旅行記まとめ~東北ワイナリー巡りの旅~

2016年に行った、東北地方への車の旅のまとめです。
最終目的地は日本におけるブドウ苗木の聖地、山形県。
札幌→函館→フェリーを使って東北回って帰ってくる。
そんな旅でした。

・1日目
札幌~函館~青森の行程。
まずは札幌から洞爺湖を経由して、太平洋側のルート。

長万部を通り、函館。
札幌を朝の7時に出発して、函館13時着。
目的は農楽蔵さんですね。

この日はちょうど直売の日で、ワインも買えたわけですね。

その後、ルート的には少し引き返して、
七飯町の「函館ワイナリー」さんへ。

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そしてフェリーで一路青森へ。
青函海峡を3時間40分かけて渡る。
雑魚寝のスタンダード・ルームが懐かしい感じ。
学生時代に、同じようにして中国に行ったことを思い出す。

青森到着が21時10分。
車をどこに停めたか忘れてさまよったけど(笑)
なんとか無事に到着。


・2日目
さて2日目も朝7時に出発。

秋田のワイナリーは有名なのが2つ。
このはなワイナリーと天鷲ワイン城。
このはなは青森から近すぎて、10時の開店を待つと山形に行けないので断念。

まずは目的地を天鷲ワイン城に設定。
4時間ちょいの行程…。

なんとプラムワインがメインでした…。
ショックすぎる…。

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戦隊モノのヒーローが醸造行程を説明してくれるという笑

あ、でも景色は最高に良かった。


その後、間に合うかギリギリだったので、
この旅初の高速道路を使って移動。

16時半に南陽市に到着。
実に9時間半かかりました…。
つ、疲れた…。

最後、「メガシャキ」まで買って乗り切ったもんな。
最近、仕事でも飲んでないのに笑

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そこまでしたのは、このイベントに間に合わせたかったから。
(そのために今日明日の2泊は、このワイナリーの裏のホテルを取った笑)

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羊が旨かったな。
このワイナリーの葡萄畑で、
長年飼われていた羊を屠殺したとのこと。
とても美味しかったです。合掌。

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白のグラスはシャルドネ。
樽がかなり効いてる。バリックかな?
好みが分かれそうだけど、
僕は樽香のある豊満なシャルドネは好き。

もちろんクリーンでシャープなシャルドネも好きだけど。
シャルドネは、この七変化っぷりが言わば個性ですね。
しかし、この酒井ワイナリーは当たりだ!

お婆ちゃんが色々、葡萄栽培さについて教えてくれて、勉強になりました。



・3日目
苗木屋を訪問後、山形の最大手、高畠ワイナリーへ。

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さすがの資本力。
「見せる」技を持ってる。

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プロモーション・ビデオもあったり、
まさにテーマパーク。

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観光バスも来てる。
文句なく山形最大。いや、東北最大か。

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葡萄の植木鉢も。親近感がわくな。

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ダブル・グイヨかな?
試験栽培の農場も同じ仕立て。

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続いて福島県のワイナリーへ。
って簡単に言うけど、山形県南陽市〜福島県二本松は、
グーグルマップで1時間半の行程。

「1時間半なら近いな」って行くことを決めたけど、
感覚がマヒしてるな。
往復3時間は近くない笑

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福島農家の夢ワイン。
山ソーヴィニヨンがメインらしい。

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最後は、もともと日本酒メインの浜田さん。
小売してないのに、親切に話をしてくれて、
端数切って売ってくれました涙

国産ワインブームで、
最近は品評会でもワインだけ売れて帰ってくる、
なんてこともあるそうです。

励ましてもらいました。
がんばります!


・4日目
やたら「芋煮会できます」という看板を見つつ移動。
東北では「芋煮会」がバーベキュー的ポジションなんだろうか?)

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そんなこんなで、仙台の端、秋保ワイナリーに。
宮城県で唯一のワイナリー。去年2015年にオープンしたて。

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横にはブドウ畑も。まだ若木ですね。
全体に傾斜は緩いけど、森の端は角度が付いているようですね。

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印象に残ったのは、ワイナリーのお洒落さ。
(あと右下に写っている「ルンバ」的な自走草刈り機)

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お洒落なカフェも併設。

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そしてお手本のような植木鉢と葡萄樹。

現在はワインはなくて、シードルだけ販売中。
今後、アイテム数も増やしていく予定とのこと。
雑貨やアンチョビなども売っていて、結構楽しめた。
店員さんの接客もあか抜けていて、スマート。

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「ワインベーコンのサンドイッチ」というのもあったので、食べてみることに。
シードルの袋とアンチョビの袋、そして後ろはブドウ畑。
何から何まで洗練されてます。梅田や札幌にあってもおかしくない。

パンハカンパーニュかな。とても美味しい。
揚げナスが入っていて、トロリとした感触が良い。
ビネガーが効かせてあって、良いアクセント。
ああ、これ絶対にワインに合うわ。

そして、カフェでコーヒーを頼むと、必ずふたが付いてくる。
ワインの香りを邪魔しないようにという配慮らしい。
うーん、ワイン好きにとってはたまらない気配り。

帰り際の風景。
すごい高低差がある地域で、山の上の温泉旅館を見上げるような位置。

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今後が楽しみなワイナリーでした!


さて、ここからが大変。
14時半に仙台を出て、岩手に向かう。
もはや高速を使っても、夜中になる計算。
というか、17時に閉まるワイナリーがほとんどだと思うのだけど、
間に合うのだろうか…?


で、一路、岩手へ。
田舎の風景が、なんだか懐かしい。
北海道とはやっぱり違うね。
山に囲まれた集落が多い。

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で、エーデルワインに到着!
なんと、17:07に到着で、売店は閉まっておりました…。残念。

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いや~、でも、この大迫という土地は葡萄の里らしく、
アーケードなんかも葡萄の葉が茂っていたりして、楽しい雰囲気。

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ちょっと意味はよくわからなかったけど、
「ぶどうの湯」なんてのもあるし(笑)

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あとは道沿いに葡萄の樹も植わっていて、
「リースリング・リオン」とか札がかかっている。
写真には撮れなかったけれど、勉強になりました。

ここが間に合わないということは、他のワイナリーももはや時間切れ。

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夕焼けに(文字通り)黄昏て、高速道路で青森へ。
結局、ホテルに着いたら22時過ぎ。
およそ11時間ほど運転しました。岩手周りは遠いわ。

このブログを更新するつもりでWi-Fi のルーターをフロントで借りたが、
もはやそんな体力も残っておらず。
ワインも飲まず、爆睡…。

いや~、今から読み返してもよく回ったな(笑)

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