透き通るように爽やかなワイン。

日本酒にも共通するような、こういう透明感のある白、
日本らしくてとても好きです。

甲州種の白に良く感じるんですが、日本の小川を連想するような手触り。
どんな料理も邪魔をしないし、合わせやすい。
北海道らしい酸を感じますが、
人を寄せ付けないような鋭さはないので、とっつきやすいというか、
親しみやすい感じ。

ワインを知らない人に千歳ワイナリーのワインを勧めるなら、
僕は間違いなく、このケルナーを選びますね。

北ワイン・ケルナー2014



千歳ワイナリーのケルナー。
天ぷらに合いまくりですよ!
酸もしっかりあって、香りも味わいもしっかりしている。
木村農園の葡萄を使っているらしい。さすが。

店員さんが「定評がある」と押してくるのもわかるな。
特に日本の料理と相性が良いと思う。

少し冷やして、自分が釣った魚と合わせるのは最高だな。

北広島から近いこともあるし、なかなか興味深いワイナリーです。

北ワイン・ケルナー2015

ケルナー好きなので、あるとどうしても手を出してしまう。
ケルナーの魅力は、やはりこのストレート感だな。
透明感と言っても良いかもしれない。
日本の品種だと甲州に共通する。
それでいて、ケルナーの方が特徴的な香りを持つ。

この香りも好きなんだよな~。
芳香剤で「ケルナーの香り」とか作ってくれないかな。
無理か(笑)

キムラ・ヴィンヤード・シロ

キムラ・ヴィンヤード・シロ2017

エチケットがこれまでの「北ワイン」シリーズと変わりました。
新しいヴァージョンの方がかっこいいし、
生産者の名前が入っていて好感度高いな。

期せずしてケルナー3連発。
飲み比べとなりました。

これは残糖感あまりない。
キリッとしたケルナー。
酸が強いのもまた良い。

透明感もあるし、優等生だねー。

北ワイン・ケルナー・レイトハーベスト

北ワイン・ケルナー・レイトハーベスト2010

ケルナーの遅摘み。

トロリとした極甘口。
しかし奥に芯の通った酸味がある。
甘口を美味しくするためには、
酸の強さが必要と聞いたことはあったが、
こういうことなんだな。

ただ甘いということとは違う。
熟成香が余韻の長さに拍車をかけてくれる。
贅沢な1本です。

赤ワイン

北ワイン ピノ・ノワール

北ワイン ピノ・ノワール2009

ピノ・ノワールの2009。
千歳ワイナリーの高須さんが、
「本当はこのくらい寝かせてほしい」とおっしゃる通り、
今飲むなら、これが最高に美味しい。

木村さんや新澤さんは「2010の方が…」とおっしゃってましたが、
僕は2010未飲なので(笑) 日本のワインも、
段々、超熟が可能なものが生まれてくる。

すると、歳月による変化も楽しめるし、
いいタイミングで開けたときの感動も数倍になる。
そういう意味でも、こういうワインが増えてくるのは、
とてもいい傾向なのでしょうね。

 正直、ここまでのポテンシャルを持ったワイナリーだと、
これまで認識していませんでした!
 北広島に引っ越した後は、千歳も近くなる。
ぜひ、来シーズンはワイナリーを訪れて、
千歳ワイナリーを深く知っていきたい!
そう強く思ったワイン会でした。
 いい出会いも多かったし、すごくラッキーでした。
ワイン会って、ワインを飲んで食事をする、
ということ以上の「何か」がありますね。
ぜひまた参加したい!と思える、いい会でしたー。

北ワイン ピノ・ノワール2011

千歳ワイナリーのピノ・ノワール2011。

折り返し地点を過ぎて、ついに赤です。
といっても、グラスだけ出されたら、
「ん?ロゼの登場?」と思うくらいの薄い色合い。
テイスティングに出すと、この色合いで難色を示す人もいるとか。

そういう人も、飲んでみるとコロっと態度が変わるそうです。
味わいとしても、非常にしっかりした造りです。

ボトルに入ると、しっかりと赤の色合いですよね。
これはボロネーゼのパスタと合います!
特にキノコの「枯れた感」に、熟成感が合う。
キノコの旨みって、ピノの熟成香に似てますよね?
そんなことないか(笑)
ともあれ、相性は非常に良くて、永久運動になってしまう!

この北ワインは、
醸造の青木さんが、葡萄の栽培をしている木村さんと、
単独で作る最後のヴィンテージ。
北ワインも社長が変わって、若社長になって、
フレッシュさを重視する造りに変わってきている。
白なんかは特に変わったという感想が多い。
以前の作りの方が良かったという評価もままあるようです。

ブドウの醸造も、長く続けていると、
「蔵菌」とでもいうべきものが付いていくとか。
その土地ならではの菌が蓄積して、
飲む人が飲めば、「あそこのワイナリー」とわかるくらいの、
特徴的な味わいを生み出していくのだそう。
こういう話も、面白いですよねー。

北ワイン ピノ・ノワール2013

個人的に、今回のワイン会での一押しはコイツです。

今現在、飲んでおいしいのは2009だった気がしますが、
この後、どう化けるかというポテンシャルも評価するなら、
この2013は非常に良い熟成が期待できる1本。

今のままでも十分、バランスが整ったハンサムなワインですが、
これが少し年を重ねると、すごく魅力的になりそう。

 今回のワイン会では、淑女の皆様から、
男性陣は「若い、若い」と評価を頂きましたが、
やはり時が与える大人の渋さってのが、
人間にもワインにも必要ですよねー。

 何年か熟成させると、若いころは勢いで美味しく飲めたワインが、
意外と伸び悩んでしまったり、逆にやんちゃが過ぎる赤が、うまくまとまったり。

このあたりの読み切れない感じが、ワインの魅力でもあるんでしょうね~。
ともあれ、僕はコイツが上手く熟成する方に賭けたい!
1本手に入れておいて、5年待ってみようかな~。

ピノ・ノワール プライベート・リザーヴ

ピノ・ノワール プライベート・リザーヴ2012

プライベート・リザーヴという名前の通り、やや特殊な、
官能検査をくぐり抜けた区画の赤。

名前の通り、非常に整った、美味しいワイン。
ただ、美味しいんだけど、印象に残らない。
優等生で良くできるんだけど、面白さが無いというか…。
 もちろん、他の赤ワインと並べていたら、
もっと違う感想になったのかもしれませんが、
前後で飲んだ2013、2009のインパクトの方が強く、
会が終わって思い返してみると、あまり感想が無い。

美味しかった、以上のことが出てこないんですよね。
 こういうところがワインの不思議さ。
良いワインがすなわち「合うワイン」とは限らない。
今回はタイミングが悪かったのか、コンディションの問題なのか。
ともあれ、「そこそこのワイン」どまりでしたね…。

2度目はワイン会にて2018年11月試飲。

うーん、これはうまいわ。
酸は確かに特徴的だけれど、行き過ぎていない。
魅力としての範囲内にきっちり収まっている。

6年たって、少し熟成の入り口に立っている気配はあるが、
まだまだ飲み頃は長く続きそうな気がする。

それもそのはず、良いワインだけが選別されて、
ビン詰されているのだもの。

こりゃあ、贅沢な1本です。
もちろん持っていないので、飲めたこと自体がありがたい。
こういう会には一期一会がある。
感謝ですね。

ロゼ

ピノ・ノワール・ロゼ

ピノ・ノワール・ロゼ2013

千歳ワイナリーのワイン会、乾杯のワインはロゼでした。

乾杯というとスパークリングのイメージが強いですが、
ロゼというのも、なかなかいいですね。
華やかな印象で、気分も高まります。

 このロゼも、木村農園のブドウ100%での作品。
木村さんと言えば、余市で葡萄造りを最初に始めた、
「7人侍」の1人で、その筆頭格。

ドメーヌ・タカヒコの曽我さんも研修を受けたほど、
その天才的な造りには定評があります。

今回もロゼ特有のイチゴっぽい雰囲気はありつつも、
甘すぎなくて、非常に飲みやすかった。
適度に酸がないと、乾杯のワインにはしづらいですよね。

席がたまたま隣になった木村さんの話がたくさん聞けて、
来年はぜひ、ドメーヌ・タカヒコだけでなく、
木村農園でもお手伝いをしたい!と感じました。

ボトルは、飲み終わった後のものですが(笑)

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マグマロック2017(オーヴェルニュ・赤)

原田商店の試飲会ワイン。

かすかに舌がピリピリする。

発酵の名残を感じるな。

そういう意味でもマグマ感ある。

力強さもありつつ、やはりガメイの本質はキュートさだ。

赤い果実の香りが押し寄せる。

熟成も期待できそうな1本。

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ワイン用ブドウの苗木づくり2019まとめ。

はじめに

「ワイン用ブドウの苗木屋になる」という目標を掲げ、
新規就農研修の最終年の今年、
見よう見まねで自らも仲間とともに接ぎ木作業を行いました。
その後の生育状況も含めて、ここで一度まとめてみようと思います。
作業別に、来年以降の改善点なども書いていきます。

