2019年までのまとめ~タキザワ・ワイナリー~

はじめに

さて、タキザワ・ワイナリーです。
タキザワ・ワイナリーを最初に訪れたのは2014年の8月です。
休みが取れたらワイナリーを巡っていた時期です。

2016年の8月には恵庭でタキザワ・ワイナリー会も。
スゴイ種類を試飲してきました。
そこで飲んだものも含めて。

スパークリング・ワイン

ナイアガラ・スパークリング

ナイアガラ・スパークリング2013

タキザワワイナリーのナイアガラ2013。スパークリング。
グラスに鼻を寄せると、甘い香りが溢れる。
ナイアガラは極甘口にも使われる品種なので、
その甘さを思い出し、イメージはもう甘口ワイン。

 しかし、口に入れると印象は一変。
きりっと澄み切ったシャープな味わい。
酸もしっかり効いている。おそらく、このシャープさは、
ここのテロワールを反映している。

スティルでもスパークリングでも、白に共通する味わい。
日本らしさだけど、甲州とも違うイメージ。
やはり冬の厳しさを乗り越えていくブドウと芯の強さか。
とても面白い。

ナイアガラ・スパークリング2015

2016年8月。

ナイアガラとはいえ、かなりドライな仕上がり。
タキザワ・ワイナリーのこれまでの泡は、
どちらかと言えば微発泡(2気圧)くらいのものが多かった。
それに反して、今回の泡は結構強め(3気圧)。

うん、こういう泡が元気なスパークリングは好きだな。
乾杯の瞬間から元気が出るので。

ただ、合わせた辛い料理とはいまひとつ。
辛さをスパークリングの泡が包んでくれることもあるけど、
この相性はいまひとつだ。
特にナイアガラとトウガラシの辛さは合わない感じ。

ひとつ勉強になったな。


ミュラートゥルガウ・スパークリング

ミュラートゥルガウ・スパークリング2013

2015年の春先ですね。


乾杯はタキザワ・ワイナリーのスパークリングで。
これはブラインドで出されたら、ヨーロッパの泡と勘違いすると思う。
 こういう会の乾杯には最適の1本。
これから何が起こるのだろうっていう、期待感に満ちた泡ですね。
可能性を感じさせてくれるワインです。

 タキザワ・ワイナリーを含め、
空知のワイナリーはもともと森のところを切り開き、
ワイン畑を作っていったところがほとんど。

だから、期待感のあるワインになるのかも。
 今回の会でも「ワインには人柄が出るよね」っていう話に、
皆がうなずいていましたが、そこがワインの面白さ。

ちなみに、タキザワ・ワイナリーは当初、
ニュージーランドの白を意識して作られていたのだとか。
それ以降もピノとシャルドネという高貴品種がメインでしたが、
一般向けも、ということで2012のヴィンテージから、
余市からブドウを買ってのワイン造りもスタート。

これはそのうちの1本ということです。
素晴らしい乾杯のワインでしたー。


ミュラートゥルガウ・スパークリング2014

ようやくひと段落で明日は休日。開放感で薪ストーブ焚いて、
部屋を暖めてからスパークリング。
暖房つけてアイス、というのは北海道民の常識(笑)

開けたのは丸山屋で買ったタキザワ・ワイナリーのミュラー・トゥルガウ2014。
辛口を最大級にしたようなドライさと、
タキザワさんとこのウリとも言える鋭い酸。
奥さんはあまり好きではないのだけれど、
僕はこういうスパークリングは大好きですね。
だもんで、1人飲みの相方にしました!

つまみはゴーヤチャンプルー。
シーズンが完全にずれてますけどね。

ちょいと塩を効かせすぎた豚肉。
酸の強い泡にはピッタリですね。
なんというのかな。ミュラー・トゥルガウっぽさは無い。
香りは確かに残存しているけど、味わいは酸だな。
レモンライムのような感じ。
くー!疲労回復する!

クイクイ飲んでしまう。
お疲れ様の2日間の労いワイン。
幸せや~!

次は2018年ワインヘリテージにて。
感想は以下。

香りはややシャープ。
キリリと冷やしてあるのが心地よい。
ちょっと冷やし気味くらいの方が魅力が引き立つかも。
酸が長く引くので、楽しめるな。

かつてこいつを飲んだ時は、
とにかく酸の主張が強いことだけが意識されたけど、
熟成を経たせいか、あるは僕の味覚の変化か、
かなりゆったりとしたところも出てきた。

今が飲みごろと思われる。
…とはいえ、ミュラーをそんなに何年も保管しないんだよな~。
旨いのは分かっているが、手元にない。。。

そんな、もどかしめのワインです(笑)

旅路スパークリング

旅路スパークリング

2014年末のタキザワ・ワイナリーの忘年会。
タキザワ・ワイナリーの忘年会の1本目。

乾杯はやはりスパークリングで。
北海道ならではの「旅路」というブドウ品種でできた、スパークリングワイン。
原産は余市の方で、「紅塩谷(べにしおや)」という別名も。
生食用ブドウとしてのイメージも強く、ロゼなんかもありますが
、タキザワではスパークリングに。

圧は低くなっているが、微発泡というほどではないか。
非常に重厚な味わい。
熟成を感じる、ぶあついワイン。
軽やかに乾杯というよりは、先制パンチをもらったような、
なかなかインパクトのある泡でのスタートでした。

 「ワインショップ・フジヰ」さんでも、
想像以上に返り注文(リピーター)が多いのが特長とのこと。
藤井さんの表現を借りれば、「ぽっちゃり」したワイン。
熟成のうまみが加わり、酸が引き締まって印象が変わったと。
熟成が効くスパークリングというのは貴重ですよね。
乾杯に使うのがもったいないと感じるほど、
旨みのある白のような1杯でした!

