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北海道ワインラヴァー2020もくじ

もくじ

このブログの目次です。このページは常に先頭表示になっていますので、最新記事は次の投稿からです。青色下線の文字はリンクついています。クリックで飛べますのでぜひ。

著者紹介

自己紹介のページ

北海道のワイン

①農楽蔵
 2019年までの総集編

②ドメーヌ・タカヒコ

③栗澤ワインズ(KONDOヴィンヤード)
 2018年までの総集編
 エチケットなど資料

④栗澤ワインズ(ナカザワ・ヴィンヤード)
 2019年までのまとめ

⑤10Rワイナリー

⑥山崎ワイナリー
 2018年までのまとめ

⑦タキザワ・ワイナリー
 2019年までのまとめ

⑧ドメーヌ・アツシ・スズキ
 2018年までのまとめ

⑨宮本ヴィンヤード
 2018年までのまとめ

⑩モンガク谷

⑪イレンカ

⑫ドメーヌ・モン

⑬多田農園

⑭平川ワイナリー
 2019年までのまとめ

⑮羊蹄ワインセラー

⑯八剣山ワイナリー

⑰藤野ワイナリー

⑱三氣の辺

⑲藤澤農園

⑳松原農園

㉑宝水ワイナリー

㉒北海道ワイン

㉓バンナ・ブラン

㉔キトウシ
2019年までのまとめ

㉕月浦ワイン

㉖オサ・ワイナリー

㉗千歳ワイナリー(北海道中央葡萄酒)
2018年までのまとめ

㉘マオイ自由の丘ワイナリー

㉙奥尻ワイナリー

㉚サッポロワイン

㉛キャメルファーム

㉜ベリーベリーファーム&ワイナリー

㉝十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)

㉞富岡ワイナリー

㉟リタファーム&ワイナリー

㊱ばんけい峠のワイナリー

㊲余市ワイン

㊳ふらのワイン

39ワイナリー仁木

40はこだてわいん

41オチ・ガビ

・現在ワインのリリースがないヴィンヤード

①美流渡

②旧マオイ・ワイナリー
  *現在は「マオイ自由の丘ワイナリー」

③旧・歌志内太陽ファーム
  *現在は「上歌ヴィンヤード」

ワインの知識

ワインの香り

ブドウ栽培の知識

苗木づくりについて
ワイン用ブドウ栽培

栽培記録

2019年苗木作りの記録

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セイオロサム2007(十勝・赤)

池田町のワインのバックヴィンテージ。

2007年のもの。

清見とツヴァイゲルトレーベのアッセンブラージュ。

最新のヴィンテージも飲んだが、
これくらい熟成した頃合いが飲みごろだな。

若いとやや口うるさい印象があるが、
これくらいになると丸みを帯びて、
全ての要素が混然となって、まろやかさが出てくる。

うーん、これは抜群に美味しくなっている。

十勝のワインはどれも長熟の雰囲気をまとっているが、
このくらいのヴィンテージが今、
飲みごろに差し掛かっているようだ。

野性味もあるので、今回は鴨肉と合わせて。

野性味と言っても熟成によってこなれてきているので、
鹿などのジビエではなく、鴨くらいがちょうど合う。

相性もばっちりで、かなり幸せな気持ちにさせてくれた。

素晴らしい熟成感です…。

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グラン・リベンサ(スペイン・泡)

疲れを癒す冷えた泡。

1000円切るスパークリング。
これはビックリのドライさ。
エクストラ・ブリュットって感じ。
酸の強さがそう思わせるのかも。

これは常にキンキンに冷やした方が良いな。
ワインクーラーがあれば、氷に突き立てておきたい感じ。
そういう意味では、夏の昼とかに合いそう。

ジャンクフードなんかをつまみながら庭で。
イメージ湧くワイン。

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デラウェア2018(北海道・白)

奥さんの実家ワイン。

本州からのお客さまもあり、北海道のワイン。
デラウェアの新しいヴィンテージ。
すっきりと爽快なデラ。

デラウェアのワインはここ数年、飛躍的な進化を遂げている。
スパークリングも、こういったドライ白も美味い。
料理にも合わせやすいし、キリッと冷やしてサーヴしたい感じ。
軽く、スルリと喉を通っていくワイン。

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ジュヴレ・シャンベルタン2016(フレデニック マニャン・赤)

少し遅れましたが、バレンタインデーのワイン。

何か毎年フレデニック・マニャンな気がするな笑
(そしてなぜか画像がやや傾いて…?)