事前準備

台木の枝調製

・4月7日
まずは台木の枝を運び込み、扱いやすい長さにカット。

枝が生きているかどうかは断面で判断。

芯の円形の部分が小さく、
周りの緑の部分が大きいほど充実した枝とのこと。
たくさん切って、少しずつ分かり始めてきた気がする。

その後、殺菌剤のベンレートと活力剤のオキシベロンに浸漬。
ほか、育苗箱を軽く洗浄しておく。

台木穂木準備、消毒、資材準備

・4月14日

台木品種を2芽残しの20cmくらいにカット。品種はテレキ5Cが主力。あとはヤマブドウ。

殺菌剤で消毒後、メネデールを入れた水に一昼夜浸漬。穂木品種も扱いやすい長さにカットして同様に浸漬。品種はリースリングとシャルドネ。

あとは育苗箱のセッティング。これであとは明日、穂木を1芽にカットして、オメガカッターでつなぎ、ロックウールに挿して温室へ。

さすが2回目。慣れてきたのもあって、300本の接ぎ木の準備が2人で2時間かからず。今回はソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールですね。少し早く終了できたので、我が家の挿し木の準備も。

接ぎ木

1回目

いよいよ接ぎ木。お手伝いも来てくれて、今日も4人で作業。ほんと、昼飯代だけで手伝ってくれるなんて、この感謝は忘れない。(しかも自前のつなぎを着て…笑)

足ふみ式のオメガカッターで接いでいく。

大量の枝、大量の育苗箱が埋まっていくのは快感ですね。

で、これがラスト。温室に入れた状態。だいたい1000本くらいはできました。しかし午前中はカッターの不調があったり、ロウが溶けなかったり、なんだかんだでバタバタして2~3枚しか完成しなかったことを考えると、午後で8割以上を仕上げたことになる。

作業に慣れて、スピードが上がってくれば、もっと数は行きそう。まだ枝も残ってるし、貰う先もあるし、芽が動き出すまでもう少し練習したいところ。

それと合わせて、今回の苗木たちの面倒もしっかりみないと。ああ、やることは無限にある。しかし、それが楽しくもあるんだよな。がんばるぞ!

2回目

栗沢で我が先生の接ぎ木の事前準備を手伝わせていただいた後、北広島に戻って自分たちの接ぎ木の第2弾を。今回はピノ・ノワールとソーヴィニヨン・ブラン。だいぶやり方も分かってきたし、作業能率も上がってきた。

こちらは温室管理分。ようやく湿度は安定してきたが、今度は温度が不安定に。外気温も変動が大きいこの時期、ずっと付いているわけでもないので、なかなか難しいところ。恋人に合うように、隙を見つけては車で15分かけて見に行く。さてさて、どれくらいうまくいくのやら。

右から普通の育苗箱、ふたを閉めれるタッパー、そして衣装ケースにロックウールを入れて挿し木の実験。切り口は全て木工ボンドで、ロックウール側はそれぞれ「発根促進剤ルートン」木工ボンド、何もなしの3パターン。

衣装ケースもほぼ乗せるだけですがフタをしめます。下には借り物の農電マットで下部から加温。これで発芽と発根にどういう影響が出るか実験です。。183本くらいですね。実験、実験。

3回目(5月10日)

挿し木・接ぎ木ともに終了の予定でしたが…。ありがたい申し出を受けて、ハウスで3回目。

やってみたかったノコクズを利用した接ぎ木の管理。ロックウールと結果は変わってくるのか?面白いチャレンジです。

これは下が培養土で、接ぎ部のあたりをノコクズにしてあります。これとは別に、我が家でもオール木クズのバージョンと、あとほぼ水のみでカルスのみ先行して形成させるやり方、これらの実験的にやってみます。

研修中の今年のうちにいろいろ試せるのは大きいな。

あとは十勝で買ってきてもらったヤマブドウを庭に定植。頂いたシャインマスカットの枝なども挿し木したので、うちの庭はブドウだらけになっています笑

来年は自分の園地に植え替えたいのですが、さてさてうまくいくか…。なかなか充実した日々です。

挿し木

4月24日
栗沢まで接ぎ木の見学&お手伝いに。先日の準備のときも感じたが、本当に練り込まれている。細かいマニュアルや基準作りが素晴らしくて、自分たちのやり方の見直しにもなって、非常に勉強になった。自分でやってからお手本を見るのも参考になるな。

さて午後からは、少し貸して頂けることになった長沼の圃場。挿し木で台木用品種の繁殖を行う実験用です。マルチを張るのも手伝ってもらって、なんとか1000本分くらい植えられる場所が確保できました。

地温を上げてから挿し木をする予定。研修休みの日を利用するつもりなので、雨の中の挿し木になるかな?枝は乾燥に弱いので、雨の中の作業は大変だが、ブドウにとっては好都合ですね。

さて、ギリギリ午前で運搬を終えて、昼飯を飲むように食べて午後からは長沼へ。台木品種の直挿しです。来春に向けて、母樹の繁殖です。目標は越冬して芽吹くもので650本。それを確保するための露地挿し木1000本が目標。

きっちり測量して、1/4の面積で280本が完成。この時期の長沼は風が強く、盛土をしたのが時間を食った。しかし今年の4月は雨が少なく乾燥気味なので、湿度を保つためにもやっておくべきと判断しました。

今回は発根促進剤ルートンもつけたので時間はかかった。何もなしバージョンはもう少し早く作業が進むはず。もうひとがんばり!

4月27日。

昨日から7時間かけてようやく完成。

挿し木の畑、ちょうど1100本です。来春からの自分の畑に、台木品種が650本植えられるのが目標。それができれば年産1万本は可能になる。その第一歩としての挿し木です。あとは6割5分の越冬率を達成すれば目標数は越える。さてさて、まだまだこれからが試練。

育苗管理

5月1日

温室よりも家の中で管理している苗木の方が全体に好調です。。。やはり温度と湿度の安定度ということでいうと、温室より家の方が優れているんですね。苗木を管理するなら、小屋を建てるのが一番かもしれない。とはいえ、温室の方も続々と萌芽が進んできました。この時期になると心配なのがカビ。温度が高く、湿度も高いのでカビにとっても良い環境。

2本ほど、カビの発生を確認しました。早速、ベンレートの2000倍の溶液で防除。噴霧器もないので野幌の資材店まで行って買ってきました。

接ぎ木も萌芽が進んできました。驚きなのは最も好調なのがヤマブドウに接いだリースリング。台木品種のテレキ5Cに接いだものよりも現在のところ順調。ま、萌芽が早ければ良い、とも限らないので難しいところですが。

発根や活着も同時に進んでいてくれるなら良いのですが。今後もたゆまず経過を観察していきます。

生育状況管理

萌芽数確認(4月末)

①公社
5c✖︎リースリング→1/220
5c→25/165(15%)
ヒマラヤ→58/220(26%)

②家、衣装ケース全て5c
ルートン→5/28(18%)
ボンド→5/28(18%)
なし→9/28(32%)

以上、全て4月15日実施分。
さて、1回目の接ぎ木から約2週間、
2回目の接ぎ木から約1週間経ったので、生育報告。

③接ぎ木、ケース密閉
5c✖︎ピノ→3/13(23%)
5c✖︎SB→3/13(23%)

これは4月20日実施分。衣装ケースのフタ付きと、ケースに密閉が成績良好。あと、ボンドとルートンがほぼ同じ状態になっているのが興味深い。

何もないものより発芽が少ないので、発根に力を入れていると考えてられる。透明ケースの接ぎ木苗が萌芽を始めたのも注目。僕が管理する中で最も動き出しが早い。これが良いことなのか悪いことなのか…。カルス形成は終わったのか?