旅路ロゼ

旅路ロゼ2014

3/21が結婚記念日だったので、パーティーに使わせてもらいました。

「人生の旅路は良き連れ合いと」ということで旅路という葡萄、
そして北海道もようやく春めいてくる季節ということで、ロゼを、
それぞれ併せ持っているこの1本を、今年の1本にしました。

昼間っからクレープを焼いて、パーティー気分。

バターもしっかり道産のものを。
惜しげもなくたっぷり使ったからか、生地が美味しかった!

色合いがお祝いごとに向いていますよね。
ややオレンジがかった、濃いめのピンク。
泡も元気で、「おめでとーっ☆」ってノリにピッタリでした。

爽やかな強めの酸に、ほっとするような甘さ。
なんだろ、懐かしいような気分になる甘味。
生食用葡萄に共通する、ラムネのような甘さが、
記憶の中の葡萄とつながるからでしょうかね?
なんか嫌な甘さじゃなくて、ほっとする。

そしてさらに、ですよ。

わーっと盛り上がった後に飲んだら、雰囲気がまた変わる。

うちの窓から見える柔らかい春の夕陽に似た色。
味わいは澱がたまっているからか、苦味が増して、
より複雑な印象に変わっていく。パワーもある。
その代わりに泡が引くので、別人のような印象。

結婚という旅路も、こういうお互いの変化を楽しみながら、
ゆっくり付き合っていきたいな、と感じさせられたワインでした!

旅路ロゼ2015

次は2016年8月。

朝から晩まで、がひと段落して、油断して開けた泡。

キンキンに冷えた泡というのは至福だな。
今回は揚げナスの南蛮漬けをつまみつつ、
タキザワさんのところの泡を。

強めの発泡、甘やかなキャンディー香と、裏腹なシャープさ。
これを飲むといつもクレープを思い出してしまう(笑)
日曜の朝からクレープを焼いて、
コイツと合わせると最高ですよ(笑)

とはいえ、暑さを吹っ飛ばす南蛮漬けとの相性も悪くはない。
旅路は海鮮にも合わせやすいし、今回のような野菜にも合う。
そういう意味で、日本の食材との相性はかなり良いと思う。

山梨に甲州があるように、北海道には旅路がある。
そんな品種になっていく予感に満ち溢れています。

そして、1杯のつもりで飲んで、いつのまにやらボトルが空に…。
案の定、次の日の朝は二日酔いですよ。
あーあ、ついつい飲みすぎてしまうんだよな~苦笑

白ワイン

デラウェア

デラウェア2013

タキザワワイナリーのデラウェア2013。
いつか食べたことのある、食用ブドウの味わいを思い出す。
なんとも懐かしさを感じるワイン。

果実味が充実しているなかにも、酸がしっかりしている。
これは料理に合わせて飲みたい1本。
おそらく、日本の食卓に合っても違和感のないワイン。
鳥居平の白を飲んだ時にも感じたが、
よくできた日本の白ワインは、どことなく日本酒と共通点がある。
澄み切った小川のような味わい。
故郷に帰ってきたかのような錯覚を抱かせる。

デラウェア2015

タキザワ・ワイナリーのデラウェア。
デラウェアという葡萄品種は、生食系。
なので、甘かったり、独特の香りがしたりするもの。

しかし、こいつはまるでワイン用の葡萄から作ったような、
高貴な味わいがするのが不思議。
アプリコットやリンゴの香り。
デラウェアからこんなワインも作られるんだ、
と思うと、ワインの可能性の大きさを感じる。

濁りがあり、粘性もわずかながら感じる。
酒石酸かな?グラスの底にはキラキラ光るものが見える。
品質が良い証。
まさにワインの宝石ですね。
後に残る酸も気持ち良い。素晴らしいワインでした。

デラウェア・サンスフル2015

2016年8月。

さて、今日も気温は高めなので、やっぱり白。

タキザワ・ワイナリーのデラウェアです。

いわゆる自然派の造りに1歩踏み込んだ新しい白。

今回のタキザワさんのデラウェアは、
残糖がほとんどなく、すっきりと爽やか。
果実味に溢れていて、酸もほどほどなので、料理に合わせやすい。
特にこういった、やや洋風なテイストにマッチしますね。
トマトとの相性良いんじゃないかな。

やっぱりクイクイ行ってしまって、2人で1本空いちゃいました。
今年のタキザワ・ワイナリーの新作は、どれもかなり当たりだ!
今後の造りにも注目ですね!

