フ・デュ・ロワ2016(ラングドック・赤)

原田商店の有料試飲会のワイン。

ワインリストによると、
造り手はル・トン・デ・スリーズ。
ブドウ品種はグルナッシュ、カリニャンにサンソー。
ただ、この2016だけはグルナッシュ2/3、サンソー1/3。

「低い収量の凝縮したブドウを丁寧に収穫、
 自然酵母で発酵、
 2週間のマセラシオンカルボニックを行った後に大樽で熟成。
 SO2を添加しない生産者」

とのこと。

昔は重くて濃厚なワインが好きだったので(いわゆる「濃厚民族」笑)
南仏のワインは混んで飲んでいたのですが、
最近はめっきり繊細でライトなブルゴーニュやら、
ピノ方面に進んでしまっていたので、
こういう機会に試飲できるのはありがたいな。
自分の好みで飲んでいると、どうしても偏るからな。

しかし、予想に反してこいつは繊細タイプ。
とてもじゃないがグルナッシュがメインとは思えない。

しかし酸化のニュアンスが感じられてしまう。
ジアセチルによる、発酵バター系の香り。
ネガティヴに捉えるか、ポジティヴに捉えるか、
これは好みの問題と言えそう。

僕はこの香り、苦手なんだ…。
残念。。。

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夢ワイン ケルナー2018(余市・白)

ニセコ旅行の帰路に余市に寄り、駅で購入。

まだ飲んでいない「ワイナリー夢の森」のケルナー。

途中にあった「だるま屋」で鶏の半身揚げを買い、

それと合わせて。

爽やかでフレッシュ。

まだやや酸は落ち着かない感じなので、

少し置いてみるか、あるいは冷やし気味でサーヴするか。

揚げ物との相性は、ややチグハグな感じがあるが、

まぁ悪くないという感じ。

旅行の思い出話をしながら飲むと、また格別。

なかなか楽しいワインでしたか~。

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月浦ドルンフェルダー20116(月浦・赤)

ニセコ旅行の宿にて晩酌。

 月浦のドルンフェルダー2016。

こいつ結構好きなので買いだと判断して宿へ。

抜栓すると、やや口中で発泡を感じる。

あらあら。

あまり保管状況が良くなかったか?

とはいえ、飲めない状態でもないし、

時間が経てば落ち着いてくるのでチーズとパンと合わせてみる。

室温でも十分トロトロになってくれる。

独特のカビの香りもして、これはたまらなく旨い。

そして、ドルンとの相性も良い。

お互いがお互いを高めてくれる感じ。

いや~、信頼できるショップで買えば、

もっとこのワインも美味かったはずなんだけど。

そこは残念だけれど、旅先で飲むワインはうまかった。

にしても、温泉宿でワインを飲むと、硫黄の香りに反応してしまう笑

3回も「うん?」とワイングラスに鼻を近づけてしまった笑

楽しい夜でした~。

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旅行記~ニセコ、余市~

連休は家族で小旅行へ。

目的地はニセコ。

まだ結婚する前に旅行した宿に、

今回は息子も連れて。

北広島から中山峠を越えていく。

北広島は秋って感じの気候でしたが、

さすが峠の上は小雪が舞ってます。

中山峠の道の駅でトイレ休憩。

ここに着く直前でワインを持参していないことに気づく。

息子の世話でバタバタして、ワインのことが頭から抜けてた。

ってなわけでワインも探しつつの道の駅散策。

すると、なぜか月浦のワインのバックヴィンテージ発見。

変な縁だな笑

宿のチェックインには余裕があるので、ニセコで昼食。

入ったのは西洋風のカフェ。

とにかくでかいハンバーガーが出てくることで有名らしい。

とてもかぶりつけないので、ナイフとフォークでいただく。

なかなかに腹のふくれるハンバーガーだ。

昼食とっても余裕があるので、宿までの道中のパン屋さんへ。

関西イントネーションの奥さんが対応してくれた。

なんとついこの間、情熱大陸にも取り上げられたらしい。

まだ見てみないとな。

その後、ニセコチーズでカマンベールを買い、宿へ。

部屋に温泉が付いている宿で、入り放題。

夕食もうまくて最高でした。

2日目は朝からニセコ道の駅。

蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山が美しい。

ニセコの土産はピルスナー。

クラフトビールもレベルの上昇がみられる。

珍しいだけでなく、うまい。

帰りは仁木・余市経由のコースで。

高速開通でほんと便利になったな。

有名な柿崎商店で昼飯。

磯丼もうまかった。

北海道に来て、ホッキ大好きになったな~。

最後は余市の宇宙記念館に寄って帰路に就く。

いや~、久々の旅を満喫しました~。

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レスプリ2017(平川・赤)

去年の果実酒研究会の試飲ワイン。

平川ワイナリーのレスプリ。

ヴィンテージは2017。

第一印象はストラクチャーというか、

骨組みがしっかりしたワインだな、ということ。

酸もタンニンもしっかりあって、厳しさと凛々しさを感じる。
バランスも整っていて、きっちりしている。

良いワインだな。

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レオン・エ・セラファン2016-2017(ローヌ・赤)

原田商店の試飲会ワイン。

ブドウ品種はシラーが60%、残りはグルナッシュ。
ワインリストによると、
「量の補てんと味わいの調整のため、
2016を35%アッサンブラージュしている。」
ということで、独特なヴィンテージ表記。