衣装ケース内の挿し木は展葉と言えるかも、なので部屋の中の育苗箱とトレード。光に当てる。ただの育苗箱は、萌芽は1〜2個なので、湿度と温度の違いが大きな違いを生んでいることは、やはり間違いなさそう。

だいぶ展葉したので、もう湿度はそれほどいらないと判断。夜はトンネルかけて、じょじょに慣らしていく方向。育苗箱のビニールもはがして、水分を切り気味にして発根を促します。さて、5月中の定植に間に合うか。

今日は雨。

それを活かして今日はハウス内の作業です。

まずは生育旺盛なヤマブドウ系品種の果穂取り。
成長点を間違えないようにしないと…。
そして家で管理している接ぎ木苗。

根がロックウールからはみ出るようになったので鉢上げ。
生育がそろっていれば一気に定植もありなのですが、
育ちにバラつきがあるので遅いのを待ちます。
とはいえ、ロックウールでは水しかないので、
培養土のポットに移しました。

接ぎ木苗はピノ12→9本、ソーヴィニヨンブラン12→6本、
そして挿し木のテレキ5Cは55本→18本。。
接ぎ木に良い台木を使った残りで挿し木したせいか、
それとも別の要因があるのか、なぜか台木が不調です…。

そして湿度をほぼ100%に保てる家の透明ケースに、
ハウスで生育が遅い苗を移しました。
シャルドネとリースリング24本ずつです。

これで少しでも生育がそろえばよいのですが…。

5月末。
まずは余った枝をいただく僥倖があったので、
追加でピノ・ブランとゲヴェルツトラミネールの挿し木。

育苗箱1枚(55本)ずつくらい。
切り口が枯れこんできているので、どうか。
なんとか持ち直してほしいところ。

発根数確認(5月末)

その後、ハウス管理していた挿し木の発根確認。
地道にひとつずつロックウールを砕き、
発根やその予兆がないかを確認していく作業…。

あと、そろそろ40日を経過するので、
発芽、発根ともに予兆すらないものは失敗と判断しました。
そして発芽と発根があるものは培養土のポットに鉢上げ。

結果は以下。

●ヤマブドウ系
・小公子…発根ゼロ、発芽あり15/110、失敗95。
 →そもそも枝が細く、乾燥も進んでいた。
 挿し木の時点から皆で厳しいという判断だったから、
 致し方なし。

・ヒマラヤ(発根促進剤ルートンと木工用ボンドで実験)
 ルートン…発根32/275、発芽あり220、失敗23。
 ボンド…発根10/55、発芽あり38、失敗7。
 →生き残ったものの中で発根している割合で言うと、

 ルートンが発根率14.5%、ボンドで発根率20.8%。

●台木品種
・テレキ5C(ルートン、木工用ボンド、何もなしで実験)
 ルートン…発根13、発芽あり33、失敗14。
 ボンド…発根18、発芽あり32、失敗6。
 なし…発根7、発芽あり30、失敗19。

 同じく発根率はルートン31.7%、ボンド36.7%、なし19.4%.

ここからわかることたち。

①温度によって結果が違う?
家の中で管理しているものが発芽率50%を下回る中、
ハウスでの挿し木は発芽率50%を上回っている。
→5Cはやや低温を好む?

②木工用ボンドの効果
木工用ボンドは今のところ、有意に発根率を高めている。
(今後で逆転する可能性もあるが…)

③ヤマブドウ系と台木品種の違い。
5Cに比べると、ヤマブドウ系の方が発根率が低い
(あるいは発根が遅い)。

④発芽のしやすさで残すべき芽数が変わるかも。

ヒマラヤは90%以上が発芽するので1芽挿しで十分。一方テレキ5Cは「発根したけど芽が死んだ」というのが7本も。
2芽挿しにして確率を上げるか、7本程度なら1芽挿しで数を、と考えるか。。

⑤芽の周辺部分(芽の直下or芽を掻いた跡)からの発根が多い。接ぎ木と同じく、斜め切り口のかかとを芽の直下にすれば成功率が上がりそう。

…すべてのロックウールを砕いて確認して、また挿すというのは、なかなかに途方もない作業でした…(非効率すぎて)。しかしどのように根が形成されていくのかしっかり見れてよかった。

根を切ってしまったりしたので、無駄に成功率下げてる気もしますが…。ま、今後のためにも、今年はしっかり観察していきます。

仮植

そんな中、輪厚の畑を間借りして、テレキ5Cを仮植。発芽と発根が確認できて鉢上げしてあった54本を植えました。まだ、畑が無いので、庭も利用して仮植を。。

ヤマブドウ×リースリングが10本、
テレキ5C×リースリング46本、
テレキ5C×シャルドネが39本、
テレキ5Cの挿し木が24本ですね。

さて、これらがどれだけ本圃定植まで育つか。

6月10日

仮植第3弾は余市へ。

台木品種と接ぎ木苗の仮植をさせてもらいました。
場所は登のドメーヌ ユイ。

台木の畑も。

6月17日

実験室で預ってもらっていた苗木、
雨前ぎりぎりで庭に仮植できました。

さすが温度と湿度を適切に保つと、
発芽も発根も極めて良好です。
来年はこのレベルを目指さないと。
今回はピノ11本、ソーヴィニヨン・ブラン10本仮植。
あとはリースリングなどが数本。

これでここまでの接ぎ木の仮植の合計は、
リースリング71本、シャルドネ47本、ピノ・ノワール30本、
ソーヴィニヨン・ブラン20本、
ということになります。

まだポットでハウスに残っているものもあるとはいえ、
なんとも成功率としては低いものになりそうです…。
とにかく今年は「繋げる」という経験ができた。
来年からはもっと学んで、率をあげないとな。

6月20日。

こちらは接ぎ木。
数は多くないのでマルチ敷きから植えるのまで人力。
マルチャー欲しいな…。

その後、仁木からの偉大な客人2人を迎え、
輪厚の圃場も見学。
今年の接ぎ木の成果も確認。
昼食後、島松で苗を積んで、長沼へ。
長沼では僕個人として初の苗木出荷を実施。
接ぎ木ではなく、挿し木ですが。

せっかくなので、定植もお手伝い。



さすが、生育は早く実を結んでいるものまで。

根巻きもまずまずか。
ヤマブドウ系は発根が遅い。
生育をそろえるのが来年度の課題だな。

定植を終えての長沼の風景。
景色が良いところってのはやっぱ良いな。
遠く小樽まで望めるパノラマビューは最高。
石狩平野の全体が見える感じだ。
傾斜も急で、石ころの多さはまるでヨーロッパ。

さて、わが子たちがすくすく育ってくれると良いのだけど。。。

6月27日

ハウスで鉢上げの残りを。
まずは定植の残りを。

葉の周りが枯れこんでるものもあり、
(品種で言うと、ほとんど小公子だけど)
調子の良くないものはもう少しハウスで様子見。

あとは遅く挿し木したゲヴュルツ・トラミネールと、
あとはピノ・ブランの発根があるものを鉢上げ。

ピノ・ブランが34本、ゲヴュルツは11本。
やはり品種によっても生育に差があるなー。
環境要因なのだろうか??

要・追究だな。

6月末

安平の温室で預っていただいていた分。

リースリング、シャルドネの接ぎ木と…

テレキ5Cの挿し木ですね。
グローチューブをカットしたものや、
牛乳パックを利用して保温保湿したもの。

こちらはそのままハーフコンテナ。
かなり生育良好なので鉢上げすることにしました。

牛乳パックは鉢上げが楽。
というか、このまま定植もいけそうな感じ。

根の巻きもしっかりしているし。

鉢上げ後の接ぎ木苗↑と、

挿し木苗↓たち。

もう圃場に行ってもよさそうな元気さですね。

ま、中には狙ったところと違う所からの発根や、

そこから!?というところからの発芽もありますが笑

ま、これらも場所を見つけて定植していきます。

ジワジワ数が増えていくな~。

7月14日

自分の農作業第1弾は輪厚(わっつ)の圃場管理。

テレキ5Cの仮植畑。
52本植えたが今は36本に。
傾斜と垂直の列構成。
一番下の列が好調。

やはり水分量に影響を受けているようだ。
それが台木品種(親のリパリア)の特性なのか、
それとも今年の雨がほとんどない気候のせいか。
今後も見ていく必要があるな。

あと、この圃場は山にあり、日によっては風が強い。
背も高くなってきたし、支柱立てて誘引しないとな。
それに今回は1匹虫を捕殺。
林も近いし、たくさん出そうだ。

支柱と合わせて防除かな。
やはり畑を回るとやることがたくさん出てくるな…。

7月14日

第2弾は長沼へ定植。
安平から来た苗が良い状態だったので、
場所が見つかり次第、植えることにしました。

雨降る前を目指して、急ぎ足で植え切る。
なので、周りの除草は間に合わず…。
雨明けは周りをキレイにしないとな。

しかし雨前に植えられたことは、
苗木たちにとっては良いよな。
さて、この45本のうち、何本が残るか…。

支柱立て

8月5日

ここ数日の真夏日で、台木品種のテレキ5Cもグングン成長。
輪厚の圃場は1.2mくらいか。

1mの女竹を立てていたのですが、オーバーしたのでイボ竹。
成長が早いな~と思っていたら、
長沼の圃場はもっとすごいことに。

長いもので1.5m。
マルチに挿し木でここまで来るとは。
1.6mで摘心の予定なので、間もなくですね。
残りの期間は伸びることより、
太くなることにエメルギーを使ってもらいましょ。

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ファビュラス・マルヴァジア2017(イタリア・白)