2016年8月の試飲会にて3度目。感想は以下。

サン・スフルです。

以前一度飲んでいるが、やっぱり旨い。
りんごのような濃厚さ、リッチな味わいが素敵。
酸が魅力のラインナップの中で、明らかに異色。

醸造はかなり様々な取り組みをしているとのこと。
そのチャレンジが表れていて、
本当に様々な作品が生まれてきているように思う。

これまでのタキザワ・ワインは酸が強すぎて、
しばし置いておかないと魅力が発揮できないと感じていたが、
コイツは女性受けもよさそうで、早飲みもOK。

新たな魅力を持ったチャレンジングな1本です。

ミュラー・トゥルガウ

ミュラー・トゥルガウ2015

このミュラー・トゥルガウもそうだけど、
北海道のドイツ系品種は非常に美味しい。
気候が合っているということもあるだろうし、
最初に導入された品種だけあって、試行錯誤の歴史が長い。

やはり、長い間かけて選別され、生き残り、
工夫を重ねられてきたものってのは、どれも魅力的ですね。

そのなかでも、このミュラーはかなり美味しかったな。
甘さをほのかに残しつつも、苦味がうまく溶け込んでいる。
それがこのワインに複雑さを与えている感じがするな。
酸は(タキザワさんのラインナップの中では)控えめ。
割と早く飲んで楽しめるワインであると思う。

2016年8月にものんでます。

ワインは余市のイベントでも飲んだミュラー・トゥルガウ。
かなり美味しかったので再び。

タキザワ・ワイナリーの白は酸がきつく、とっつきにくい印象がある。
それを払拭したのがコイツだな。
複雑さがあり、芳醇でまるい。

その秘密は「醸し」ですね。
いわゆるオレンジワインのつくり方。
果皮とともに「醸す」ので、茶褐色になる。
いわゆる自然派に好かれる造りで、
ご多分に漏れず、わたくしもかなり好き。
奥さんにも大好評だったので、女性受けもよさそう。

決して「ミュラー」という名前に引っ張られてはいけない。
コイツはかなりのレベルです。
即買いですね。

2016年8月に3度目。

爽やかで軽やかな白。
脂っこい料理との相性が良かった。

特に今回は中華ということで、
良い豚の脂と合わせたが、かなり美味しかった。

辛さを控えめにすると、白と豚というのも悪くないな。
そういえば、豚しゃぶなんかと日本の白は結構合うし。

ちょっといろいろイメージが湧いてくる白だった。
使い勝手のよさそうな白。

2016年11月の感想。

さて今日はジャズとワインの会4本め。

曲はちょうど「上を向いて歩こう」のジャズアレンジへ。
軽やか調子と、強がりを含んだ切なさ。
名曲ですよね。

曲にワインを合わせるイメージで、
甘さの中にほろにがさを感じるコイツにしました。

セルフでワインを取りに行くシステムなので、
曲のイメージを抱いてワインを選べるのが楽しい。
(曲の途中に立って取りに行きづらいけど…)

分かりやすいワインの仲間に入ると思うんだけど、
癖のある苦味が単調さを防いでいる。
少し裏がありそうな、面白いワイン。

家に1本ストックがある。
どういうシチュエーションで開けようか、想像が膨らむな。


ケルナー

ケルナー2013

タキザワワイナリーのケルナー2013。
ケルナーらしい風合い。澄み切った味わいが魅力。
ケルナーの特徴であるマスカット香を感じる。
 リースリングとの共通点もあって、飲みなれている感じ。
こちらも酸がしっかりしている。
これらの品種は甘口になるとややくどさを感じるが、
ここまでシャープな辛口に仕上がると、
ヨーロッパワインのファンも唸らされるのでは。

ケルナー2015

2016年8月。

かなり芳香豊かなケルナー。
白の中では、この会でナンバーワンの1本でした。
魚介に合う、という話でした。
この香りが複雑で、記憶にあるけど、何の香りかわからない。

しばらく思い出そうとしたがわからず。
裏エチケットを見てみました。

なんと、中井農園のケルナーだったんですね。
どうりで複雑なわけだ。

貴腐菌の香りだったのか。濃厚な感じ。
かなり個性的なケルナー。好きだわ。

ケルナー2016

ワインは、以外にもトロピカルフルーツの香りを前面に出した、
肉厚のあるしっかりした感じのワイン。

昔はシャープな酸の白が多かったワインメーカーだけに、
ちょっと意外な感じがしますが。
:ここ最近はこういう造りがメインになっている印象です。

個人的には鋭い酸の白も好きなんですけど(特にケルナーは)、
女性には受けのよさそうな1本ですね。


ソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨン・ブラン2009

僕がタキザワさんで初めて購入したのが、
このソーヴィニョン・ブランの12でした。
鋭い酸にミネラリーな雰囲気。
そのイメージでこの09も飲ませてもらったのですが…
まったく違う雰囲気にびっくり!