シラーらしいスパイシーさと、
グルナッシュの甘い果実のバランスはとても良い。

なかなか個性的な香り。
果実の印象よりも、むしろ麦やマメのような、
穀物の香りを感じる。

重すぎないのも良い。
でも、もうちょっと華やかさがほしいかな~。

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栽培知識まとめ~苗木づくりについて~

はじめに

これも旧ブログで書き溜めたものを集約。

挿し木について

ブドウは挿し木(剪定した枝を土にさす)しておけば、
発根→発芽し、親と同じ遺伝子を持ったブドウの樹になる。

植物の中でも、ブドウは挿し木の発根が容易なので、
育成はほとんど挿し木によるもの。

挿し木したものがよく発根し、
苗木として十分に成長するためには、2つの条件がある。


「果樹園芸大百科3 ブドウ」引用する。
—————————————————————
① 挿し穂自身が充実していること
とくに、穂木中に炭水化物が多く蓄積されていることが重要。
そのために、前年の秋の葉量は絶対条件となる。
また、挿し穂を糖液に浸漬してから挿し木すると、
発芽しやすくなることも知られている。
これらの他に、発根ホルモン(リゾカリン)が必要。
この正体はサイトカイニン(おもに細胞分裂を促進するホルモン)
 と考えられている。
 他にもオーキシンを与えても発根が促進されることから、
 発根には多くの物質が関与していると考えられる。 

②穂木が発芽、展葉する前に発根すること
発根に先立って発芽・展葉すると、葉からの蒸散で水分が奪われ、
枯死したり、著しく成長が停滞したりする。
先に発根させるためには、芽の休眠がさめていない12月頃から挿し木して、
やや低めの温度(10~20度)におくと、根は休眠が無く、
生長開始に要する温度も芽の場合より低いので、
先に根の原基が形成され、発根が始まる。

あるいは挿し床だけを暖める方法も確実な効果を発揮する。
発根した挿し穂は、水分だけでなく、
芽の生長に必要な養分を吸収することができるし、
根そのものがサイトカイニンなどのホルモンを合成して根に送るので、
発芽後の芽の生長は急に活発になり、
秋までに数メートルにおよぶ新梢生長をとげることができる。

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特に②は工夫しないといけない。
電熱線とか通して、下から温めるのが重要。

接ぎ木について

接ぎ木とは

ワイン用のブドウ品種の多く(ヨーロッパ系、ヴィニフェラ)は、
フィロキセラという昆虫の寄生を根に受けやすい。
そこで、フィロキセラに対する抵抗性品種(北米系、ラブラスカ)を、
台木とし、ヨーロッパ系を穂木にしている。

同時に、これらの台木は穂木の生育を盛んにするもの(喬化きょうか性)から、
生育を抑えるもの(矮化わいか性)まで各段階があり、
耐寒性などについてもそれぞれ特有の性質を持っている。
台木品種の選択は品種の特性や土壌条件などに応じて決定される。

この組み合わせこそが、ワイン用ブドウの苗木作りの肝なわけですね。

ただ、最近では接ぎ木を利用しない、
いわゆる「自根苗」に注目する生産者も登場してきている。
自根苗の方が味わい上、優れているという考えを持つ人もいるが、
そのあたりは僕としては結論を出していません。
初期生育は接ぎ木苗に比べて遅くなるのは確実。
でもワインの味はわからないしな。
非常に興味深いし、おもしろいと思う点。
(自根を推奨する苗木屋などいないと思うけど。
 みんな接ぎ木使わないと商売あがったりになってしまう笑)

自根に関して、以下、引用。
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ただし、現在では国内にフィロキセラの存在がきわめて少なくなっており、
台木を用いない自根苗でも寄生を受ける危険性は少ない。
品種によって、自根樹でも樹勢が適当で果実の品質も優れる場合には、
自根の挿し木苗も使われている。
しかし、自根苗が国内に増えたとき、
何かのきっかけでフィロキセラが大発生する危険性も
残されていることも忘れてはならない。
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苗木の生長

接ぎ木や挿し木で生まれた苗木は、
はじめの1~2年は樹の骨格を作る期間。
この時期に生長する新梢は、将来幹や主枝となり、
長年にわたって果実を生産する結果枝の支えとなる。
また、根が吸収した養水分の通路として貴重な働きを果たす。

したがって、内部組織が緻密で導管が良く発達していて、
年々新たな通導組織を形成しながら肥大成長を行う
形成層が充実していることが重要。

また翌年の初期生長が順調に始まるように
デンプンや各種の無機、有機養分が十分に蓄積されていることも重要。

そのためには、新梢が適当な速度で堅実な生長をするように
生育管理をしなければならない。
肥料を与えすぎると、ひょろひょろと軟弱徒長するわけですね。

良い苗木とは。以下、引用。
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しっかり生長したときの新梢は、節間が長すぎることなく、
よく締まり、節と腋芽とが良く発達して、
いわゆる電光型になっており、
木化したときの茎の色が明るい褐色で、しみがなく、光沢がある、
などの外観的特徴をもつ。
また、根も分岐の多い細根が
株元近くの比較的浅いところに多く分布するのがよい。

これに対して、早く樹の骨格を広げることばかりに気を取られ、
窒素質肥料と水を多く与えて肥効を促すと、
当然新梢の生長は旺盛となって太く長い枝が得られるが、
節間が太りすぎて脇芽が埋没した状態となり、
翌年の新梢の発芽が悪くなる。
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苗木作りについて