原田商店の試飲会ワイン。

薄めのイエロー。スモモのような香りに、スパイスのアクセント。

甘さとアロマティックな香り、そしてわずかに残る苦味。

余韻も長く、ゆったり楽しめる1本。

なかなか楽しい白です。

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2019年までの総集編~農楽蔵~

はじめに

まとめシリーズ第2弾は農楽蔵。
函館のワイナリー。
僕の道産ワインの原点がドメーヌ・タカヒコなら、
道産ワインにハマらせたのは農楽蔵ですね。

シードル

シードル2013

2015年の1月末試飲。

余市のリンゴと、なんとカリンを混醸したシードル。

色合いは黄金色。香りは梅のよう。
シードルのイメージの範疇ではない。
水で薄めたような味わいが、ややマイナスだが、
それでもカリンの香りと味わいは、かなりの魅力。

今回は温野菜のサラダと併せましたが、超・合ってます!
最近、北海道ではシードルの生産量も上がってきているとか。
ワインだけでなく、期待感の高まるフィールドですね。
これからに期待を膨らませる、乾杯のシードルでした。

シードル2015

今日は鍋。
というのも、スーパーで魚介が安かったから。
半額セールに押されて、たらの「あら」を使った鍋。
最初は水炊き風、その後は牛乳とバターを加えて北海道風に。
クックパッドを見ながら作ったけど、こういうの、関西ではなかなかないよね。

合わせたのは農楽蔵のシードル。
海鮮なら函館でしょ、という単純な理由から。

いや~、それでも合うわ、やっぱり。
くいくい飲んでしまって、あっという間に2人で1本。
これまたワインと見紛う複雑さと味わい。
スバラシイの一言です。

難点はスイスイ行けるせいで、
もう1本確実にワインを開けてしまうということ。
コスパ的に、安いけどお得にはなってない…。

ま、ウマイからいいか(笑)

スパークリングワイン

ラロ・スプマンテ・アロマティコ

ラロ・スプマンテ・アロマティコ2010

農楽蔵ワイン会のフィナーレは、泡です。
それも、非売品。

ヴィンテージは2010。

まだ農楽蔵の醸造所が存在していない頃の作品。

ですから、ドメーヌ・タカヒコが醸造所になっています。

ナイアガラの味わいが、今に通ずる。
気圧は高めの泡ですが、それほど長持ちはしません。
黄金のカラーで、マンゴーシャーベットと合う。
味わいにも共通点があるのかな?

ほろ苦さがアクセントになっています。
豊かな今日のワイン会を締めくくる、
とっても面白いワインでした!!

ラロ・スプマンテ・アロマティコ2013

ブドウ品種はザラジェンジェ。初めて聞いた品種でした。
ハンガリー原産で、「ぶどうの女王」と呼ばれている。
香りは日本酒と共通点を感じる。清涼で透明感が強い。
北海道のワインでは、ちょいちょい使用されているようですね。

ナイアガラも使っているので、その香りも。
甘い香りがするが、味わいはまったくもってドライ。
ナイアガラの個性をここまで引き出している作品は初めて。
ナイアガラって、こうやって活かすのか~と感動。

こいつには、豆腐とアサリのスープが合いました。
豆腐と泡を合わせたのは初めて。
農楽蔵だからなのか、日本の食材との相性がとてもいい。
この泡にも、アサリのダシが心地よくマリアージュ。
和食と合わせるのに、とてもいいですね。

ラロ・フリッツァンテ・アロマティコ

ラロ・フリッツァンテ・アロマティコ2014

ヴェレゾンのワイン会で、2010~2013まで農楽蔵を飲んだわけですが、
それらと比べた印象としては、一段洗練されたというイメージ。
ナイアガラのような甘い香りと、ドライなテイストは変わらずだが、
奥行きの広がりが段違い。

何がそうさせるのか?造り手の思いなんでしょうか?
最新ヴィンテージが一番おいしいって、なかなかない。
成長し続けてないと無理だし、挑戦していないと起こりえない。

んー、いろいろ考えながら飲みまくったけど、
正直言って、僕の理解を超えている1本だった。
うまい、というしかない。

2回目。

鶏肉のグリルになめこのスープ、そしてオクラとブロッコリーのナムル風。
「タニタ」のレシピに出てきそうな、割と健康メニューでパーティー。

合わせたのは農楽蔵の泡。
泡と言っても微発泡くらいの感じ。
泡があまり得意でない奥さんでもスイスイ行ける感じ。

ドライなテイストが僕の好みですね。
落ち着いた雰囲気が合う味わい。
大勢でのパーティーというよりも、2人の夜という感じ。

それにしても、チキンのグリルと合うな。
余分な脂が飛んだチキンと、爽やかで軽い泡。
どちらも控えめなカップルという感じか。

アルコール度が強くないので、
僕としてはこの後、もう1本飲みたくなる感じだな(笑)
アペリティフ向きの1本でした。

ラロ・フリッツァンテ・アロマティコ2015

我が師匠が手に入れたものを、1本購入。
ついでに、グラス1杯分頂きました。

コメントの意味をようやく理解。
もう少し14を飲むのを我慢してれば、垂直試飲ができたのに…。
タイミングミスったなぁ…。

とはいえ、試飲してみての感想。

前も思ったけど、個人的には農楽蔵は早飲みが好きだな。
あまり熟成させずに、鮮度重視で飲んじゃう派。

今回も澱が完全に沈んでなくて、濁り酒のようですが、
そのニュアンスがかなり好きなんだよな。
あまり純粋過ぎない方が美味しく感じる。

そして梅のようなニュアンスが強く出ていて、
その青さを感じる酸がとても好き。

これで2000円って、手に入りにくくなければ、
マジで普段飲み用の泡の筆頭ですよ。
量産されないからこその魅力とはいえ、
箱買いできたらな…なんて考えてしまう1本でした。

農楽蔵さんは、ナチュリズム札幌は欠席でした。
台風の影響やら、いろいろな作業やらでこれなくなったとのこと。
しかし、ワインはあるし、他の生産者さんたちがサーヴしてくれて、
それはそれで貴重な経験に。

登場したのはラロ・フリッツァンテ・アロマティコ2015。
「フリザンテ」とは読まなんですね。今まで間違っていたな。

スパークリングにしては、やや高めの温度帯でのサーヴ。
この直前に飲んだタプコプとは種類の違う酸。
どちらかというと、ゆったりと柔らかい感じ。

そして、たまたまボトルの下の方だったので、
グラスに澱と酒石酸のキラキラしたかけらが。
こういう濁った雰囲気が好きなのでラッキーだ。

いつ飲んでも楽しい気分にしてくれる1杯。
どんなところで作られているのか、見に行くのが今から楽しみ。

ラロ・フリッツァンテ・アロマティコ2016

飲み比べということで、ラロ・フリッツァンテ・アロマティコ。
こっちが本家本元です。
弟とも言うべきモンペとの飲み比べ。
(すごい企画!ありがたい!!)

「アロマティコ」の名前通り、非常に香り高い。
「香り立つ」とはよく言ったもので、
グラスに鼻を近づけなくたって、香りが登ってくる。

味わいもナイヤガラの香りを強く感じる。
欧米人は嫌がるらしいが、僕は昔食べた葡萄を連想して、
非常に懐かしく、幸せな気分になる。

モンペと兄弟とは思えないほど、
その仕立て方というか、目指す方向が違うように感じる。

このラロは果実感も残り、香りも強く、
独りで自立していくだけの力と自信を感じる。

モンペからは、料理に寄り添って引き立たせる、
謙虚さと応望性を感じる。

どちらが良いとかではない。
見ている先が違うんだろうな。
同じ遺伝子を持っていても、
見た目は似ていても、兄弟とは違う人間。
同じように、この2つのワインも、
まったく別のワインとして評価するべきなんだろうな。

いろいろ感じるところの多い飲み比べだった。
ありがとうございました!