奥さんの一口目の感想が「あまーい」だったように、
ブルゴーニュでイメージする味わいよりも、
一段も二段も果実由来の甘さが濃く、深い。

この甘さはヴィエーニュ・ヴィーニュ(古樹)ゆえか。
余韻も長く、赤いフルーツの香りも長く続く。
うーん、まさにバレンタイン向き。

そしてそして、今回は。
ツイッターでも話題になってた、
「梅干しとブルゴーニュ」にチャレンジ。

この組み合わせを聞いたとき、
左脳(理性)は「いやいやダメでしょ」と思い、
右脳(感性)は「あ、それいけそうな気がする」と思った。

そうなると、確実にやってみることになります。
僕の場合。

結論。
これはすばらしく合う!

すこしワインに寄せてはちみつ入りの梅干しにしましたが、
そんな遠慮は無用でしょ。ってくらいに合う。

今回のパーティー料理の「鶏ガラ中華がゆ」と合わせるよりも、
梅干しの方が骨格の凛々しさがはっきりする。
そしてワインの余韻を邪魔しないのに、
余韻が終わった後に梅の香りがふわっと上ってきて、
永遠とも思えるような長い余韻になる。

これは良い女房役だわ。
フランスの旦那にのびのびと活躍させて、
それでいて弱い部分を補って花を添える。
(そしてそれを感じさせない)

なんなんだろうな、この国際結婚は。
梅干しのダシっぽい雰囲気も良いんだろうな。

いやはや、これは驚きの展開でした。

幸せな夜。

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エスパス・ロゼ(チリ・ロゼ泡)

「息子が風邪をひくと必ず感染る」というジンクスどおり、
ばっちり今回も風邪をもらいました…。
インフルではなかったので、なんとか2日で回復。

やれやれ。

さてさて、今日のワイン。

しばらく暖かい日が続いた頃合いに開けたワイン。

見た目で判断して、
「甘くて癒し系のワインかな~」と思いつつ、
開けてびっくり、意外とドライな口当たり。

値段(1000円台半ば)とは裏腹に、
なかなか高級感を感じることのできる泡。

それもそのはず、チリでも冷涼な地域での、
ピノとシャルドネを使用とのこと。

甘く癒してもらおうかと思ったが、
ピシリと手厳しくいかれてしまった。

望んだものとは違うが、
しかし期待には応えてくれた。

そうだよな~。
甘いばかりが優しさではないものな。

安いが侮れないロゼ泡でした。

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ワインの知識〜ワインの香り〜

ブログ記事の引っ越し。

果実酒研究会で学んだことと、
北海道ワインアカデミーの内容を合わせて、
ここでまとめておきます。

オフ・フレーバーの種類と僕自身の感じ方
①酢酸エチル
・ワイン中の含有量30~150mg/L(30~50ppm)
・やや華やかな接着剤(セメダイン等)のような匂い
・酢酸菌などが生成する酢酸とエタノールが
 非酵素的に反応して生成したり、
 細菌などが直接生成する場合がある。
→除光液とか殺菌用のアルコールのにおいがする。
 僕は「アルコール臭」と書いていたが、
 それがいわゆる「酢エチ臭」というやつだったんだな。

②酢酸・プロピオン酸・酪酸
・ワイン中の含有量 酢酸 ~500mg/L(~500ppm)
・揮発酸の匂い
・酵母による生成はわずかで、細菌による生成が多い。
→酢酸…まさにお酢。
→プロピオン酸…劣化ワインに多い。乳酸飲料など。
           一般的に「ヨーグルト」と言われるジアセチルより、
           僕はこいつにヨーグルトを感じるな。
→酪酸…これはくさい。足の指の間の垢のような匂い。
      汗や蒸れた靴下のような感じ。

