ワイン読本〜越後えびかずら維新〜

うちの本棚より。

IMG_8610

ブドウの育種にも興味があり、
それに関する本を探す中で出会った1冊。
マスカット・ベーリーAを生み出した川上善兵衛氏をテーマにした1冊。

どちらかというと川上善兵衛氏の伝記的色彩が強く、
ブドウ栽培や育種についての細かい記述は無かった。

唯一、育種の大変さがわかる部分が、p152〜。
内容を要約すると、

20年かけて500の品種を交配して、
実生で1万株余りを栽培。
そのうち実を結んだなが1000株ほど。
すべて通し番号があり、
マスカット・ベーリーAは3986番、
レッド・ミルレンニウムが6421番。
亡くなる前年な最後の番号が10311番。

育種で有望な品種を作る難しさが、
ここに表れている。

そしてその品種を方々に配り、
マスカット・ベーリーAの今日の名声があるわけだ。
その私心のなさに心打たれる。

詳しい内容は著書「葡萄全書」などを当たるしかないな。
興味が尽きない。

●書籍データ
・著者  小関 智弘
・出版社  小学館
・出版年  2010年
・価格  1400円+税

人気ブログランキングに参加しています。
北海道のワインを全国に広めるため、クリックをお願いします!

投稿者: chatnoir2010

北海道初のワイン用ブドウの苗木屋を目指して奮闘中。2019年は新規就農研修、最後の年。いよいよスタート間近。がんばります!

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。