2018年12月試飲。

2015年ヴィンテージで全国リリースが終わり、レシピごと余市の千葉農園のナイアガラも、ドメーヌ・モンに引き継がれてます。ただ、台風被害などの諸事情で、2016以降もラロはリリースされてます。
で、そのラロと引き継いだドメーヌ・モンの、「モンペ」を飲み比べようという企画。
同じ栽培家が作ったナイアガラという品種、
同じレシピで作っても、
造り手が違う「モンペ」と「ラロ」は、
全然違うアイテムとなっていて、
飲み比べるととても面白い。

やはりラロは泡も優しく、透明感がある。さすがにキレイな造り。乾杯からゆるゆると料理に合わせても良い。
汎用性の高い1本。さすが、の一言です。。。

ノラポン・エフェルヴェザン

ノラポン・エフェルヴェザン ノン・ミレジム

奥さんを初めてヴェレゾンに連れて行って。
乾杯のワインはやはり泡で。

奥さんは「のらぽん」。
微炭酸だし、甘みがふくよかで、女子受けしそう。
特に奥さんは炭酸が苦手なので、喜んでました。

甘さも果実が熟したようなほんのりした甘さで、
これなら甘いのが苦手な僕もイケます。
(べたっと、まとわりつくような甘さが苦手なんですよね…)

食欲が湧く、まさにアペリティフとしてのワイン。
なおかつ、前菜3種盛り合わせともマッチ。
特にトマトとの相性がよかったな。
今度、スパークリングを飲みながら、ミニトマトやってみよう。
ドレッシングにもスパークリングが使われているのが面白かった。

ほのかにカリンの香りがする。
さすが格上感のある1本でした。

右から見ても、うららかな春。

個人的には、かなり良い合格発表でした。
ただ、それでも全員が受かるわけではないのでね。

甘い思い出の中に、しっかりタンニンがあるような。
そんな泡が良く似合う1日は他にない。

毎年、この日は来るんですが。
それでも「泡(うたかた)は、かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたる試しなし」という言葉通り、
同じ合格発表はないんですよね。

毎年違った喜びがあり、
毎年違った悲しみがあります。

今、のどを通って行った泡と、
今、グラスで生まれた泡は、同じだけど違うんだ。

今年は麻婆豆腐に合わせて。
辛さは抑えてある。

そんな辛さにも負けない複雑さ。
複雑な気持ちの夜にぴったりですね。

奥さんのこのワインの感想は、「葡萄の味がする」でした。
長らく2人でワインを飲んでいるけれど、
そんな感想、初めて聞いたな。

うん、でも確かにそうだ。
確かに噛みしめたくなるほどの、葡萄の味だ。これは。
ソムリエ教本よりも勉強になるな(笑)

複雑でありながら、その本質はシンプルで純粋なのかも。

シャワーのような泡も気持ち良い。
シャワーのようにいろいろな思いを洗い流して、
そして新しい1年が始まってゆく。

来年が最後なのかな。
皆で笑えるといいな。

ん~、やはりパワーがある。それでいて軽やかでもある。
複雑なようでいて、シンプルにも感じる。
ギャップにやられるな。

なかなかいろいろと思いを馳せてしまう一杯。
哲学的なんだ。農楽蔵は。

今から思い返すと、ワインにハマったのも、
こういう複雑さを感じたからだったように思う。
ビールやチューハイでは味わえない、奥深さ。
いわば「どハマリ」した原点の味。

ノラポン・エフェルヴェザン2015

味わいもアタックが強くて(泡なのにアルコール度11度!)、
そして凝縮感もハンパない。

このリンゴの蜜のような甘さのあるスパークリングに弱くて。
でも、基本的にシャンパーニュの一部でしか味わえない…
と思ってたら、こんな身近に!

非常に複雑。泡なのにタンニンも感じれます。
酸も、それほどではないけれど確かにあって。
複雑さということで言うとナンバーワンでしょ。

泡が好きでない奥さんも、コイツは高評価。
「まさに北海道を感じるワイン」と最大レベルの賛辞。

「この後、やらなきゃいけない仕事がある」って言う彼女に、
2杯目を飲ませるなんざ、正気の沙汰ではない。

出会えてよかった。
これは間違いなく名品ですよ。

ブラボー!

やはりこの凝縮感は前のヴィンテージよりも一段上になっていると感じる。
林檎のような、果実感がギュッと詰まっていて、香りが爆発する。
一口目からインパクトがあって美味しいし、時間と共に変化も楽しめる。
泡も細かくなっている気がするな。非常に美味い。

ぱやぱやぺてぃあん

ぱやぱやぺてぃあん2018

さて、ワインヘリテージのワイン紹介。

毎年長蛇の列、からの速攻で試飲終了のブースから攻める。

今年も農楽蔵さんからです。

こりゃまた、いつもに増して、ゆるーい雰囲気のエチケット。
名前も「ぱやぱやぺてぃあん」です

ペティアンの名の通り、微発泡のワイン…
というか、泡はほとんど感じない程度。
ナイアガラっぽさがありつつも、爽やかで清涼感に満ちている。

乾杯や、スタートを祝うのにピッタリな1本。
うーん、このゆったりした味わい、個人的には大好きだな~。

この後飲むワインにも期待感が高まる1杯でした。

オーノラ・ブラン

オーノラ・ブラン2017

2019年2月試飲。

鹿肉のワイン会1本目。
初めて飲む函館の農楽蔵のアイテム。

料理を注文して、待つ間の乾杯ワイン。
なんて贅沢なウェイティング・ドリンクなんだ笑
ナイアガラで作られてるとのことで、ラロと共通点を感じる。

でもこちらの方がおしとやか。
ナイアガラって、香りも味わいも主張が強いが、
こいつはうまく抑制が効いている。
なんとまぁ涼やかな味わい。

いくらでも飲みたくなるな。
のっけから、インパクト抜群の1本。最高のアペリティフです!


白ワイン

ノラポン・ブラン

ノラポン・ブラン2012

014年8月末に、農楽蔵ののらぽん・ブラン2012。グラスで700円。
アロマティックでいい。林檎の香りがふわりとただよう。
酸はやっぱり北海道のテロワールですね。
バランスの良さはピカイチ。

ノラポン・ブラン2013

硬質な酸は農楽蔵、ひいては北海道の象徴でもある。
甘味はほとんどなく、高貴な印象を受ける。
これがケルナーからできていると聞いて驚き。
正直、ケルナーは本場ドイツよりも、北海道の方がうまく使っている。

 旨みも感じさせるので、和食との相性もいい。
豆腐の入ったスープと合う。
和食で晩酌をするときは、ぜひそばにいてほしい1本。

ノラポン・ブラン2014

合わせたのはノラポン・ブラン。
最近、かなり農楽蔵を満喫しているな。

ファーストアロマはリンゴ。蜜の味わいもある。
酸は(農楽蔵の中では)強め。
僕はこういうドライさが好き。
奥さんは甘めのが好きなので、反応はやや薄い。
ウチは白の好みがビミョーに違うのでややこしい。

酵母の香りかな。
醸造しているときに感じる香りもある。
こういう香り、大好きなので、やみつきになる。

しかし、このノラポン・ブランは熟成で本領を発揮するかも。
以前、「農楽蔵は早飲み派」と書いたけれど、
このノラポン・ブランに関しては酸の角が取れてからにも興味あり。
非常に深い白に変化するのではないか。
ん~、熟成用にもう1本欲しいな(笑)

そして料理は…

ノラポン・ブラン2015

グラスに注ぐ段階からわかる、華やかな香り。
今回のメンバーで飲むのはほぼ自分だけなのに、
(帰りのドライバーをやってくれる奥さんに感謝…)
グラスにあると飲まずにいられないのが農楽蔵だな。

軽やかなタッチ、小気味の良い酸、華やかな香り…。
やっぱ外さないわ。
基本的に早飲みが有力だな。
乾杯にも使えるバランスの良い1本。

で、今年のヴィンテージということで感じたことは、
意外に奥行きがあって、あれ何か熟成もするんじゃ?という印象。

白の熟成って、酸の角が取れてまろやかになる感じだから、
それほど酸の強くない農楽蔵の白にとって、
熟成ってあんまり力を与えない…と頭では思うんだけど。
それでもヴィンテージを追うごとに、熟成に向く造りになってる気がする。
タフそうというか、表情が変わっていくんじゃないかという期待感。
熟成で世界観が一気に広がる白もあるし。
(タキザワさんのソーヴィニヨン・ブランとかそうだったな…)

いや~、本当にヴィンテージごとに進化してくれる!
農楽蔵があってよかった!(笑)

合わせたのは、函館の農楽蔵。ノラポン・ブランの2015。
ホワイトデーだけに白ワイ…まぁいいや、それは(笑)

アルコール度も低めで、果実味が豊富でうますぎる。
リラックスして飲める。
液面には現れないけど、口中でわずかに感じる発泡。
吹かないように、スクリューキャップになりました。

まるで実家のような受け入れられ感。
トロピカルフルーツの味わいが口いっぱいに広がって、
もうバカンスのような気分ですよ。
はー。たまらなくウマイ。

海と浮き輪。ノリノリですね(笑)
このエチケット大好きだ。
「洞爺グラフィック」さんの作品です。素敵だ。

柑橘のアロマ。そしてリンゴの蜜のような甘さ。果実の香りに溢れている。これは癒される味わいだわ。
てんぷらや豚しゃぶという、割と個性の強い料理にも負けない芯がある。さっぱりしつつ、力がある。理想のワインだと感じる。
基本は骨格がしっかりしたドライなワイン。でも、優しい甘さも感じるんだよな。力が湧いてくるわー笑

ノラポン・ブラン2016

2019年1月。

農楽蔵のノラポン・ブランです。北海道らしいケルナーやミュラー・トゥルガウで造られた白。
アロマティック品種なので、ブドウ由来の桃などの香り、(個人的に「ネクター」のジュースと共通点を感じる笑)あとは蜜のような甘み、それでいてすっきりとした酸が特長。
アルコール度も高くないので、ラストでもしっかり楽しめる。