色合いは深いイエロー。熟成のきいた、落ち着いた白です。
いい年の取り方をする白だったんですね!
これは圧倒的にうまい。というか、個人的に好き。

鋭角な酸が落ち着いて、なんともいえない魅力。
しかも、淡く微発泡を感じさせる。
まだ微生物が生きていて、変化していっている証拠ですね。
奥深さを感じさせるというのは変わらずですが、
紳士的なオーラが出てて、これは素晴らしい!

生魚とも合う印象。日本の柑橘と合うので、ゆずなど添えるといいな。
忘年会が終わってから振り返ってみても、
今回の僕の中のベストはコイツでした。
こうやって年とともにグングン変化していくのも魅力。
今年のソーヴィニョン・ブランも、何年かおいておきたい雰囲気。
タキザワさんの本領発揮と言った1本でした!

以下、「ワインショップ・フジヰ」の藤井さんのコメント。
 ソーヴィニョン・ブランの09年。
イメージするソーヴィニョン・ブランの味わいじゃなくって、
熟成した白ワインの美味しさっていう世界。
香りでいうと、干した香りや革製品の香りが出てきている。
味わいも果実感よりも酸味とミネラル感の方が強くなってきた。
 イメージするフレッシュでフルーティーな
ソーヴィニョン・ブランっていうのではなくって、
熟成した美味しい白ワインの世界に入ってきている。

こうなると「シャルドネ」だとか「ソーヴィニョン・ブラン」だとか、
そういったものではなくなってますね。非常に興味深かったです


ソーヴィニヨン・ブラン2011

タキザワ・ワイナリーは北海道に来てから
最もお世話になったワイナリー。
人間関係が拡大したのもここからだし、
就農に際してのアドバイスもたくさんもらったし、
そして宮本ヴィンヤードのワインが買えたのも、
タキザワ・ワイナリーからのつながりです。
感謝、感謝。

で、だからというわけではないが。
今回のワインリストの中で、かなり期待感が高かった1本がコレです。

タキザワさんの、2013より以前のソーヴィニヨン・ブランは、
(というか、白全般だけど)
かなり酸が強く、早飲みには向かないタイプが多かった。
でも逆に言えば、熟成すると酸の角が落ちて、
なんとも言えない魅力が出てくるのです。
まさに大器晩成。

で、今回登場したのが2011。
テイスティング時のメモによると…

「5年の熟成を経ても、まだ酸が残っている。
 ただ、少し落ち着いてきてゆったりした感じになっている。
 味わいはクリーンで、透き通る味わい。
 とても心地よい、素敵なワイン」

今回のソーヴィニヨン・ブラン縛りのワイン会は、
写真の通り9本そろったのですが、
僕としてはコイツを3位に選びました。
(ブラインド・テイスティングだったので、純粋に味わいでチョイス)

まだまだ熟成しますよ。
タキザワ・ワイナリーのピノ・ノワールも2013を取ってあるしな。
いつ開けようか…とニヤニヤしてしまう感じ(笑)

バックヴィンテージのソーヴィニヨン・ブランも、
また飲みたいな。

ソーヴィニヨン・ブラン2013

購入したのは、白の最上級キュベ。
畑でソーヴィニョン・ブランを見た後だったので、
無性に飲みたくなりました。

タキザワ・ソーヴィニョン・ブラン2013。
ワイナリーからの直接購入で3500円。

日本の白とは思えないほどの金色。
酸味がしっかりしているのは、共通する特徴。
こいつはコクを感じるのが、魅力。
あと2~3年寝かせてみると違うかも。

将来性にも期待が持てる、いいワインでした!

2016年11月に「バード・ウォッチング」という店で。

タキザワさんのソーヴィニョン・ブランの2013。

まだまだ元気で、酸も強い。
色は濃く見えるが、熟成にはもう少し時を必要としそうだ。
2011なんかは円熟の極みに達していることを考えると、
2013は長熟タイプなのかもしれないな。

今さらだけど、振り返ってみれば1本めにふさわしい白。
焼き鳥の塩あたりから合わせておけば、
ミネラルを含んだ感じと合ったかもしれない。

個人的にはフィニッシュが爽やかな白というのも、
後味がすっきりして悪くないと思うけど。


ソーヴィニヨン・ブラン2014

ソーヴィニョン・ブランはタキザワ・ワイナリーを象徴する白。
酸がキツイ分、熟成するとたまらない変化を見せる、
というのがこれまでのソーヴィニョン評。

しかし、こいつは一味違う!
さわやかで鋭い酸があるところは変わらず。
しかし、透明感が出てきたような気がする。
そして、やや丸みを帯びたか。

透明感がある白っていうのは、料理に合わせやすいので重宝する。
特に和食に合わせやすいというのが個人的な見解。
しかも、主張のある酸があるということは、
和食にある酸っぱさというのにも対応可能。
寿司系とか、ためしたくなる。