上記、①と②が「酸臭」と呼ばれる。

③アセトアルデヒド
・ワイン中の含有量 ~100mg(シェリーは200mg)/L
・青臭い香り、アルデヒド臭、酸化臭の一種。
・発酵初期の代謝副産物の一つで、発酵終了時に減少する。
 亜硫酸と反応するか、またはアニジンとの重合で減少する。
 シェリーなどの産膜酵母により多く生成する。
→揮発性の青い草の匂い。若草のような感じ。
  今回嗅いだ濃度くらいだと、僕は嫌いではない香り。

④ジアセチル
・ワイン中の含有量 0~5mg/L(閾値は1.5mg/L)
・チーズ、発酵バター、ヨーグルト様・トースト様の匂い。
・野生酵母や乳酸菌による生成。
 適度な場合は香味に厚みを与えるが、
 過剰な場合は欠点となるので、
 健全なワインとブレンドするなどの処理が必要。
→今回の濃度では僕は飲めないレベルの不快感。
  強く腐敗したような匂いがする。

⑤硫化水素
・ワイン中の含有量 数10μg(マイクログラム)/L
 ワイン中の閾値 50~80μg
・腐乱臭、温泉の匂い
・発生原因は大きく4つ。
 1.果汁中に十分な窒素分がない(YANが低い)
 2.果汁中に高濃度の亜硫酸塩を含む
 3.果汁中に高濃度の硫黄元素を含む
 4.密栓(スクリューキャップ)の採用による、
  酸化還元電位の低下
→本当に腐った卵の匂い。危険を感じるほどの腐敗感。

⑥4-エチルグアヤコール
・ワイン中の含有量 ~400μg/L、閾値100μg/L
・フェノレ(spicy)薬品的、燻製様の匂い
 「赤ワインのフェノレ」とも言われる。
 (白ワインは4-ビニルグアヤコール)
・ブレタノマイセスにより、樽などの貯蔵中に増加。
 対策:設備の殺菌、ろ過、適切な亜硫酸管理。
→病院に入ったときの匂いを割と明確に感じる。
 薬品がたくさんあるときの匂い。予防接種の雰囲気。
 僕は「薬臭い」と表現していたな。

⑦ジメチルスルフィド(DMS)
・ワイン中の含有量 ~数100μg/L(閾値25~160μg/L)
・とうもろこしのような香り。熟成香にも寄与。
・ワイン貯蔵中にジメチルスルフォキシドから生じる。
 メチオニンの光学的分解により発生する場合もある。
→あまり甘く無さそうなスカスカした感じのとうもろこしの匂い。
  トウモロコシを薄めたような、抜けたような感じの香り。
  硫黄っぽさは僕はあまり感じない。

参考:エタンチオール
・ワイン中の含有量 ~50μg/L、閾値1.1μg/L
・ガス、タマネギのような匂い。
 飛びやすい香りなので、
 グラスをスワリングすればなくなることが多い。
→煮込み過ぎたタマネギのような香り。
 くすんだ印象、もやっとした感じ。

⑧2、4、6-トリクロロアニソール(TCA)
・ワイン中の含有量 0~極めて微量 認知閾値2μg/L
・カビ臭、または不良コルクの匂い
・木製機器などに含まれるトリクロロフェノール(TCP)が
 カビなどによりTCAに変換し、製品に移行する。
 また、カビ臭物質が存在する貯蔵室や
 容器から移行する場合もある。
 活性炭で除去できるが、混入させないことが重要。
→検知しづらい香り。押し入れの中のカビ臭い雰囲気。