農作業のシーズンは、なかなかワイン会やるのも難しいが、冬の間は勉強も兼ねて、ちょくちょく開催できると良いな。
久しぶりのメンバーとも飲みたい。希望の方はぜひお声掛けを笑

ノラポン・ブラン2017

2018年の8月試飲。

北海道ワインアカデミーにて。

左側の方ですね。農楽蔵を代表するアイテムです。生産量もまずまずあるので、本州も含めて流通してます。

限りなく透明に近いイエロー。わずかに感じる発泡は、亜硫酸を使わない代わりに使用している、炭酸ガスの影響とのこと。
なぜかまたタンクの前に立って試飲。栗澤ワインズでもプレス機の前にいたような笑なにか癖があるのかもな。

白は全て除こうナシ。灰カビは健全なら残している。ボディをつけるのと、酸とのバランスで。
うむ。いつものリンゴのアロマ。酸といってもトゲトゲしていないのは、リンゴ酸が意外に多いからかも。
ブドウは余市のケルナー。
香り高く、第1印象からキュート。味わいも良くて、人当たり良い。そりゃモテるわ笑
早飲みしてもバッチリ美味い白です。


ノラ・ブラン

ノラ・ブラン2012

色は薄いイエロー。

コクを感じる深さと、心地よい酸。
シャルドネで作られていて、「これだけを作りたい」というこだわりの1本。
余韻が非常に長く、何分も続くので、会話が途切れがちになる(笑)

樽香もわずかに乗っている。
香ばしいトーストの香りをほのかに感じるので、
バゲットを何枚も食べてしまった。良く合う。

こだわりを感じる、最上級の1本。

個人的に、エチケットのネコの絵もかなり好きです。

ノラ・ブラン2014

いや~、農楽蔵の抽選にも外れ、
もう今年は飲めないかと思っていただけに、感動の1本でした。

夏場のトマトが余っているときに作り置いて、
冷凍してあったトマトソースを使って、
アンチョビを加えたパスタと共に。

アタックが強く、芯の強さとアルコールを感じる。
アルコール度も13%なので、北海道ワインの白の中では、
かなり強めですね。

そして樽香。バニラの香りにうっとりさせられる。
農楽蔵の魅力は品の良い甘さにあると思う。
甘さを感じるワインはどちらかというと僕の好みでなく、
シャープな酸を感じる白が好きなのだけれど、
農楽蔵だけは例外。品が良くて心地よくて、
うっとりと身を任せたくなるような甘さです。

で、ふとエチケットを見て。
ああ、そう。こういう女の子のような猫。
こういう雰囲気ですね

深いコクもあるので、オリーブに合うかと思ったが、
ちょっとオリーブと合う感じではない。
どちらかというとカボチャの煮ものと合う感じ。
パスタのアンチョビとも、なかなか相性は良かった。

さすが、段違いの味わいでした。
素敵な1本。
countrylifeさん、ありがとうございました!

ノラ・ブラン2015

2017年4月。

ワインも最高にうまかった。
新しいワインなので、まだまだ元気。
サーヴした瞬間、液面にふわっと泡が残る。
微発泡というには儚いほどの泡。
口に含むと、チリチリと泡の名残を感じることもできる。

そして香りと言い、味わいと言い、なんともフルーティー。
バスケットいっぱいのフルーツの香りを嗅いでいるようだ。
柑橘、トロピカルフルーツ、熟した林檎…。

アルコール度数は14度だが、まったく感じない。
すいすいと飲めてしまう濁りのある白。
ボトルは寝かせてあったが
(スクリューだから関係ないけど、つい習慣で…汗)
それでもビン底は濁りがあって、色合いが白くなっていく。

そのあたりの、少し苦味のかかったところが好きなんだよな~。
新年度。新たな出発を祝ってくれるようなワイン。

ブランは、やはりクリーンな味わい。
爽やかなんだけど、甘さもあり、そして説得力がある。
この果実感というか、トロピカルフルーツ感がそうさせるのか。
このキレイに伸びていく余韻は最高だな。
北斗市の農楽蔵の農場のシャルドネが90%使われている。
この年が、自家農園の実質初成りらしく、
粒が小さめだったことが、この味わいを生んだのかもしれない。

農楽蔵の白も、フルーティーでスイスイ進む。
どちらかと言えば白は酸が立つ方が好きなんだけど、
リンゴのアロマのする、この甘めの白が大好きなんだよなぁ。
飲み始めたら止まらない。
もうボトルが1本空いてしまうワインです。

高めから注ぐと、微発泡していることが分かる。
わずかな泡、ビン底の濁り、優しい味…。
そのすべてが僕を包み込んで、癒してくれる。

素敵な夜だ…。

ノラ・ブラン2017

2018年11月、Tepp’sワイン会のワイン。

大好きな農楽蔵の白。

あれ?農楽蔵らしさがない…というか、味わいも酸だけが突出。しかも、あまり気分の良い酸でない。
慌てて歌市内の遠藤さんに聞く。すると、これはかなり還元的とのこと。味覚が鋭敏な人にとっては、「萎えるレベル」とのこと。
これはアンラッキーだった。果実味爆弾を期待したんだが。
スワリングすると、かなり香りが出てくる。デキャンタしてサーヴが正解だったな。今更だけれども。。。
ま、次の出会いに期待です。

ノラケン・アンフュ

ノラケン・アンフュ2014

これを飲んだ後のメモには、ただ一言「香りが饒舌」と書いてました。
ほんと、酔ってる自分は上手いこと言うなぁ笑
すごく様々な香りがするんです!
これがケルナーの単一とは、うまく理解できないです…。
とにかく、香りの変化もあるし、覚えきれないほどの香りの要素。
絶対にアッセンブラージュか、もしくは混醸だと思ったな。

だって、ゲヴェルツみたいな芳香もあるんですよ!
これを飲むと、無口になります。
ワイン会向きじゃない笑
考えこんでしまいます。

清涼感、酸の感じはケルナー。
北海道のケルナーは一押しだけど、これはその魅力を完璧に引き出している。
恍惚とした気持ちにさせてくれる1本。

ノラケン・アンフュ2015

ノラケンのアンフュ。
こいつもケルナーですね。
いや~、本当にここで酔わせてもらったな。
ノラケンの赤と白で身も心もトロトロですよ(笑)

香水のような香り(この香り、電車でも思い出してニヤついてしまったな)
そしてキレイな酸、バランス感。
本当に優等生だと感じます。

まだまだ北海道のワインは成長して行ける。
もっと多くの人が道産のワインにハマっていくんじゃないかな、
とコイツを飲みながらしみじみ考えてしまった。

今回のイベントの参加者は300人とか。
タクシー・電車だけでも結構な経済効果があっただろうし、
今後、飲食店なんかも参加してくると、
もっと大きなイベントになってきそうだな。

ノラケン・アンフュ2017

ワイン・ヘリテージで飲んだワイン。

バニラのような甘い香りがふわりと立ち上る。

樽が効かせてあるのだろうか?

ゆらりとしていて、揺蕩うような美味さ。

とりあえず農楽蔵さんの出品3本のグラスを確保したので料理も。

今回の京王プラザホテルさんの料理は、

北海道のワインに合わせることを強く意識していたように思う。

白を合わせるための魚を中心とした海鮮料理が豊富で楽しめた。

特にこの鯛のパイ包み焼きは、あっさりしているが淡泊でない。

まさに農楽蔵の白のためにあるような料理。

うーん、これぞマリアージュ。

最高に楽しめました!

ノラケン・ブラン・グリ

ノラケン・ブラン・グリ2017

さて、ワインヘリテージのワインの紹介。

初めて飲むアイテム。

これまで飲んできた農楽蔵さんの作品に比べて、

力強く、説得力があり、香りの主張もかなりのもの。

名前に「グリ」と入っているが、品種にピノ・グリが使用されているのだろうか?

だとすると、このパワーも頷ける。

だとすると、このパワーも頷ける。

日に日に進歩を続ける北海道のワイン。

それを追いかけ、支えていきたい!と改めて実感しました。

赤ワイン

ノラポン・ルージュ

ノラポン・ルージュ2012

014年8月末に、飲んだのはノラポン・ルージュ2012。グラスで800円。
香りも味も個性を感じる仕上がり。
料理に非常に合わせやすい感じ。
今回も、どの料理ともバッティングしなかった。
タレであろうと、牛肉であろうとOKな感じ。

一番魅力に感じたのは複雑性。
日本の赤ワインでは、なかなか複雑な味わいを感じれない。
奥深さという感覚を抱いた、貴重な赤。

ノラポン・ルージュ2013

農楽蔵ワイン会も、いよいよ赤に進んでいきます。
ここからはなんとマグロの漬けちらしと合わせて。
合うのか…?と懐疑的でしたが、結果は◎です!

