ブドウ栽培の知識~実生について~

「捨てるな、うまいタネ」という本よりまとめ。

苗木や種というのに、最近興味が高まっている。
特に種から植物を育てるというのも面白そうだ。
農業をやると、コストの大部分は種・苗木だしな。

一部、引用。

「植物の繁殖には挿し木(枝そのものを土に挿して根を伸ばす)や、
接ぎ木(根の付いた台木に、別の木の枝や芽をくっつける)という技術があります」

「通常、挿し木や接ぎ木で増やすので、元の木と同じものができます。
しかし遺伝的には固定されておらず、雑多(専門用語でヘテロ)な状態のため、
食べた後のたね、つまり親からできたタネをまいて育てても、
親と同じ果実を収穫することはまずできません」

「タネから植物を育てることを『実生(みしょう)』といいますが、園芸書などによると、
食べたタネからの実生苗は、接ぎ木のための台木として用いることを勧めています」

「”美味しい果物をたべたい”欲望はフルーツ専門店で満たすとして、
食べたタネまきでは、”どんなものが出てくるか”といった
知的好奇心を満たすことを最優先しましょう。」

なるほど。ブドウも種から育てても面白いかもしれないな。
最後に、葡萄に関する記述も引用。

「ブドウ
種まき適期 3月頃
水でよく洗った後、そのまま土に撒いてしまうか(この場合は翌年に発芽)
乾かないよう湿らせたペーパータオルなどに包んでビニール袋に入れ、
適期まで保存。」

葡萄とは関係ないが、「F1品種」の話もあり、興味を持った。
かつて野菜や花は「固定品種」と呼ばれ、
種を取って播けば、親と同じ形質が現れるものだった。
しかし近年、固定品種どうしを掛け合わせた第1世代(Filial-1)
つまり「F1」品種が登場した。
病気に強いとか多収性があるとか、そういう形質を持つが、
それは次世代には引き継がれない。
つまり、毎年種苗業者から買わなくてはならない。

品種の多様性が失われていく。
葡萄も同じことが言えるかもしれない。

 人気ブログランキングに参加しています。
北海道のワインを全国に広めるため、クリックをお願いします!

投稿者: chatnoir2010

北海道初のワイン用ブドウの苗木屋を目指して奮闘中。2019年は新規就農研修、最後の年。いよいよスタート間近。がんばります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。