苗木屋の1年

フランスの苗木業者「アンリ・グザヴィエ・ギョーム」を参考に。

畑は2種類。台木用の畑と、穂木採取用の母樹の畑

12月:台木用の畑から台木用の枝を収穫1月:芽かき、切断、消毒穂木の収穫

1月:切断と消毒

2月:接ぎ木

3月~4月:促成栽培

5月~10月:発芽して問題なくカルス形成された苗木を、
      苗木用の畑に植樹、栽培。

11月:葉が落ちた後に苗木を引き抜いて収穫

12月~1月:引き抜いた苗木の選別と仕分け

2月~4月:梱包、出荷。

用途に応じた苗木の形状

苗木にはワインの造り手の用途に応じて、2つの形状がある。
野外の苗床で栽培した苗木は、
新しい畑や区画に一斉に植樹する場合に向いた苗木で、
根から土を取り除き、先端の枝の部分が乾燥しないように、
パラフィン加工を施して出荷される。

他方、古くなって引き抜いたブドウ樹の代替として
畑や区画の一部に植樹する場合には、
既存の樹と競合できる強い根にする必要があるため、
根が広く早く伸びるように、
腐葉土を混ぜた土を入れた鉢(ポット)に1本ずつ植えて、
温室で栽培した苗木が土と鉢(ポット)付きのままで出荷される。

これらポット・スタイルの苗木は、
ガラス室やビニール・ハウスなどの温室で栽培される。

台木について

台木が穂木品種に及ぼす影響

台木品種(根の品種)は穂木品種(地上部の品種)に様々な影響を与える。
しかも、交配された台木品種は数も多く、それぞれ特性を持つ。
また、同じ台木品種であっても、穂木品種によってはその影響が異なるし、
栽培地や栽培条件によって影響が異なることもあるようだ。


「果樹園芸大百科3 ブドウ」から引用すると、

「一般に台木は穂木品種の樹勢、樹の拡大性、結果性、樹齢、結実の良否、
 収量、成熟期、着色、糖度、果粒肥大、裂果性、日持ちなど
 ブドウ生産の全面にわたり、さまざまな影響を及ぼすと考えられている。」

ということになる

台木の三大原種

以下、「果樹園芸大百科3 ブドウ」から引用。
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リパリア種

リパリアは「リバーサイド・グレープ」と呼ばれるように、
河岸の湿潤地帯に自生している野生種で、
湿地、酸性土壌に強く、
台木に使用すると穂木はあまり大きくならない矮化性台木で、
台負けしやすい。

根は細く浅く、向地角(垂直線と根の角度)は
80度程度で地表をはうように根が伸び、土中に深く入らない。

地温は地表面から上昇するので、春は早くから根が活動を開始する。
このため、果実は最早熟になり、品質も向上する。
発根も良く、繁殖は容易である。
根が本来浅いので乾燥には弱く、
根の伸張も少ないので収量も少なく、したがって樹齢も短い。
リパリア・グロワール・ド・モンペリエが代表品種である

ルペストリス種

ルペルトリスは「岩ブドウ」と呼ばれ、砂礫乾燥地に自生している。
リパリアがわい化性であるのに対して、
ルペルトリスは喬化性台木であって台負けせず、
穂木品種を広げる性質である。

根は強く、深根性で向地角は20度程度であり、
直下に深く根が伸びるので、乾燥抵抗性は最も強く、
量産・頑健である。

しかし、根が深いので地温の上昇が遅れ、
晩熟となり品質もあまり良くなく実止まりもよくない。
また、湿地では地下水が高く、根腐れを起こしやすく耐湿性は弱い。
ルペルトリス・デュ・ロットが代表品種である。

ベルランディエリ種

ベルランディエリは乾燥した山頂部や傾斜地に自生し、
石灰抵抗性が強く、ヨーロッパでは特に重要な台木である。
わい化性で早熟、しかも放散で品質向上性が高く、樹齢も長い。
 
向地角は30度程度で根は深く、太く、乾燥抵抗性が強い。
リパリアやルペルトリスに比べると育苗時の発根、活着が困難である。
代表品種にレッセギー1号、2号がある。

——————————————————————

主要台木品種

日本での人気は、乾燥にも湿潤にも耐える、
適応性の強い5BB、5C、8Bのテレキ系3大品種。
なかでもテレキ5BBが人気の中心で、
果実の品質も良く、早熟で果粒の肥大、着色が優れている。

北海道などの寒冷地では耐寒性の観点から5Cにも人気がある。
また、適湿肥沃地や火山灰土壌などでは101-14にも人気がある。

フランスでの採用実績は以下。1976年の資料。

1位:ルペルトリス・セント・ジョージ
2位:グロワール
3位:3309
4位:41-B
5位:161-49
6位:99R
7位:SO.4
8位:5BB
9位:110R
10位:420A

そして、現在使われている台木品種の特性を。
「果樹園芸大百科3 ブドウ」をベースに追記した。

主要台木品種の特性

リパリア・グロワール・ド・モンペリエ

リパリアの純粋種である。
台木品種の内、最も早熟で若木から良果を産し、
着色が良く、品質は高い。
適湿な砂質の肥沃土壌で、深度のある土壌を好む。

樹勢が弱く、台負けが甚だしいので、優良台木とはいえない。
凍乾害には注意が必要で、なりすぎは禁物であり、
乾燥やせ地には向かない。
栽植本数は3割~5割増しとし、やや密植する方がよい。
地中の活性石灰に対する耐性率6%。 

101-14

リパリアとルペストリスの交配系統中では、最もリパリアに近似し、
グロワールに次いで早熟であり、幼木から良果を産し、
品質も良好である。

わい化性にもかかわらず、台負けの程度は軽く、
樹勢もグロワールより強く、適地の幅も広い。
優秀台木で、早く収穫を望みたい品種などには101-14が最も良い。

火山灰土壌では樹勢を落ち着け、最適種である。
湿気が多い土壌にも良くなじみ、ゆっくりと乾燥させていく。
土中の活性石灰に対する耐性率9%。 

101号は同系統でやや樹勢が強いほか、ほぼ性質は同じである。
188-08号はモンティコラとリパリアの交配品種で、
101-14と形質や葉形が似ている優良品種だが、
繁殖が困難で普及していない。