⑨メトキシピラジン
・ワイン中の含有量 極めて微量 
 認知閾値赤ワインで15μg/L
・ピーマンのような匂い。
 多すぎると未熟臭、くき臭、ピラジン臭などと指摘される。
・主に果皮に含まれ、成熟と共に減少する。
 果実の選別が適切にされずに未熟果が混入することが原因。
→まさにピーマン。これはかなりピーマンです。
 新鮮なピーマンを切ったときの匂い。青くて若い感じ。
 
⑩4-エチルフェノール
・ワイン中の含有量 ~6500μg/L 閾値600μg/L
・フェノレ(brett)、動物的な臭い、ブレタノ臭
・ブレタノマイセスにより、樽などの貯蔵中に増加。
 対策:設備の殺菌、ろ過、適切な亜硫酸管理。
→屋外にある動物園に近づいた時の匂い。
  ウサギ園とか、小動物がたくさんいて、
  そのフンもある場所のような感じ。

⑪2-ヘキセン-1-オール
・青葉のような香り
・ブドウの果実中の不飽和脂肪酸の酵素分解により生成。
 発酵過程において、酵母の作用により、
 香りの弱い1-ヘキサノールに変換される場合もある。
→雨のあとの庭のような香り。植物がたくさんあるばしょの匂い。
  これはオフ・フレーバーととるかどうか悩ましい。良い香り。

この後はオフ・フレーバーというよりも、
ワインに特性を与えるフレーバーです。

⑫リナロール
・ワイン中の含有量 ~600μg/L
・柑橘系の香り、モノテルペンアルコールの一種
・おもにブドウ中の配糖体が酵母のグリコシターゼにより
 遊離することにより生成する。
→清涼剤の香り、さわやか、すっきり感、シトラスの香り。

*モノテルペンアルコール
・リナロール、ネロール、ゲラニオール、シトロネロールといった
 成分の総称。
・マスカット系品種に多く含まれ、品種により多寡の差が大きい。
→ミュスカデとかゲヴェルツトラミネールなどには多く含まれる。

⑬3-メルカプト-1-ヘキサノール
・グレープフルーツのような香り。チオールの一種。
 ソーヴィニヨン・ブランなどの特徴香。
 高濃度では汗臭や猫臭と表現される場合がある。
・システイン複合体を前駆体が酵母由来の酵素反応により生成。
 銅と結合しやすい。
→少し離してかぐと薄いグレープフルーツの香り。
 鼻を近づけるとグワっとくる強い香り。汗っぽい。
 部室のような匂い。

⑭ゲラニオール
・ワイン中の含有量 ~80μg/L
・バラのような香り、モノテルペンアルコールの一種。
・おもにブドウ中の配糖体が酵母のグリコシターゼにより
 遊離することにより生成する。
→花の香り。特に大輪の花。芳香剤のような香り。

⑮メチルアンスラニレート(アントラニル酸メチル)
・グレープジュースのような香り。
 フォクシーフレーバーの一種。
・主にナイヤガラなどのアメリカ系ぶどう品種(ラブラスカ系)に起因。
→わざとらしい香り。お菓子のブドウみたい。ファンタっぽい。

⑯バニリン
・バニラの香り。
・樽熟成したワイン中に多く、樽中のリグニン分解物。
→まさにバニラ。これは間違えない。

⑰ベンズアルデヒド
・アーモンド、梅のような香り。
・ベンジルアルコールの酸化や酵母の代謝による生成。
 ガメイからも検出される。
→梅干しっぽい。アンズみたい。杏仁豆腐に一番近い。

この後、香料会社の発売している香りのサンプルを嗅ぐ。
→30種類以上のサンプルをかいでいると、本当に分からない。
正解数は11問にしかならなかった笑

匂いを記憶するのは難しい。
これらの匂いを感じる度に復習していかないとな。

参考:
・北海道ワインアカデミー2018年8月「ワインのオフ・フレーバーについて」
札幌国税局鑑定官室

・2019年1月果実酒研究会
札幌国税局鑑定官室

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おたる・ナイヤガラ(北海道・白)

この春から使わせてもらう土地の地主さん、
新規就農の大先輩なのですが、ほんとに良く世話してくれて、
まさに僕にとっての新規就農の親方です!

