ワイン読本~ワイン醸造技術~

冬季は読書の量もふやしたいところ。

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非常に内容の濃い1冊。
新しく得た知見などをまとめておく。

・第1章「テイスティングとワインの成分」

 この章では、テイスティングの「姿勢」についての記述、
 これがかなり興味深かった。
 姿勢を正しくすることでよく香りが取れる。
 一部引用する。

 「《所作の美しい人》の唎酒を横から見ると、
  グラスの扱い方はもとより、
  唎酒を行っている姿勢が淀みなくきれいである。」

 テイスティングの「姿勢」に関しては意識したことがない。
 図もついているので非常に勉強になった。


●概要
書名:「ワイン醸造技術」
発行:公益財団法人 日本醸造協会
発行年:2022年
目次:
第1章「テイスティングとワインの成分」
第2章「ワイン醸造と品質からみたブドウ栽培」
第3章「ブドウ」
第4章「ワイン醸造に関係する微生物」
第5章「収穫から仕込み作業」
第6章「ブドウ果汁とワイン品質の管理」
第7章「亜硫酸」
第8章「ワイン醸造」
第9章「ワインの貯蔵と管理」
第10章「ワインの変敗」
第11章「ワインの清澄化と安定化」
第12章「ワインの壜詰め」
第13章「ワイナリーの設立と衛生管理」
第14章「関連諸法規」
第15章「流通・販売・経営」
第16章「帳簿義務」
第17章「ワインと健康」

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