3309

リパリアとルペストリスの交配系統のなかで、
ルペストリスの性質に最も近く、乾燥抵抗性が最強である。
やや晩熟だが台負けが少なく、
デラウェアや甲州の台木として人気が高い。

他品種では台負けと晩熟性のためテレキ系台木の方が好まれる面もある。
豊産で品質、着色ともに優れ、樹齢の長い優良台木であり、
ハウス栽培では強さを発揮する。
しかし、台木そのものは旺盛に伸長せず、挿し木がとれない欠点がある。

気候の不順に対して上部だが、樹勢は平均的。
穂木をしっかり成熟させるため、
高級ワイン造りに必要な良質の要素の1つとみなされている。
土中の活性石灰に対する耐性率11%。 

3306

リパリアとルペストリスの交配系統で、3309の兄弟品種だが、
湿地に強く対照的である。
田跡地などの砂地、粘土ともに敵視、乾燥地でも生育がよい。
3309より早熟で品質も良く放散である。形態もよく似ているが、
新梢や葉柄上に繊毛が密生し、鑑別できる。
それでも品質向上性、早熟性、適地の幅の広さなどの点から、
テレキ系台木の方がより優秀であるため、
リパリアとルペストリスの交配系統は
テレキの人気に押されてやや後退しつつある。

テレキ8B

ハンガリーのテレキ氏は、
ベルランディエリとリパリアの多量交配を行って、
4万粒の種をまいて生えたもののうち16種を選抜し、
なかでも優秀として選抜したのがこのテレキ8Bである。

8Bは交配種中で最もベルランディエリに近く、
着色、粒張り、品質向上性が優れ、幼齢期から良果をつけ、
収量も多く樹齢も比較的長いため、現在でも最高の優良台木と言って良い。

準わい化性であるが、穂木品種の拡性は大となり、
肥沃地では徒長的になりすぎるきらいもある。
土壌適応性は広く、乾燥地から湿地に適し、
砂礫土から粘土まで広範囲に適地を持つことが強みである。

欠点は徒長的な欧州種に接ぎ木すると台負けが激しいこと。
繁殖の際の発根が悪いことである。
8Bは他のテレキ系台木と比較すると、
枝梢上にビロード状に密生する繊毛で容易に鑑別できる。
また、実のなるものは真の8Bではない。

テレキ5BB

テレキ系台木の中からコーベル氏が選抜したもので、
8Bよりはリパリアに近い性質である。
台負けはするが、8B、5Cよりは程度が軽く、
やや浅根だが根は太く拡性があり乾燥には強い。

樹勢も強く若木のときは徒長しやすいが、成木になれば落ち着く。
湿地では8B、5Cに劣り、土層の深い乾燥地が適地である。
テレキ系台木のうち最早熟で、グロワール、101-14に次ぐ。
着色が良く、果粒の肥大もよく品質向上性が高い。
日本では普及率第1位の台木品種で、現在もなお人気が高まっている。

フランスでは古くなって引き抜いたブドウ樹の代替として、
畑や区画の一部に植樹する場合に最適とされている。
土中の活性石灰に対する耐性率20%。

テレキ5C

準わい化性台木だが比較的、
深根性で根が太く樹冠を拡大させる点は8Bに似ている。
5BBよりも一般的に樹勢は弱く、比較的早く育つ。

若木の時は徒長するので、品種によっては台負けが甚だしく、
また火山灰土壌では徒長しやすい。
土壌適応性の幅は広く、湿地向き台木といわれていたこともあるが、
乾燥にも強く、8Bに勝るとも劣らない。

品質向上性もあり、早熟、豊産で優秀である。
特に耐寒性が優れ、中部ヨーロッパからドイツなど北部では5BB、8Bより
5Cの方が広範囲に利用されており、
日本でも北海道などで耐寒性の強さが認められ人気が高く、
その一方で九州などでも土地が適し、使われている。

8Bの発根が困難なのに比べ、5C、5BBは発根、活着が良く、
普及性を高める一助となっている。
5Cは葉が大きく、無毛で実を結ばない。

丘の斜面上部などの痩せた土壌に非常にうまく適合する。
土中の活性石灰に対する耐性率20%。

S.O.4

セレクション・オッペンハイムNo.4の略称。
非常に生育が早く、早熟性である。
耐乾性が特に強く、5BBに似ているが、耐湿性もあり、
肥沃な粘土質土壌に適す。

豊産で品質優良、根は堅く強く中深である。
土壌適応性も広く、樹冠は拡大する。
準わい化性台木で生育が旺盛。
期待は高かったが、台負けと育苗の不安定さから人気は落ちてきている。
土中の活性石灰に対する耐性率18%。

420A 

テレキ系と同じくベルランディエリとリパリアの交配だが、
420Aはフランスで交配されており、テレキ系とは呼ばない。
ベルランディエリの性質を良く受け継ぎ、耐寒性が最も強く、
品質向上性があり、早熟である。

耐湿性は弱いが耐乾性が強く、石灰抵抗性も強い。
このため、ヨーロッパでは重要な台木となっている。

樹勢が控えめであるため、
「リパリア・デ・テール・カルケール=石灰土壌のリパリア」
と呼ばれている。

痩せた土壌ではすぐに枯れてしまうので厳禁。
土中の活性石灰に対する耐性率20%。

ルペストリス・デュ・ロット

 樹勢が強いため、花ぶるいを起こす特定の品種に向いている。
湿気のある土壌には危険。
土中の活性石灰に対する耐性率14%。 

161-49

異状樹脂分泌病に対する敏感さから一時期見捨てられていたが、
場合によっては、その他の台木には不可能な最上の結果が得られる。
結実を促し、樹勢は限られている。
グラン・クリュ向きの台木。
土中の活性石灰に対する耐性率25%。