しかも、円さが出て、早飲みもいけるんじゃないか?という期待感も高い。
これで熟成までしてくれたら、これは一つの完成形と言える。

今後はシャルドネも始まるらしいので、
ソーヴィニョンは2014スタイルを理想として、
シャルドネで新境地を開拓していくのかも。
(あ、これは完全に個人的な想像…いや妄想です笑)

ソーヴィニョン・ブラン2015

水曜の収穫は非常に暖かかったのに、
うってかわって寒くなってきました。
週末は雪が降るって話だし(ワイン会なのに…)。

我が家にも加湿器が登場して、
すっかり冬の準備が進んできています。
あとは庭先の木を薪の形にしないとな。
薪づくりは完全に出遅れです…。

さて今日は、収穫祭で出てきたワイン。

この日は奥さんの誕生日当日なので、
珍しく僕がドライバーでワインは飲まず。
奥さんがタキザワさんのナイヤガラとソーヴィニョン・ブランを。
あきらめがつかず、奥さんの飲み残しをペットボトルに入れて(笑)
なんとか一口だけ試飲しました。

イメージしていたような酸の鋭さはあまりない。
やはり作りが変わってきている印象を受ける。
爽やかで、果実味由来の甘さをほんのりと感じる。
キンキンに冷やしてあったけど、もう少し温度を上げてもいいかも。

これでコクが出れば奥さんの好みの味わいになるか。

旅路

旅路2014

料理の途中から、
これはタキザワさんの「旅路」で行くしかないでしょ、という気分全開に。

ちょいさっぱり気味のから揚げに、
レモン塩とホワイトアスパラという組み合わせが、
酸がきりっと効いた白に合わせたくなる雰囲気。

奥さんが帰ってくるのを待って、パーティー気分で。
2014はまだ早いんじゃないの?という(的確な)指摘もよそに、
開けてしまいました!

そういわれると、もう少し待てば酸味も丸くなるかな?
とか思ってしまいますが、初夏はやっぱり酸味でしょ。
レモンの酸味にも負けない力を持っているはずだし。

で、やっぱり合う!
安いムネ肉で美味しい唐揚げができて満足。
作り置いたレモン塩のおかげで、安売りアスパラも最高。
そしてそれを引き立ててくれる旅路。
んー、幸せな晩御飯でした。

旅路2015

2016年のワイン会にて。

旅路という葡萄品種は、現在かなり北海道で注目されている。
「オサ・ワイナリー」の功績は大きいと思うけれど、
この土着品種に注目しているワイナリーがいくつかある。

別名、「紅塩谷」とも呼ばれ、余市と小樽の間、
塩谷のあたりで造り続けられていた葡萄。
一応、生食系なので、ラブラスカ臭(ラムネ感というかガム感)がある。

酸はキレイなので、夏が似合うように思う。

その「旅路」らしい1本。
本当、魚介と合う感じがする。
スイスイ行ってしまう白。

でも、ワイン会の折り返し地点。
あまりスイスイ行ってしまうと、後半飲みつかれるからな。
赤のピノを楽しみにしているので、抑え気味でいかないとな(笑)

赤ワイン

ピノ・ノワール

ピノ・ノワール2009

赤はピノのヴィンテージ違いを垂直試飲。
09はヴィンテージとしては弱めの年。
ぶどうのポテンシャルは低いようだが、早くも熟成を感じるし、
それがいい魅力になっている。

すでに飲み頃が来ている感じ。
09や10は宝水ワイナリーでの醸造・保管で、保管状態に関しては、
やや自信が無いとのこと。

にしても、十分に楽しめる味わい。
やはり北海道のワインは数年たってからが本領。
早飲みはいけない。いけないとはわかりつつも、
ついつい手を出してしまう。
 だからこそ、こういう機会はありがたいですね!

ピノ・ノワール2010

この年から醸造に宮本さんが加わった10ヴィンテージ。
宮本さんは一歩引いて、醸造を見守る、くらいだったらしい。
 ブドウ自体のポテンシャルは09よりも高かったようだが、
味わいは09の方が深い。

タンニンの効いた感じが、現在にも通じる魅力の一端だけど、
何せ果実味が貧相なのが残念。
雑味もある(保管上の失敗?)ので、
タキザワ・ワイナリーの魅力が活かしきれていない感じ。
 あるいは、この年からフリーランスで造る、
上級キュベ「キュベ・リコ」が誕生した影響もあるのかな?
いわばセカンド的な位置づけと考えたほうがいいのかも。
フリーランスと言えば、ブドウ自身の重みで果汁を絞る方法。
圧搾機などで絞らない分、自然な味わいになる。
うーん、キュベ・リコ飲んでみたい!