色合いはきれいなルビー。

グラス下の影、すごくキレイ。まるで影絵のよう。

メルローとヤマ・ソーヴィニヨンのアッセンブラージュ。
個人的に、このセパージュは大好きだわ。
北海道のメルローはどうしても線が細く、
優男みたいな印象になってしまうんですが、
そこに少し山ブドウかヤマ・ソーヴィニヨンが加わると、
俄然、りりしい感じになってくる。

今回はメルロー比率が高めかな?
ライトな赤で分かりやすい。
とっつきやすい赤ですね。

ノラポン・ルージュ2017

2018年8月のワインアカデミーにて。

この6月に瓶詰、6月末にリリースされたばかり。最新ヴィンテージですね。
色合いは薄く、向こうが見える。軽やかではあるが、奥に揺るがない芯がある。ジューシーさを感じる。農楽蔵の中では最もポピュラーなノラポンシリーズ(それでも手に入らないけど…)。それだけに気さくな雰囲気がある。
第1印象はピノ・ノワールかと思ったが、上記の要因から、似てるが収量取れるツヴァイと予想。
正解はメルローメインの4割ほどツヴァイ。タンクで醸し、満量詰め。
スクリューキャップを採用してるのは、亜硫酸不使用なので、ボトル差をなるべく無くすため。
あとは作業面で、瓶詰後すぐにコンテナ詰めできるから。(コルクだと馴染むまで2晩ほど立てて、その後にまた寝かせることになる)
最近の流行りのディアムは、まだ様子見とのことです。
吐器が用意されていましたが、誰も吐く奴はいない。そりゃそうだわな笑最高の赤だもん。

ノラ・ルージュ

ノラ・ルージュ2014

農楽蔵の赤ですね。2016年3月と5月で2度。

我が師匠がグラス1杯分をくれるというメールを見て、
記録的な暴風雪の中、仕事帰りに(真夜中に)ワインを頂戴しに。


用事があったので、いったん札幌駅まで行って、
戻ってくるという手間のかけよう。
「赤ネコ飲む?」という言葉に誘われて、
吹雪の中、フラフラしてました(笑)

やはり香り高い。
雪の中に刺さっていたので、少し温度が上がったくらいが飲みごろ。
香りはまさにエレガント。

農楽蔵は、一言で言うと「調和」だな。
こういうハーモニーは不思議だ。
飲んでみると、「これしかない」と思う絶妙のバランス。
でももちろん、自分で作るのは本当に難しい(のだろう)。

いいな。すごく素敵だ。
がんばって吹雪の中、車を走らせてよかった。

農楽蔵は開けた瞬間から、
「ああ、これは良いワインだわ」という香り。
そういうワイン、いくつかありますよね。
ボルドーならシャトー・ヴェイシュヴェルが。
ブルゴーニュならフレデリック・マニャンが。
そして日本なら農楽蔵が。
いわゆる会った瞬間に恋に落ちる、一目惚れ系です。

ボトルは立てて置いたので、
色あいは飲み進めるごとに変化します。
最初は明るく、光を通す赤。
最後は濁りが出て、深遠な濃い紫に。

味わいも最初は酸が目立つが、2~3度のスワリングで落ち着き、
甘やかな果実味の主張が目立ってくる。
第一印象はツンとしているのに、付き合っていくと甘い。
1本のボトルでも変化が楽しめる。
後半は澱の影響もあって熟成を感じる。
落ち着いた、陰性のブルゴーニュのよう。
静かな、深い森だよね。

奥さんも「個性的。個性的なのに、とてもおいしい」と。
個性というのは両刃で。
時として批判的にも使われますよね。
(褒める時が見つからないときは個性的って言っとけ、みたいな)
でもコイツは、一発で農楽蔵とわかる香り、
他には無い特徴的な香りと味わいなんだけど、
みんなが間違いなく美味しいと感じてしまう。

なんなんでしょうね、これは。
ありえないものが両立しているような。
そんな感覚に陥る。

最初の1杯から、最後の1杯まで、
あまねく楽しませてもらいました。
(個人的にはボトル上部の澄んだキレイさより、
 ボトル底の方の濁った渋さが好きだ)

これはスゴイわ。最高の1本。

ノラ・ルージュ2016

2016年といえば、空知エリアは台風もあって大苦戦の年でしたが、
函館は割と良いヴィンテージとのこと。
メルローが60%、ピノは40%。
ほぼすべてが除梗されているとのこと。

果実由来の甘さも感じつつ、タンニンが引き締めてくれる。
このタンニンがこなれるのを待つのも楽しそうだし、
今の味のバランスでも楽しめると思う。
個人的には、そろそろ飲み頃だと思うな。

ピノによるライトな感じもしっかりあるが、
決して薄いという印象は受けない。
メルローもピノも、僕の大好きな品種。

それがこうして、絶妙のダブルスを組んでいるのを見ると、
最高に幸せな気分になるんだよな~。

ノラ・ルージュ2017

2018年12月試飲。

農楽蔵の赤です。ヴィンテージは白と同じ最初2017。
ルージュは最高に良い。
これで17とは思えないほどの力。
香りも強く、まるで花束だ。
味わいも深く、複雑。
それでいて濃すぎない。
好みにドンピシャリ。
さすごだわー。
帰りの電車、ずっとコイツの思い出に浸ってた。
顔がニヤけてなければ良いんだが。
ただの変なヤツになってしまうからな笑
さすがの1本です。

ノラ・ルージュ・ゼロ2015

2017年1月。

1本めとほぼ同時にあけておいて、
ピザのタイミングに合わせて、サーヴのイメージで。

ノラケン・ルージュ

ノラケン・ルージュ2015

7月に行われた、「ラ・フェット・デ・ヴィニュロンズ・ア・ヨイチ」
というイベントにて。

すごいな。ノラケンがドン!と置いてある。
スタッフの人が両手にノラケンを抱えて走ってたりすると、
シーラカンスの大群を見たような気分になる。

これもツヴァイゲルトレーベなんですね。
これまた、ここまで飲んできたツヴァイとは違った顔を見せてくれる。
どちらかというと、パワーよりも繊細さが売り。

ここまでのツヴァイは、どちらかと言えばストレートな魅力。
パワーがあって、マッチョで、分かりやすいものが多かった。

こいつは筋肉質なんだけど、決して単純ではない。
味わいの奥にはしっかりと農楽蔵の共通する世界観がある。
それでいて(これはいつも思うんだけど)男性的。
ノラポンとかラロに比べて、男っぽい気がするんだよな。
そこが、魅力。

今日は、余市駅からのタクシーの乗り合わせで、
神奈川県から朝イチの飛行機に乗って、
このイベントに参加している人と同席したけど、
たしかにそこまでやりたくなる気持ちもわかるな~、
と、コイツを飲みながらしみじみ思っちゃいました(笑)

ノラケン・ヤマローネ

ノラケン・ヤマローネ2013

乙部町のヤマ・ソーヴィニヨンを1か月陰干しして作られている。
イタリアのアマローネから来たネーミングでしょうね。
陰干しして作るという手法も一緒だし。
亜硫酸無添加。

いつもなら、美味しいワインはクイクイと行ってしまう。
しかしコイツは、慈しむようにゆったりと飲んでしまう。
(奥さんには、「ワインは本来そういうモンでしょ」と言われた…)

フルーティーなんだが、軽さはちっとも感じない。
ヤマソー独特のビターな香りもある。
力強さはあり、理解しきれないような懐の深さもある。
今回、誘ってくれた鈴木さんいわく、かなりまとまって美味しくなっていると。
熟成を必要とするタイプのワインな気はしますね。

掴みかかってくるような強さがあるので、
タレと合わせて食べると最高だった。
特につみれとかね。力をもらえる赤だ。

本当、北海道は赤もウマイぞ。
最高の赤は、そうそう手に入らないのが難だけど。
飲めたら、必ず幸せになりますよ。
絶対です。

ロゼ

ラロ・スプマンテ・アロマティコ・ロゼ

ラロ・スプマンテ・アロマティコ・ロゼ2013

キャンベルとセイベルでできているロゼ。
ロゼと言っても、オレンジのような色合い。

爽やかなロゼで、甘みはほとんどない。
2気圧くらいの、微発泡という印象。
底には澱がたまっていて、味わいは変化していく。

僕の感じた印象では、ラムネのような印象。
飲み物ではなくて、あの白い塊のラムネ。
懐かしい感じの甘味が、ほんのりと。

海老のフリットと併せましたが、
ちょっと油っぽいものとの相性がいいかも。
ヴェレゾンは、料理との合わせ方もうまい。

子の合わせ方で、ワインがよりおいしく感じる。
女子受けしそうなロゼ。
色がもっときれいだと、なおよいか(笑)