RSB1

平均的な樹勢。ブドウに豊かな糖度を与えてくれる。
乾燥に強く、過剰な湿気に対しても耐性がある。
土中の活性石灰に対する耐性率20%。

99Richter

根が匍匐(横に伸びる)しやすい。
樹勢は平均から強め。
乾燥に対する耐性が110Richterより低いため、
使用頻度が低くなっている。
土中の活性石灰に対する耐性率17%。

110Richter

乾燥に対して非常に高い耐性がある。
粘土石灰質で密度の高く、深度があまりない土壌に良く適合する。
中庸な樹勢で、結実を促進し、
地中海沿岸の地域での良好なブドウの熟成を可能にしてくれる。
土中の活性石灰に対する耐性率17%。

140Ruggieri

気候の不順に対して非常に上部で、傑出した樹勢。
乾燥して痩せた石灰質の土壌において素晴らしい結果を出す。
湿気が多い土壌には向かない。
ブドウの成長サイクル全体を少し長くする傾向にある。
土中の活性石灰に対する耐性率20%。

1103Paulsen

強い樹勢で,鮮度石灰質の土壌に良く適合する。
乾燥にも湿気にも抵抗力がある。
乾燥にはしっかりとした耐塩性がある。
土中の活性石灰に対する耐性率19%。

 ヴィティス・ベルランディエリとヴィティス・ヴィニフェラの交配品種

41B

石灰土壌の台木。 
結実力が良好だが、熟成を少し遅らせる傾向にある。
乾燥にはしっかりとした耐性があるが、湿気には抵抗力がない。
土中の活性石灰に対する耐性率40%。

FERCAL

萎黄(イオウ)病に対し、非常に耐性がある。
樹勢が強く、しっかりとした熟成を促す。
マグネシウムの欠乏に対し非常に敏感。
土中の活性石灰に対する耐性率40%。 

GRAVESAC(グラヴサキ)

3309と161-49の交配に由来する品種。
樹勢が強く、質の高い台木。
砂質や砂利質の土壌に非常に良く適合する。
土中の活性石灰に対する耐性率25%。

台木と穂木の相性

「台木品種」「穂木品種」の相性について。

ここではピノ・ノワールをメインにみていきます。
繊細な品種だけに、
クローンの数は全品種中で最多の43種類。
(カベルネ・ソーヴィニヨンで20種類くらいなので、
 かなり多いですよね。)

まず、「アンリジャイエのワイン造り」より引用。

———————————————————————————————
「マッサル選抜をすれば、様々な個性の多様な穂木を残していけるから、
 それがワインの複雑性にもつながっていく。

 だが一方で、その穂木の土台となる台木についても忘れてはいけない。
 ヴォーヌ・ロマネ村の畑に適した台木は161-49と呼ばれているものだ。

 リパリアという台木も素晴らしいんだが、
 これはどこの畑にでも合うわけではない。
 ただ、ニュイ・サン・ジョルジュのラヴィエールやクリュオという区画では、
 リパリアを使って非常にうまくいっている。

 樹勢が強くなり過ぎないし、果粒の小さなぶどうができるんだよ。」

台木の選択も大変重要な要素である。
様々な遺伝的特性を持つ台木は、
穂木にある種の力を与えてくれるものである。

それは「組み合わせによる樹勢」と呼ばれている。
この樹勢は台木が接ぎ木されずに栽培されたときに示す、
台木そのものの樹勢とは異なるものである。

「台木の選択は、デリケートな問題なんだ。
 台木によって、葡萄の生命力が変わってくるんだから。」


ピノ・ノワールはブドウの分類学者のあいだでも、
最も複雑な種のひとつだと考えられている。
この複雑な品種を今、薦められるがままに
二つか三つの表現型(115、114、667)だけにしてしまうというのは、
あまりに常軌を逸した振る舞いではないだろうか。

———————————————————————————————

 現在フランスでは、ピノ・ノワールのクローンが35種類以上も存在する。
そして国によって認可された後、それぞれ番号が与えられていく。

  
そして現場では、外観の大きさによって、大きく
「グロ/Gros(大)」「モワイヤン/Moyen(中)」「ファン/Fin(小)」
と3つに分けられる。

「グロ/Gros(大)」と呼ばれる大粒のピノ・ノワールのクローン群には、
No. 666、668、665、292、388、389、665、870、871などがある。
これらはシャンパーニュなど、
スパークリング・ワインの生産に適した多収量のクローン。

 「モワイヤン/Moyen(中)」は中粒。
このクローン群には、
No. 375、459、521、523、743、618、779、927などがある。
これらはグロ系の品種よりは収量が低く、果粒も小さい。
フランスではACブルゴーニュ・クラスのワイン造りに適した品種とされる。

「ファン/Fin(小)」に属する小粒のピノ・ノワールは、
俗に「ピノ・ファン」と呼ばれるクローン系列。
3つのクローン群のなかで最も収量が小さく、果粒も小さい。
クローンNo. 111、112、113、114、115、
165、495、667、777、828、943などがこれにあたる。

ニュージーランドのコヤマヴィンヤードの話では、

最新の943はかなり有力とのこと。


上記はフランスの、いわゆる「ディジョン系」だが、
他にもいろいろある。
(ワイナート発行の「ワインブドウ品種基本ブック」より。)