いらなくなった資材をくれたり、近くの先輩農家さん紹介してくれたり、
圃場のハウス周りの除雪の仕方教えてくれたり。
ほんと感謝だわ。
恩返ししていかないとな。

さて、今日のワイン。古酒シリーズが続く。

ヴィンテージが書いてないけれど、
およそ20年前くらいに購入とのこと。

このワイナリーのロゼの古酒が美味かったので期待。
しかし、開けてビックリ、これは変化のないワイン系でした。。
やはり甘口は保存料強く入れるからかな?
それとも当時は火入れでもしていた??

熟成は全く感じない、フツーの甘口でした。。
ちょっと残念ですが、これもまたワインですよねー。

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2019年までのまとめ~平川ワイナリー~

なにやらドラマに登場したと話題になっているようですが、
あいにくテレビは見ないので(家にテレビがない)、
そこのところはよくわかりません。

純粋にここまで飲んだワインの紹介のまとめ記事です。

白ワイン

ピュルテ

ピュルテ2015

蒸した肉なら白ワインだろうと。
そして最近、平川ワイナリー週間が来ているので、ピュルテ2015を。
品種はケルナー。

「澄んだ風味」というのは、まさに言い得て妙だな。
透き通る酸味、透明感、柑橘の香り。
夏、それも初夏に合いそうなワインだ。
ケルナーというより、リースリング感。

うん、やはり今日のような夏をイメージする料理にも合うな。
ちなみに、一緒に食べたピーマンの焼きびたしとか、
冷奴なんかにも良く合った。

こういうワインだと知っていたら、ソースは替えたかもだな~。
ジャムベースも良かったかも。マーマレードとか。

下茹でして、脂が抜けた豚肉はサッパリしている。
それと、このワインの透き通る感じは共通点がある。
それでいて、肉としての骨格もしっかりあるしな。

あ、書いてて思ったけど、
このワインもフレーム(骨格)がすごくしっかりしている。
凛々しいと言っても良いほどに。

パーティーなどのフォーマルな場にも合いそう。
この凛々しい酸は、平川ワイナリーのひとつの特長と言える。

どこに出しても恥ずかしくない、
パリッと糊の効いたワイシャツのようなワインです。
ここ一番の席にぜひどうぞ。

ヴァン・ド・プレジール

ヴァン・ド・プレジール2016

余市の平川ワイナリーの白。
品種はデラウェア。

デラも北海道に来て美味しさが分かってきた品種。
ドライに仕上げる手法もあるが、
こいつは(ラベルによると中口だが)やや甘口。

僕としてはデザートワインでOKなくらい。
食後に甘いものを食べる代わりに飲みたいワイン。

暑くて汗を多く書いた日には、甘さも良いな~。


赤ワイン

エリタージュ

エリタージュ2016

エルミタージュの2016です。

料理と合わせるためにあるような赤。
香りは大人しいが、ブルゴーニュを彷彿とする。
技巧を感じる味わい。

そうだな。和歌で言えば。
道産のワインの多くが、
万葉集的なストレートで直截的であるのに対して、
このワインは古今和歌集的な「技」を感じる。

たとえば有名な
「月見れば 千々に物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど」
という歌。

これはもうティピカルに古今的。
「私だけに来た秋ではないのだけれど」。
自分だけに物悲しい秋が来ている「わけではない」ということによって、
より強く物悲しさを印象付ける。
上手いですよね~。

万葉的に歌うなら、
「私だけに秋が来たのだなぁ」となるはず。
ありえない仮想を、真剣に想う直截さ。

技巧か感情か。
これはもう好みの問題ですね。
僕は好きですよ、技巧も。

ついでに品種当ても。

これは難しい。
僕は秋の和歌に乗せたこともあって、
秋といえばピノ・ノワール。
(このワイン、季節感は秋だと思いますよ。
 キノコとか合いそうな気がする)