2度目に飲んだのは、2018年のワインヘリテージにて。
感想は以下。

それにしても、さすが2010、飲みごろ感が出ている。
やはり長期熟成を必要とするアイテムなのかも。
こなれ感が最高で、ピノとしての魅力を存分に発揮している。
徐々に良くなっているイメージ。
やはり待つことが必要なワインだな。

うちにも2014あるけど、いつ開けようか迷い中…。
そろそろ、味を見てみたいんだけどな~。
1本しかないのが、まさに冒険ですよね。

ピノ・ノワ―ル2011

ここから新しく生まれた「Bの畑」と呼ばれる場所のブドウも使用。
社長曰く「ピノという新しいフィールドが始まった年」と。
葡萄を素直にワインにしたという印象。
タンニンも効いてて、技巧的な印象はない。

個人的にはバゲットと鴨肉との相性が、
09、10よりも11の方が圧倒的に合うことに驚き。
鴨は結構、クセの強い味なので、
当たり負けしない力強さ、芯の太さが必要なんでしょう。
ということは、やはり11年の完成度が上がってきているということ。

現在、ウチには13があるわけですが、
こんなにヴィンテージの変化を見せられると、
開け時が難しくなってしまう!

奥さんは「3~4年置いてみよう」と気楽に言いますが、
はてさて、僕が我慢できるかどうか…苦笑

最後に「ワインショップ・フジヰ」の藤井さんのコメント。
(09、10、11を垂直試飲して)
私は酒屋でずっとやってきているから、
「2010年は天候が良くて、いい年。完熟感も出る。
 で、09と11は冷夏で涼しい年だった」
というイメージを知ってて飲んだんですが、
そのトーンの差があんまりなくて。

09が意外に美味しいな、11も痩せた感じがないな、という印象。
逆に言うと、10は他の2つよりも、一段上の豊かさを感じるかというと、
思ったほど感じないなと。
社長も「(宝水での)醸造上ちょっと問題があったのかもしれない」と
おっしゃってたんで。

10は干したニュアンスや枯れた感じがあるので、
熟成が早いのかな、という印象。
09は革製品の風味も出てきてるんで、
熟成した赤ワインの美味しさが楽しめる。
11はたった1年の差ですけど、
果実感があって、瑞々しさがあって、
今後、良い熟成を遂げていくだろうな、と。

で、やっぱりなんだかんだ言って、
12年はブルースさんで、
そして13年、14年は自社ワイナリーで造られているので、
そこからまた、がらっと変わっていくんだろうと期待しています。
みなさんがボランティアでがんばってくれたおかげで、
うちは良い商品を売ることができると(笑)

来年もみなさんがお手伝いしてくれれば、
タキザワさんのワインが美味しくなって、
うちも美味しいワインが売れるので、よろしくお手伝いください(笑)

2017年6月にも飲んでます。
その時の感想は以下。

ブラインド・テイスティングなので、銘柄不明で飲みました。
その時のコメント。

「酸は低い。熟成を感じる。単独でも十分に楽しめる力がある」

で、酸を強く感じなかったので、北海道ではないと判断して、
京都の「丹波ワイン」で予想し、見事にハズレ。

2本めが、ちょうどタキザワ・ワインのすぐそばにある山崎ワイナリーで、
その酸の強さと対比がきいてました。

ちなみに、色合いの濃さといい、料理との相性といい、
タキザワ・ワイナリーと山崎ワイナリーは対極にある、
ということがブラインドだからこそ分かって有意義だった。

今回のタキザワ・ワイナリーのピノは、特に料理を必要としない。
色あいも深く、単独で飲むのに向いている。
熟成と共に酸は落ち着いて、重厚さを感じる。
冒頭から、非常に美味しいワイン。

ちなみに10点中6点で採点。好みのランキングは14本中12位でした。

ピノ・ノワール2014

ピノ・ノワールの登場!
実は家には2013が置いてあって、
どこが飲みごろかを知りたいというのもあり。

結論から言えば、まだまだ先な感じがするな~。
2014は明らかに早すぎる印象。

まだ、こちらのノーマルのピノ・ノワールの方が、
今飲むなら飲みやすい感じ。

とはいえ、香りも豊かで、味わいも芳醇。
もう少しゆっくり寝かしてあげて、
そしてじっくりと向き合えば、また違う顔を見せてくれそう。

上のグラスはノーマル(左)とプレミアム(右)の比較。
(値段的にも、こういうことは個人ではできないよな…)

光の当たり具合とかではなく、本当に見た感じで色調の違いが分かる。
プレミアムは長熟を必要とするようだ。
今後が楽しみ。

ピノ・ノワール・プレミアム

ピノ・ノワール・プレミアム2014

2016年8月に試飲。

ピノのプレミアムです。
ピノとは思えないタニックな感じ。
一口目から、「まだ閉じている」ということが分かる。
それでも、このとっつきにくさを乗り越えると、
そこに新しい顔が見れるような気がする。

ピノ・ノワールはほんとうに気まぐれな葡萄。
滝沢さんも「計算しても、本当に美味しいワインは造れない」
とおっしゃっていたが、特にピノはそうなんだろうな。

造り手の言葉は、本当に腹に響くんだ。

ピノ・ノワール2017プライベート・リザーヴ

タキザワ・ワイナリーの発売直後の赤。

香り高い。
スミレのような華やかさ。
味わいもパワーを感じる。

ただ、やはり酸は高め。
これが落ち着いてからが本領発揮か。
今飲んでも十分美味しい。
美味しいが、まだまだ良くなるという期待感は拭えない。
少し待ってからが楽しみなピノです。