たとえばカリフォルニア系は、
ポマールのUCD4、USD5、USD6や、スワン、
カレラ、マウントエーデンなど。

ニュージーランドやオーストラリアで普及している、
Abel(エーブル)、MV4、MV5、MV6。

エーブルクローンは熟期が遅いことで有名。
MV6はブルゴーニュのクロ・ド・ヴージョより
オーストラリアに持ち込まれ、
優良クローンとして評価されている。
欠点は収量が低くなること。
花振いしやすい。


スイス系と呼ばれる、
マリアフェルダAM10-5、2-45、9-18など。

ドイツ系もある。
1-1Gm、1-3Gm、2-9Gmなどがそれ。



さらに、ピノ・ノワール以外の品種でも、
台木と穂木の相性というのがある。
以下にまとめておく。


①ピノ・ノワール
 41-B(シャンパーニュ)
 テレキ5BB、161-49、SO4(ブルゴーニュ)
 余市は歴史的に、
 ドイツ系・ディジョン系と台木は5BB、5Cで成功してきた。
 (仕立ては2mコルドン)
 ただし最近ではディジョン系、オーストラリア系(MV6など)と
 台木は101-14、S.O.4、リパリア・グロワールなど。
 (仕立てはギュイヨ密植)

②カベルネ・ソーヴィニヨン
 リパリア・グロワール・ド・モンペリエ(石灰質の乏しい土壌)、
 3.309 クーデルク、101-14ミヤルデ、グラッセ、
 420A Mgt(多少石灰質の土壌)

③メルロー
 リパリア・グロワール・ド・モンペリエ、テレキ5BB、SO4、420A

④シラー
 SO4

⑤カベルネ・フラン
 リパリア・ベルランディエリ、リパリア・グロワール・ド・モンペリエ、
 SO4、420A、5BB、3309C

⑥シャルドネ
 さまざま

⑦リースリング
 リパリア・ベルランディエリ、3309(肥沃な土壌向け)、
 5BB、SO4、125AA、5C

⑧ソーヴィニョン・ブラン
 さまざま(樹勢を抑えるタイプがのぞましい)

⑨ゲヴェルツ・トラミネール
 SO4、5C、3309、26G

⑩ピノ・グリ
 125AA、SO4

穂木品種クローン一覧

ピノ・ノワール

111…コート・ドール県原産。色調しっかり。かなりタニック。灰色カビ病に弱い。
112
113…コート・ドール県原産。糖度高め、タンニンは控えめ。
114…コート・ドール県原産。香り高く、かなりタニック。
    品質は高いが、安定に欠ける。
115…コート・ドール県原産。生産性も品質も安定。豊潤。
162…原産不明。軽めの赤、ないしはロゼ向き。
    アルザスで普及。
163…原産不明。糖度は低め。
164…原産不明。糖度は低め。
165…原産不明。糖度は高く、試飲の結果は良好。
236…コート・ドール県原産。多産性。
    凝縮感に欠け、ニュートラルなワインに。
292…ジュラ原産。タンニンのしっかりした赤ワイン向き。
372
373
374
375…ソーヌ・エ・ロワール県原産。バランス良く清らか。
    生産性良い。
386…マルヌ県原産。他産性で果肉がしっかり。
    シャンパーニュ向き。
388…マルヌ県原産。精彩を欠く。シャンパーニュ向き。
    灰色カビ病に弱い。
389…マルヌ県原産。精彩を欠く。シャンパーニュ向き。
    灰色カビ病に弱い。
459…マルヌ県原産。多産性のなかでは品質がよい。
460
461
462
521…マルヌ県原産。典型的な発泡性ワインに。
    シャンパーニュで普及。
528
583…コート・ドール県原産。ピノ・ドロワ型。
    収斂性を伴い、青草っぽさが出る。
617
665…マルヌ県原産。標準的な発泡性ワイン向け。
    シャンパーニュで普及。
666…マルヌ県原産。標準的な発泡性ワイン向け。
    シャンパーニュで普及。
667…コート・ドール県原産。生産性は中庸。
    香りにフィネスがあり、タニックで長期熟成可能。
    北海道内での評価は比較的高い。
    天候の影響を受けやすいクローンのひとつ。
668…マルヌ県原産。標準的な品質。
    灰色カビ病に弱い。
743…マルヌ県原産。典型的な発泡性ワインに。
    シャンパーニュで普及。
777…コート・ドール県原産。
    きわめて品質高く、長期熟成型。
778
779…シェール県原産。典型的な発泡性ワイン向き。
780…マルヌ県原産。発泡性ワインとして標準的。
792…マルヌ県原産。典型的な発泡性ワイン向き。
828…コート・ドール県原産。ポリフェノールが多く含有。
    長期熟成が可能。
829…ソーヌ・エ・ロワール県原産。多産性。
    糖度は低く、際だった特徴はない。
870…マルヌ県原産。典型的な発泡性ワイン向け。
871…マルヌ県原産。標準的な品質の発泡性ワイン向け。
872…マルヌ県原産。典型的な発泡性ワイン向け。
927…シェール県原産。典型的な発泡性ワイン向け。
943…コート・ドール県原産。糖度が高く、長期熟成向き。

カベルネ・ソーヴィニョン

15…ジロンド県原産。収量抑えれば、バランスよく、骨格しっかり。
169…ジロンド県原産。バランスよく、タンニンは比較的丸い。
170…ロワール渓谷原産。品種特性が表れやすい。
191…ジロンド県原産。長期熟成可能。骨格がしっかりする。
216…ロワール渓谷原産。比較的多産、糖度中庸。
217…ロワール渓谷原産。比較的多産、糖度は中庸~低め。
218…ジロンド県原産。比較的多産、糖度中庸。
219…ロワール渓谷原産。比較的多産、糖度は中庸~低め。
267
268
269
337…ジロンド県原産。骨格しっかり、バランス良い、長期熟成。
338…ジロンド県原産。品種特性出る。台木5BBと相性良い。
339…ジロンド県原産。樹勢強く、収量多いと軽いワインに。
341…ジロンド県原産。品種特性よく出る。ムラのないクローン。
410
411
412
685…ピレネ・アトランティック県。糖度高め。