ただし力強さや野生感もあるので、
アッセンブラージュがあると見た。
ツヴァイゲルトか、あるいはレンベルガーか。
それも結構、割合は多めな気がする。

軽やかなタッチでエッジは薄め。
だけど芯があるということで、
ピノが一定入っていることは奥さんも同意。
しかし単一ではない。
残りが何かは正直分からない、ということで結果確認。

ネットで調べたら、「ロンド」というドイツ系の品種とのこと。

えー、まじか。
ピノは当たると思ったのにな。
知らない品種なので、ドンピシャは無理だけど。
それにしても当たらなさにがっかりするな(笑)

料理にはとてもよく寄り添ってくれる。
誕生日に花を添えてくれる、
素晴らしいワインでした~。

ランコンシオン

ランコンシオン2015

ラザニア、アヒージョ、総菜パン。
合わせたのは、平川ワイナリー。

個人的には、今まで飲んだ中で一番おいしかった!

抜栓直後は香りも味わいも薄め。
ややくすんだ印象すらある。

が、のんびり食事しつつ、小1時間待っていると、
グッと開いてきて、俄然ポテンシャルを発揮してくる。
人見知りタイプなのかも。

おそらく、そのせいで「デキャンタを」と書いてあるのだと思う。
僕個人としては、無理矢理開かせるよりも、
ゆっくり会話と食事を楽しみながら、
開くのを待つのが良いのではないかな~と思いますね。

ツヴァイゲルトらしい荒っぽさもあるけど、
それよりもエレガンスの方を強く感じる。

爽やかで、雨の降る寒い日には最適だった。
明るい気持ちにさせてくれるし、
身体もいい感じに温めてくれる。

というわけで、秋の終わり、
そろそろコートでも出そうかな?という季節にオススメ。
時間にゆとりがあって、いつまででも話せるような相手と共に、
ゆったりと楽しんでみてくださいませ(笑)

スゴン・ヴァン

スゴン・ヴァン2016

頑張りを讃えてくれるワインは平川ワイナリーにしました。

「セカンド・ワイン」という意味の「スゴン・ヴァン」という名の赤。
キュベ名(なのかな?)は「テール・ド・ヨイチ」。

鼻で取る香りは大人しめで、地味とも言える感じ。
しかし口に含むとなんとも特徴的な香り。
スパイシーというか…野性味が強い感じ。

ブドウ品種は忘れてしまっていて、
レンベルガーと予想したが、レゲントでした。

樽の香りなのかな?
ふんわりした香りをまとって、野性味は上品な感じに。
都会に来てあか抜けた若者みたいな印象だ。
ふーん、レゲントって意外にイケメンじゃん。みたいな(笑)

タンニンは抑えめで、料理との相性が取りやすい。
今回は鶏ミンチの大葉包み焼き。
うん、大葉との相性もよい。
みりんの効いた日本風のタレとも良く合う。
そして特に鶏ミンチというのが良く合っていた。

肉感はあるが、血の滴るような赤肉ではなくて、
普通は白を合わせたくなるような、
さっぱりした肉とよく合う。

口当たりも良いし、
乾杯の泡の次に意表を突いて出てきても面白そう。

イメージの膨らむワインでした!

訪問記

2018年5月。

さて、ドメーヌスギヤマを訪問した後、
杉山夫妻のご厚意で、平川ワイナリーを訪問させていただきました。
ウッディな建物で、なんか僕の感覚とも合うな~。
農場長にもご挨拶できたし、平川さんともお話ができて感動でした!