ロゼワイン

タキザワ・ロゼ

タキザワ・ロゼ2015

基本的にロゼはあまり飲まない。
特に「ロゼじゃなきゃダメ」っていうシチュエーションが少ないから。
(個人的には、お花見の時はロゼが合うと思う。
 ただ、北海道民はすぐにお花見の際にジンギスカンするから、
 それなら赤を合わすしかない。。。)

ただ、コイツはビックリうまかった!
味わいとしては白に限りなく近いと思う。
グレープフルーツのような香りが魅力。
複雑さもあって、かなり美味しい。

かなり多くの品種がアッセンブラージュされているとのこと。
ソーヴィニョン・ブランまで入っているので、熟成もしそう。
(なぜSBも?という質問に対しては、
 ぶっちゃけミスった…とのこと笑)

少し置いておいて、変化を見たいロゼ。
初めてだな。そんなロゼは…(笑)

タキザワ・ロゼ2016

僕が最初にお手伝いを始めた、タキザワ・ワイナリー。
そこのロゼです。ヴィンテージは最新の2016。

このワイナリーの造り、年々進化が感じられて、
追いかけずにはいられないんだよな。
最新ヴィンテージは濁りがかかっていました。
こういう造り、好きだな。

口中でわずかに泡を感じるほどの、ごく微発泡。
まだ発酵中なのかもしれない。

ちょっとびっくりするくらい美味いロゼ。
チーズにも負けない強さと複雑性があります。

キャンベルアーリー・ロゼ

キャンベルアーリー・ロゼ 2015

最初の1杯はクリーンな感じ。 
色あいもそうだし、香りや味わいもそう。 

上澄みはきれいすぎるという印象。 
どことなく警戒心を抱かせる美人のような、そんな感じ。 
残糖感の無いロゼ。 
まぁ、そういうのもいいか、と思って飲んでました。 

が! 
最後に近づくほど濁りが出てきて、 
最後の一杯は薄曇りの空のよう。 
そうなると複雑さがグングン増してくる。 
うまい。 

アセロラか。確かにそうだな。 
個人的にはビン底が好きなワイン。 
人によって好みが分かれそう。 
上澄みのクリアな感じが好きな人いないかな? 
一緒に飲みましょう!(笑) 

ワイナリー訪問記

10月3週目頃の収穫祭に何度かお邪魔させてもらっています。

日曜はタキザワ・ワイナリーの収穫祭。
奥さんの誕生日当日でもあります。

 9 時過ぎに到着。
あまりに寒く、しょっぱなから防寒は最強レベル。
(防水の上着来て、中にはヒートテックにフリース笑)

ワイナリー前の畑。景色もすっかり紅葉。

ワイナリー前の畑。傾斜の下からの撮影。

曽我さんのところで使ったコンテナと同じもの。
上に座ると、まったく同じところ(太ももの裏)が痛くなる(笑)

テンポよく収穫してると、滝沢社長から声がかかり、
人手不足のCの畑に移動して収穫。
お昼前に雨が降り、撤収。
雨はその後、あられに変わってより寒く。

そんな中の晴れ間に見えた光の筋。きれいな風景。

雨に備えてテントが張ってあって、その中でバーベキューパーティー。
豚汁にジンギスカン、焼き肉と豪華な食事。
並ぶのをちんたらしていたら、すっかりテントの中に席が無く。
まいったな~とテントの外の焚火の前に即席の席を作ってたら…

なんとワイナリーのスタッフのみなさんも周りにゾロゾロと。
焚火を囲んで、井出君の栽培の話やら、
宮本さんの醸造の話やら、何やら素敵な場に参加できました。

収穫も楽しかったし、いろんな話も聞けて良かった!
今日は誕生日なので、ワインは奥さんに譲って、
ドライバーに徹しましたが、奥さんも満足できたようで何より。

楽しい一日でした~。

今日も再びタキザワ・ワイナリーの収穫へ。

今日は白ブドウの収穫。
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、オーセロワ。
そういえば、白ブドウの収穫って初めてだ。
葉の色と溶け込んで、すこし見つけづらい感じ。

天気予報は雨だったけど、午前中は晴れていたし、
気温がグッと高くて、作業はしやすかった印象。

今年の収穫は例年に比べて遅め。
酸が下がるのを待ったとのこと。
ギリギリの限界まで待ったブドウたち。
ワインになるのが楽しみですね。

昼を迎えるころから天気は崩れてきました。
なんとか、ノルマの部分までは行けたか。
平日なのに、思ったよりもお手伝いさんが多くて、
作業も捗った印象です。

今シーズンの収穫お手伝いはこれで最後かな。
厳しいヴィンテージでも、しっかりブドウができているところは、
やはりきっちりできている。
さすがですね。

ワインになるのが楽しみだー。


インタビューまとめ

最後に空知ワインピクニックでのインタビューを。
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-滝沢さんはずっと若いころからワインを作られていたわけではないですよね。

そうですね。

-そもそも、ワインを作るきっかけというのは?