●メルロ
181…ジロンド県原産。収量低め。糖度高い。品種特性出る。
182…ジロンド県原産。生産性中庸。糖度高い。バランス良い。
184…ジロンド県原産。多産性、糖度は中。品種特性出る。
314…ジロンド県原産。樹勢は弱い。バランス良い。
342…ジロンド県原産。糖度中。品種特性出る。
343…ジロンド県原産。糖度高い。長期熟成型。
346…ジロンド県原産。樹勢強め。品種特性が出る。
347…ジロンド県原産。品種特性出る。バランス良い。
348…ジロンド県原産。糖度は中程度。ポリフェノール含有率高い。
349…ジロンド県原産。品種特性が出る。
447
519…ジロンド県原産。やや多産性で糖度は中程度。

●シャルドネ
  75…コート・ドール県原産。糖度は低く、バランスは良い。
    過剰に実をならせると、ぼやけてしまう。
  76…ソーヌ・エ・ロワール県原産。品質高く安定。
    香り高く、繊細で、品種特性がでる。
  77
  78…コート・ドール県原産。多産性。
    過剰に作ると表現力の乏しい痩せたワインに。
  95…コート・ドール県原産。場所を選ばず高品質。
    香りに品があり、豊潤でバランス良い。
  96…コート・ドール県原産。香り高く、力強く、バランスも良い。
    生産性も安定。
116
117
118…コート・ドール県原産。非常に多産性で糖度は中程度。
119…コート・ドール県原産。多産性のクローン。
121…コート・ドール県原産。
    香り高く、フィネスがあり、バランスもよい。
122…コート・ドール県原産。
    多産性だが中程度の糖度があり、品種特性出やすい。
123
124…コート・ドール県原産。生産性は中程度。
    品種特性は表れる。
125…コート・ドール県原産。多産性。
    際だった特徴のないワインを生む。
126
127
128…コート・ドール県原産。多産性だが糖度は中~高。
129
130…コート・ドール県原産。多産性。
    糖度は中程度まで上がり、品種特性は出る。
131…コート・ドール県原産。香り高く、繊細。
132…コート・ドール県原産。多産性で糖度も低い。
277…コート・ドール県原産。
    品質を上げるためには樹勢を弱め、
    収量を制限する必要有り。
352
414
415
548…ソーヌ・エ・ロワール県原産。複雑な香り。
    凝縮し、バランスよく、骨格もある。
549
809…ソーヌ・エ・ロワール県原産。
    繊細なマスカット香。扱いに注意。


●ソーヴィニヨン・ブラン
107…シェール県原産。多産性。品質特性が出やすい。
108…ジロンド県原産。樹勢は強い。香り高いが、フィネスに欠ける。
159…シェール県原産。バランスのとれた味わい。
160…シェール県原産。香り高く、品種特性出やすい。
    成熟はやや遅い。
161…ジロンド県原産。
240…ロワール・エ・シェール県原産。中庸なクローン。
241…ロワール・エ・シェール県原産。軽く、香りは儚い。
242…ロワール・エ・シェール県原産。香り高く、バランス良い。
297…ロワール・エ・シェール県原産。品種特性出やすい。
316…ジロンド県原産。香り高い。ドライに仕上がる。
317…ジロンド県原産。辛口、極甘口とも可能。
376…ロワール・エ・シェール県原産。品種特性はっきり。
377
378…ロワール・エ・シェール県原産。多産性。品種特性出づらい。
379
530…シェール県原産。早生で収量低い。
    香り高い辛口の仕上げから、ボリュームのある仕上げまで可能。
531
619
905…ジロンド県原産。
906…ジロンド県原産。

●リースリング
49…原産不明。収量を厳しく制限すれば、高品質で、
   品種特性のはっきりしたワインに仕上がる。

●ゲヴェルツ・トラミネール
  47…オー・ラン県原産。収量低く、糖度は中~高。
  48…オー・ラン県原産。収量中程度、糖度も中。
643…オー・ラン県原産。収量中程度、糖度は中~高。
→全体に品種特性は出やすい。

●ミュスカデ
177…干ばつに弱い。繊細でバランス良い。
227…繊細でバランスがよい。
228…繊細でバランスがよい。
229…繊細でバランスがよい。
230…繊細でバランスがよい。
231…繊細でバランスがよい。
232…繊細でバランスがよい。
441…繊細でバランスがよい。
442…生産性は中程度。糖度も中。
443…生産性は中程度。糖度も中。
→全てロワール・アトランティック県が原産。

●シュナン・ブラン
220…灰色カビ病にやや弱い。香り高く強い酸を持つ。
278…典型的で、バランスが良い。
416…果粒は重く、日常消費向け。
417…果粒は重く、日常消費向け。
624…灰色カビ病に弱い。酸は少ないが典型的な味わい。
880…灰色カビ病に弱い。張りとねっとり感がある。
982…現在観察中。比較的早生。ねっとりした力強い辛口。
1018…非常に早生。極甘口に向く。
→全てメーヌ・エ・ロワール県が原産。