ラロ・スプマンテ・アロマティコ・ロゼ2014

2016年2月に飲んでいます。

「楓」のピザに合わせて、
ワインは農楽蔵のロゼ泡を合わせました。
ヴィンテージは2014。1900円です。

モチっとしたピザ生地に、合うのなんのって!
アルコール度数も低めて口当たりが優しい。
このあたり、「楓」のピザとの共通点を感じますね。

ワインの色もそうですが、味わいからもカリンのような、
アンズのような爽やかな甘さと酸味を感じます。
これまた、酵母の雰囲気もあり、手作り感を感じるワイン。
ピザと同様、家庭的な印象を受けます。
プロっぽさがあるノラ・ブランなどとは違う魅力ですね。

エチケットも可愛くて、パーティー気分を盛り上げてくれる。
素晴らしい1本。

洗練されたシティーボーイのようなワインたち。
「農民」という印象のドメーヌ・タカヒコと、
僕の中では対極にある印象のワイナリー。
でも、両方とも好き、という矛盾が、
ワインならではですかね(笑)

ワイナリー訪問記

農楽蔵(醸造所)

2018年8月北海道ワインアカデミーにて訪問。

元々は印刷所だったらしいですが、
さすが函館、シックでお洒落だわ。

元印刷所の建物を使った街中ワイナリー。
北向きで両側が山なので、ひんやりした印象の屋内。
こちらの2階部分が裏の家の1階に当たる高さなので、
日も入りにくいし、気温も上がりにくい。

夏場は家庭用のエアコンで充分にしのげる。
冬はさすがに業務用のエアコンで15度くらいをキープ。
ワインには最適の環境ですね。

ほぼワンフロアで、手狭な印象ですが、
天井を抜いたところが2階になっていて、
使い終わった道具はリフトで仕舞えるところが便利そう。
面積より広く使えている印象。

農楽蔵は生産本数が全体で1万2000本くらい。
もう少し減らしたいと考えているとのこと。

全アイテムで亜硫酸は不使用。
そのために炭酸ガスとドライアイスは使用している。
サニテーション(洗浄)にも細心の気配りをしていて、
全ての道具で使用前と使用後は洗浄。
洗剤を使って80度のお湯で洗浄後、
最後は水で再度洗い流す。
樽洗浄機も使用。

この徹底ぶりがあってこその亜硫酸不使用なんでしょうね。

また、北海道という気候も不使用の助けになっていると。
気温が低いこと自体もそうだし、
それにともなってPHが低く(酸度が高く)、3.9くらいまでにおさまる。
これが予期せぬ微生物が働くことを抑制しているとのこと。

白ワインは除梗なし。
自社ブドウと買いブドウが半々くらいの割合。
灰カビ(貴腐菌)は残して仕込む。

赤ワインは除梗あり。
ボランティアのお手伝いにも来てもらって、
1~2週間で終わらせるとのこと。
梗を取るのは、
梗の味は農楽蔵のワインにはいらないからとのこと。

コルクは上位キュベのみで、
今はスティルヴァンのスクリューキャップをメインで使用。
亜硫酸を使っていないので、
天然コルクだとどうしてもボトル差が生じる。
それを避けるため。

あとはコルクだと打栓後すぐに横にできない。
1~2晩立てておいて、そこから横にする作業がたいへん。
スクリューだと即座に横置きでコンテナに詰めることができる。

この後は実際にワインを飲みながらお話を聞く。
その内容はこのあとボトルと共に紹介します。

天然酵母を使用しているので、
ブドウが慣行栽培か自然農法かで、
発酵しやすさが違うという話とか、
畑と醸造所が離れている理由とか、
(出身地ではないので、飲食店に近いところにいたかったから)
面白い話がたくさん聞けてよかった~。

文月ヴィンヤード

農楽蔵の醸造所からバスで移動して、農楽蔵さんの自社畑、文月ヴィンヤードへ。ここで旦那さんの佐々木賢さんの話を伺う。

なんだか凄く懐かしい雰囲気。生えてる草の感じとか、風の運んでくる匂いとか、本州で馴染んでる雰囲気に近い気がする。

ブドウの守り神、バラも1株。小さな軽トラと、夫婦2人で回せる面積、実働2ヘクタールくらいの畑です。

佐々木さんは2011年に夫婦で就農。2012年に大多数の樹を植えたので、6年目ということになる。

自分の好みに合った場所を探して、この地にたどりついたとのこと。

シャルドネの適地を求めて、

長野の東御や、山形の標高高めのエリア、

そして道南の中から選んだ土地。

選んだのは、ここ道南だが、
実は積算温度では余市や岩見沢と同じくらい。夏30度超えないし、7月末からが暑くなる。

ヴェレゾン後、温度上がるが上がることと、北斗は冬寒く、雪多いのが良い。平均80cmから1mくらいは積もる。
凍害の心配はほぼないのが利点。

乙部はシャルドネに向いた土地だと考えているらしい。

大野平野はヴィニフェラの栽培は明治以降。
歴史の無い土地だからこそ、工夫が必要。

北海道が生んだ「斜めの仕立て」と、

本州の春剪定を組み合わせる工夫をしている。

土壌は重粘土で、樹勢は弱め。

土壌改良は牛フンのぼかしなど。

あとは赤クローバーのタネとか。


5年に一度、石灰を入れる。

粉状の石灰を2mmくらいの厚さくらい入れる。

現在、PHで6.0くらいになっている。

PHはそれ以上はあまり気にしていない。


現在の品種は8割がシャルドネで、

1割はピノ・ノワール、残りが試験品種。
混植ではピノ・ブーロやモンドゥーズなど。ラベルに品種は書かない。混植にしていきたい。


新しく始めるなら、

クローン、台木、土地選びが重要。


クローンは樹勢強ければ101-14、

粘土質でS.O.4、テレキ5Cがよい。

台木は畑の状況と、どうしたいかによる。

反収減らしても充実した実がほしいなら密植。

畝間は軽トラが入れるように2.5m。

今なら2mでもよいと思っている。

この条件なら、テレキ5BBは有望度低め。


赤品種ではグロワール・ド・モンペリエ。

樹勢が弱くなるので。

ただ、1~2年は我慢が必要だけど。

3309もまずまずあり。


白品種は収量を取っても品質は落ちにくい。

101-14やテレキ5C、S.O.4なんかが良い。

特にS.O.4はすごく良いと感じている。

ブルゴーニュでは嫌われている品種だが、

PH低めだと案外よいのかもしれない。


シャルドネのクローンもいろいろ試したが、

クローンによる差というより、

その土地に合うか合わないかの方が大きい。

それでも強いて言うならシャルドネ95は良いと感じている。

畝間2.5m、株間1.5mくらいか。そして主枝が真っ直ぐに立つ仕立て。
補植は良い枝から取る。3〜4年で、その土地に合う植生になる。

有機認証は取っていないが、明日取れと言われたら取れるレベル。

草刈りは年に2〜3回。どこかに益虫が逃げる場所がいるので、一気に刈ることはしない。1回を4度くらいに分けて刈る。圃場周り、通路、畝周り、株元、という感じ。生態系を壊さないように。
年に7回くらいボルドー液を散布コサイド・ボルドーとICボルドー。アヴィヨン、Zボルドーなど。あとはパラフィン系の展着剤。
風通しを考えて、副梢は出さないが、トップは放置気味。落とすの遅めにして、開花直前の摘芯。
一度で決めたい。
除葉は東側の房下のみ。8月3週くらいからハサミでとる。房を1つ1つ見るのは大切。房の直上は栄養を送る大切な葉。これは落とさない。
害虫としてはカスミカメ、アカガネサルハムシ、ハモグリダニ、ブドウトリバなどが出る。特にブドウトリバとの戦いと言えるが、最近は害が減っていると感じる。

自然派で小規模の栽培。
自分の手の届く範囲でのブドウ造り、
というのが体現されていて、
非常に興味深かった。

いや~、ほんと、勉強になるわ。

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萌黄2016(山梨・白)

晩酌ワイン。

久しぶりの萌黄。

大阪時代は結構お世話になったなー。

うーん、しかし以前のピュアな感じと違って、

樽含めた技巧的なニュアンスになってきた。

個人的には前の方が好きだったんですが。

ま、とはいえ価格の割にレベル高い。

あっという間に飲みきってしまう白。

和食に合わせるのもありかもなー。

次は食事に合わせてみたいところ。

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乙部醸造(富岡・赤)

果実酒研究会で試飲した1本。

富岡ワイナリーの母体の札幌酒精工業は札幌にありますが、

工場が厚沢部にあります。

道南・函館から1時間くらいのところですね。

味わいは軽い赤という感じ。

品種がよく分からない感じだったので調べてみると、

セイベル13053、メルロ、山ソーヴィニヨンとのこと。

セイベルの印象がやや強いか。

なかなか面白い1本。

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