さらに、杉山夫妻の紹介だったおかげで、
普段はやっていない試飲も特別に経験させていただきました。
まだ瓶詰前、ステンレスタンクで眠っている、
ソーヴィニヨン・ブランの白。
この後、瓶詰されれば「ソリチュード」になります。

もちろん、車で行ったので飲みこむことはできませんが、
口に含んで味を見させていただきました。

香りを取っている段階から、圧力と言うかオーラはありましたが、
口に含むと、ほんと雷のようでした。
すぐ近くで落雷があったときの、あのビリビリと来る感じ。
ああ、雷ってエネルギーの塊なんだな、と気づかされる、
それと似たような経験でした。

芳醇な果実味と、シャープな酸が特長。
酸が強いというのは北海道で多くあるけど、
これは少しも引っ掛かりを感じない。
唾液が出るような酸味なんだけど、
そこに身を任せられるようなゆとりがあるように思える。

なんていうかな。
音楽でいうと、限界ギリギリまで出している高音ではなくて、
同じ音域でも、まだ行ける余力を残した高音ビブラート。
そんな感じ。

いや~、びっくりする美味さだったな。
ここまでノーマークだったけど、ぜひ注目したい。

帰りに貴重なワインを2本も購入させていただいて、
ほんとホクホクで帰りました。

いろいろ勉強になったし、
こういう人のつながりって本当にありがたい。
ぜひ、この輪のなかで仕事をして、生きていきたいな~。
幸せな1日でした!

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パソ・フィーノ2009(チリ・白)

いよいよ高校受験のシーズンがやってきて、
冬の仕事は忙しさも佳境に入ってきました。
これを抜けて3月に入ると苗木屋の準備が本格始動。
今のうちにしっかり段取りしておかないと。

さて、今日のワイン。
最近は古酒に興味が出てきてて、今回は安いワインの古酒を実験。

チリワインで500円くらいのもの。
それの10年前のアイテム。
ダメになってしまうのか、熟成するのか…?と思って開けてみたら、
なんとびっくり全く変わらない笑

いや、このワインの最近のヴィンテージを飲んだわけではないですが、
この爽やかさは絶対変化してないでしょ。
熟れたフルーツの香り(ややわざとらしいけど)、パイナップル感…。
ブラインドなら、相当若いヴィンテージと思うだろう。。

ここまで変化しないと、ワインとしてのアイデンティティーすら疑問に…。
人工物という感じですね。
どうやってんだろ?
10年も変化しないってすごいな。。

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2018年までのまとめ~ドメーヌ モン~

前回までは飲んだ回数が少なく、「その他のワイナリー」として、他のワイナリーと混ぜての紹介でした。いよいよ2018年に飲んだやつも合わせて、「ドメーヌ モン」のみでのまとめです。

2018年までにリリースがあるのは、
モンのペティアン(微発泡)、「モンペ」と、
モンのシードル、「モン-C」ですね。
2ヴィンテージずつ飲んでます。

スパークリング

モンペ

モンペ2016

モンペの2016を味わったのは2回。
2017年の3月と6月ですね。

「ドメーヌ・モン」の最新2016年のワイン。
名前は「モンペ」。可愛らしいですよね。

造り手の山中さんの「山=Mont(モン)」とか、
ドメーヌ・タカヒコの「門下=モン」とかから来ているネーミング。

初リリースがナイアガラの泡というのは良いチョイスだな。
軽やかではあるが、しっかりとした旨みを感じる。

日本海に近いこともあって、海鮮との相性が良い。
今回の試飲では、海老との相性が良かった。
これは気づきだな。いろいろな海産物と合わせてみたい。

今後は、ピノ・グリをメインにやっていくとのこと。
ピノ・グリのみでやっているワイナリーは、
少なくとも北海道では聞いたことがない。
アルザス系の白になるのかな。
道産の野菜なんかとも合わせてみたいな。

ここも、挑戦を続けてくれそうなワイナリー。
注目です。

農楽蔵の「ラロ・フリッツァンテ」のレシピを譲られ、
それにオリジナルの工夫を加えて生まれたという1本。
本日はゲストの粋な計らいで、オリジナルのラロとの飲み比べが実現。

エチケットも名前も可愛らしく、日本らしさも感じる泡。
すでに山中さんの個性を感じますね。

ナイアガラの比率が高いということで、
かなりアロマティックなものを想像しましたが、
なんのなんの、辛口ドライでスッキリ系でした。
ナイアガラのような生食葡萄は、
いわゆる狐臭(フォックス・フレーバー)と言われる香りで、
ヨーロッパ人には敬遠される傾向にあります。