よく聞かれるんですよね。
ワインがそんなに好きというわけではなくて。

-そうですか?(笑)
 札幌でワインスクールに通われるくらいだから、ワイン好きだと思いますが。

いえいえ。始めたきっかけというのは、キザに言うと、
都会型の生活から田園型の生活にスタンスを変えたいというのがあって、
「何をしようか」「そうだ、ワインを造ろう」と。

-そもそもは都会型の生活だったということで。何をされていたんですか?

珈琲屋です。

-みなさんご存じですか?有名な珈琲屋さんの創業者でいらっしゃいます。
  今はもう経営者ではないんですか。

経営は違いますね。ブランドと従業員は残っていますが。

-ちなみに、店名を聞いてもいいですか?

可否茶館」です。

-みなさんご存知でしょう。可否茶館の創業者でいらっしゃいます。
 今から40年くらい前ですかね。
 ですからまだスターバックスも何もない時代に、
 ああいうスタンスで、ああいうスタイルでやろうとした、先駆けの方です。
 次から次へと新しいことをはじめる才能のある方だと思うんです。
 その方が、空知でワインをやろうと思うということは、
 そこに何かがあるんじゃないかと思うんですが。

いえいえ、個人的な理由です。そんな大仰ではなくて。
ワインの話をしましょう(笑)

-じゃあ(笑) 今日のワインは?

今日は、デラウェアのスティルですね。

-スティルということは、スパークリングではない、
 つまり発泡していない、いわゆる普通のワインですね。

デラウェアは全国的にある品種ですが、
たまたま去年完熟したデラウェアが手に入りまして。
珍しくアルコール度が11度くらいあるデラウェアで、
完熟感というか、熟成感のあるワインです。
今ちょうど、飲みごろじゃないでしょうかね。非常においしいですよ。

-デラウェアは食用葡萄なので、ワイン用葡萄と違って、
 果汁が多い分、糖度があってもアルコール度が低めなんですが。
 11度だと結構高めですね。これは甘口ですか?辛口?

もちろん辛口です。うちは甘口というワインがないので。

-すべて辛口ですか。それは好みですか?

いえ。
基本的には北海道のスタンダードなテーブルワインを作りたいというのが、
非常に大きな動機でして。皆さんが日頃、ちょっと買えるような値段の、
それで月に1~2回は夕食の食卓に並ぶようなワインを造りたくて。

-なるほど。でもフルーティーですよねデラウェアだと。
 フルーティーだけど辛口のワインですね。
 他の販売ワインは?

ミュラートゥルガウですね。これもスティルですが。
それとスパークリング。圧は2気圧くらいのちょっと弱いものですが。

-微発泡?

微発泡に近いくらいの。ナイアガラの辛口のスパークリングですね。

-ミュラートゥルガウも甘口に仕上げるところが多いのですが、
 食卓に並ぶようにと辛口に仕立てられてる。
 ナイアガラも甘口が多いのですが、これも辛口で。

とてもおいしいですよ。
作ってびっくりするくらいの美味しさですね。
いいワインですよ。ぜひ飲んでみてください。

-発泡ということはいろいろな製法があるんですが、滝沢さんのところは?

瓶内二次発酵ですね。

-この瓶内二次発酵というは非常に手間のかかる製法でして。
 手っ取り早いのは炭酸ガスを入れることですが、
 これはヨーロッパでは認められていません。
 それからたくさん作れるということでタンクで作る製法もあります。
 しかし瓶内二次発酵というのは、1本1本作るんです。
 今あるボトルの中で発酵させて発泡させる。
 こんな手間のかかる作業ですが、それでも2000円を切るお値段?

そうです。

-これはなかなかないですよ。瓶内二次発酵は手間ですから。
 一般的には3000円くらいするのが多いです。
 フランスのシャンパーニュと同じ製法ということですからね。

違いはただ、澱を引いていないというだけですね。

-少し濁りがあるのも味のうちということでしょうかね。

そうですね。

-これは澄ませて飲む方がいいのか、
 濁っていた方が、かえって味わい深いのですか?

ほとんど濁りがありません。
これはどうしてかはわかりませんが、
うちのワインは野生酵母を使っているんですが、
そのせいかもしれません。

-ふつう、澱引きしないと白く濁るものなんですが、
 それはあまりないんですね。
 しかも滝沢さんはこれがファーストリリース。
 最初のミュラートゥルガウであり、最初のナイヤガラですから。
 ぜひ皆さん楽しみにして下さい。
 今日はフルーティーなワインがメインですが、
 滝川さんはソーヴィニョン・ブランとピノ・ノワールも作っていらっしゃる。
 ただ、収量は少ないんですよね。

ソーヴィニョン・ブランはあと200本くらい残っています。
ピノ・ノワールは、ちょっと仕込みが入ったので遅れて、
11月頃の出荷でしょうかね。ぜひ皆さん楽しみにしてください。
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投稿者: chatnoir2010

北海道初のワイン用ブドウの苗木屋を目指して奮闘中。2019年は新規就農研修、最後の年。いよいよスタート間近。がんばります!

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