●ピノ・ムニエ
458…マルヌ県原産。しばしば突然変異を起こす。
    典型的なシャンパーニュのベースワイン向き。
791…マルヌ県原産。早生。ベースワイン向き。
817…マルヌ県原産。早生。樹勢強い。ベースワイン向き。
818…マルヌ県原産。灰色カビ病に弱い。ベースワイン向き。
819…マルヌ県原産。ベースワインに適する。樹勢弱い。
864…マルヌ県原産。ベースワインに適する。樹勢強い。
865…マルヌ県原産。ベースワインに適する。
900…エーヌ県原産。ベースワインに適する。
901…ロワレ県原産。グリ・ムニエ型。ロゼに使用。
916…ロワレ県原産。グリ・ムニエ型。ロゼに使用。
924…マルヌ県原産。樹勢は中。ベースワイン向き。
925…オード県原産。ベースワイン向き。
977…マルヌ県原産。樹勢強く晩成。ベースワイン向き。
978…マルヌ県原産。糖度高く、ベースワイン向け。
983…マルヌ県原産。糖度中、ベースワイン向き。

参考: 「果樹園芸大百科3 ブドウ」
    「アンリジャイエのワイン造り」

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北海道ワインラヴァー2019もくじ

もくじ

北海道のワイン

①農楽蔵
 2019年までの総集編

②ドメーヌ・タカヒコ

③栗澤ワインズ(KONDOヴィンヤード)
 2018年までの総集編
 エチケットなど資料

④栗澤ワインズ(ナカザワ・ヴィンヤード)

⑤10Rワイナリー

⑥山崎ワイナリー

⑦タキザワ・ワイナリー

⑧ドメーヌ・アツシ・スズキ
 2018年までのまとめ

⑨宮本ヴィンヤード
 2018年までのまとめ

⑩モンガク谷

⑪イレンカ

⑫ドメーヌ・モン

⑬多田農園

⑭平川ワイナリー

⑮羊蹄ワインセラー

⑯八剣山ワイナリー

⑰藤野ワイナリー

⑱三氣の辺

⑲藤澤農園

⑳松原農園

㉑宝水ワイナリー

㉒北海道ワイン

㉓バンナ・ブラン

㉔キトウシ

㉕月浦ワイン

㉖オサ・ワイナリー

㉗千歳ワイナリー(北海道中央葡萄酒)

㉘マオイ自由の丘ワイナリー

㉙奥尻ワイナリー

㉚サッポロワイン

㉛キャメルファーム

㉜ベリーベリーファーム&ワイナリー

㉝十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)

㉞富岡ワイナリー

㉟リタファーム&ワイナリー

㊱ばんけい峠のワイナリー

㊲余市ワイン

㊳ふらのワイン

39ワイナリー仁木

40はこだてわいん

41オチ・ガビ

・現在ワインのリリースがないヴィンヤード

①美流渡

②旧マオイ・ワイナリー
  *現在は「マオイ自由の丘ワイナリー」

③旧・歌志内太陽ファーム
  *現在は「上歌ヴィンヤード」

ワインの知識

ブドウ栽培の知識

苗木づくりについて

ワイン用ブドウ栽培

著者紹介

北海道在住、今年で37歳、新規就農研修中です。京都生まれ、滋賀育ち、大阪で10年働いて、北海道へ移住。目標は北海道初のワイン用ブドウの苗木屋です。

現在日本は空前のワイナリー建設ラッシュ。その中でも北海道はワイン産地としての評価を高めてきています。生産量は山梨、長野に次いで3位。しかし北海道のワインのレベルが上がってきたのはここ10年ほどのこと。

まだまだ多くの生産者が全国から(あるいは海外から)流入してきて、ワイン用ブドウの苗木は決定的に不足しています。特に新規でワインやブドウを作ろうとしている人たち、(つまり本州の苗木屋さんとパイプの無い人たち)にとって、スタート段階の苗木を調達するのは骨の折れる仕事になっています。

さらには北海道という寒冷地(本州は温帯気候、北海道は冷帯気候)に、本当の意味でマッチした苗木はほとんどない、と僕は思います。

だからこそ、大好きなワイン産業のインフラ整備として、誰かが北海道という気候に合った、苗木を育てなければならない。僕はそう考えて、苗木屋としてスタートを切ろうと考えています。

2019年は新規就農の最終年。試験栽培も始めていこうと考えています。その活動報告も含め、北海道のワインの魅力を伝えるブログにしてきます、もちろん、たまには海外のワインも飲みつつ、ですが。

読んでくれた人が、少しでも北海道に、そしてこの風土を活かして造られるワインに興味を持ってくれれば。そんな想いで毎日更新していきます。

よろしくお願います!

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グリューナー・フェルトリーナ(オーストリア・白)

原田商店で購入したオーストリアの自然派の白。

なんとびっくり1リットル瓶です。

しかも1000円台という。

味わいも爽やかで透明感がある。

シャープな酸に白い花のような香り。

やはりこの品種は結構好きだ。

普段のみできるくらいのコスパの良さだし、

合わせる料理を選ばなさそう。

単独で飲みながら、何を合わせようかな~と考えていると、

まるで縁組のようだと感じる。

なかなかに楽しい時間。

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T2ポートランド2018(ユイ・白)

ドメーヌ・ユイの白。

赤と同じく、エチケットで畑の区画がわかる。

裏エチケットのデータが豊富。

ファンが知りたいことがしっかりと書かれていて、

お手本のような感じ。

酸がとてもきれいなのが印象的。

生食用ブドウでもよいワインが作れるぞっていう気概を感じる。

料理にも合わせやすい印象を受ける。

今回は単独で飲んだが、和食との相性は良さそう。

柑橘の爽やかさもあるので、スダチをしぼった焼き魚とか。

イメージが膨らむワイン!

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