その香りをどう使うかというのも、造り手の腕の見せ所。
モンペに関しては、それをうまく制御して、
あまり香りからはナイアガラっぽさを感じない。
むしろ梅に近いような感じ。爽やかな酸の印象が強い。

味わいも、泡はかなり緩やかで優しい。
後味もスッキリ。良くも悪くも余韻は短い。

様々な料理に合わせてみたくなる泡です。
まだまだ生まれたてで、澱も舞う舞う(笑)
もう少し、そうあと1年くらい置いてみると、
また少し違う顔を見せてくれるような予感もあるな。

今後が非常に楽しみな1本でした!

モンペ2017

2017年12月、2018年3月、5月の3回飲んでいる。

最初は2017年12月なので、リリース直後。
一口目から、ナイアガラの香りを感じる。
甘やかな香りだけれど、味わいはドライに仕上がっている。

何より、爽やかでフレッシュだ。
モンペはこの鮮烈さが一番の魅力だと思うので、
個人的には発売から半年くらいで楽しんでしまうのが良いと思う。

熟成させることだけがワインの魅力じゃないしね。

今年のモンペは酸がしっかりしているので、
少し力強い印象を受ける。

料理と合わせることも試してみたい1本でした。

2度目はコップの会にて。
オープニング、乾杯のワインに選ばれてました。
山中さんが目指すのはピノ・グリ単一の白ワインで、
2018年の秋にでも、その最初のヴィンテージが仕込まれる予定。
それと同時に、生食用として日本でメジャーな品種を使って、
リーズナブルな価格で、多くの人の手に入るよう作られているのが、
この「モンペ」というスパークリング・ワイン。

スパークリングと言っても、微発泡の仲間でしょうね。
おそらく2気圧くらいの軽い感じ。

品種はナイアガラやバッカスが使われている。
1から2週間タンクに入れて放置した後のプレス。
その結果としての、濁り感と複雑さ。
そして爽やかで軽くて、まさに乾杯のワイン。

乾杯は何度やっても楽しい(笑)

最後はワインヘリテージで。

そんなに回数は飲んでないのに、なんかホッとする泡だ。
スパークリングを飲んで「ホッとする」と言う感想、
他のアイテムではまず感じたことが無い。

山中さんの人柄と、ほんとうに一致率が高い気がする(笑)

この緩めの泡がそう感じさせるのか、
あるいは日本の果実(梅とか)の香りの懐かしさなのか。

立て続けの試飲の後、
疲れた肝臓まで休めてくれそうな1本でした。
(間違いなく勘違いだけど!笑)

シードル

モン-C2016

モン-C2016

余市のドメーヌ・モンのシードル(林檎のお酒)です。
リリース直後に恵庭の原田商店に行って購入してきました。

シードルというのも面白い。
特に果樹が強いエリアでは、生食用のリンゴを生産していることが多い。
食べる方は人気に陰りが出ているということなんで、
シードルへの転換も進むかもしれない。
興味はあるが、やはり林檎もシードル用の品種の方が良いんだろうな。
勉強しなければならないことはたくさんです。

シードルと言うと甘いのをイメージしちゃいますが、
こいつはしっかりドライです。
奥さんの感想は「ワインみたい」とのこと。

それだけの高いレベルの味わいがありつつも、
アルコール度は6%で低め。
飲みやすいので女性は重宝しそうですね。

値段的にも、財布に優しい感じ。
お一人様1本じゃなきゃ、常にストックしたいんだけどなー(笑)

モン-C2017

2018年の8月。

酸はちょい強め。
ブドウで作られたワインは往々にしてブドウではない果物の味がするが、
シードルというのは本当にリンゴの味がする。
酸は強めのドライな造り。

理に合わせても大丈夫な1本。
冷蔵庫で冷やして日本食と一緒に。
イメージの湧く1本。

以上、2018年までのを紹介。
ここからピノ・グリの単一ができ始めると、
本領発揮と言う感じのワイナリーですね。
楽しみな限り。

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