はじめに
うちからもっとも近くにあるのが、長沼町のマオイ自由の丘ワイナリー。
所有者が替わって、栽培や醸造の担当も若手になっています。
2019年は、3人そろっているところに訪問できて、いろいろ話せて楽しかったです。
話の中身はもちろん苗木です。
これから植えたい品種の話は、やはり夢が膨らみますね。
「無理だ」って言われている品種でも、分かんないですよ。
温暖化の影響もあって北海道の地でも育つようになっている品種は増えているし、
台木との相性次第では成功する品種も増えるかもしれない。
そのお手伝いができれば言うことないですね。
スパークリングワイン
澪標(泡)
澪標(泡)2018
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夏前にスパークリングがあるのはやっぱ良いよね。
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ナイアガラの白とオレンジを混ぜてあるとのこと。
うん、オレンジ的苦味がしっかりあって、存在感を主張している。
今日みたいな暑い日にはこういう酸強め、泡強めなのが良いな。
や、なかなかお気に入りの1本ですよこれ。
「夕顔」もよかったが、これも「買い」な1本です。
花散里(泡)
花散里(泡)2018
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疲れた日は焼肉。
家でやると安上がりだしな。
合わせたのはマオイの赤の泡。
先日のバーベキュー&ランブルスコが、思いの外よかったので。
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マオイの花散里。
赤ワインのテイストそのままに、発泡性にしてある。
酸が強く、渋味も強い。
キンキンに冷やしたが、それでも主張は強め。
焼肉のたれと相性が良いかも。
ゴマ油&塩くらいでは負ける。
強い料理と合わせて。
白ワイン
澪標
澪標2017
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7月のワインアカデミーの懇親会の1本。
マオイ自由の丘ワイナリーの澪標(みおつくし)。
マオイワイナリーは経営者が替わって、
名称も変わりました。
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ナイアガラ特有のラブラスカ香がしっかりある。
しかし味わいは甘ったるくなく、すっきりしている。
造りとしては最近の流行を意識した透明感のある造り。
この醸造法で、マオイの山葡萄をワインにするとどうなるのだろう?
そんな期待感が高まる新生マオイのワイン。
これからが一層楽しみです。
2度目に飲んだ感想は以下。
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うーん。注いだ瞬間に少しびっくりする色あい。
ジャスミンティーくらいの色合いになっています。
もちろん熟成によるものではない。
味わいはナイアガラの軽やかさはありつつも、力強い渋味や酸も見受けられる。
それが全体を引き締めて、非常に良いアイテムに仕上がっている。
野心的な造り手が、北海道のワインをどんどん変えていく。
まさに春の萌芽のような、小さい中に力強さを感じるワイン。
うん、また見つけたら必ず買おう。
赤ワイン
花散里
花散里2018
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岩手のヤマブドウを使用した赤。
第一印象はやはり野性的。
つかみかかってきそうなアタックと土っぽい香り。
奥に果実の印象もしっかりあるので、
タンニンや酸が落ち着けば、果実感が前に出るかも。
数年置いて楽しむとよさそう。
帚木
帚木2017
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「ははきぎ」です。
マオイ自由の丘ワイナリーは漢字2字の名前なんですね。
そして「源氏物語」に由来している。
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余市のキャンベル。ラブラスカ香は強いが、
その奥にしっかりとした果実感がある。
ワイルドベリーのような力強い酸。
ライトな色合いに似合わぬアタック、力強さがある。
スーパーで手に入るところも、
これまでのマオイワイナリーとは一味違う。
こいつは中庸を旨とするワインだった。
さて他のアイテムにはどんな個性を持たせるのか。
ワクワク感のあるワイナリーです。
2度目に飲んだのは冬。感想は以下。
キャンベルっていうと、楽器ならピッコロのように、
ロゼとかで可愛く仕上げるパターンが多い。
そんな中、こいつはどっしりと力強い力士系の赤。
といっても重厚感というよりは、荒削りな酸と、
野性味のあるスパイシーさという感じ。
(あれ?裏エチケットのコメントと違うな…汗)
雪が降り始める時期に、
薪ストーヴの火を眺めながら飲みたい感じ。
体を温めてくれますよ。
空蝉
空蝉2017
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最寄りのマオイ自由の丘ワイナリー。
![](https://i0.wp.com/hokkaidowinelover.com/wp-content/uploads/2020/03/2367829f-s.jpg?resize=480%2C640&ssl=1)
キャンベルらしいラブラスカ香がある。
甘くゆるいキャンベルと、
強くパワフルなヤマブドウ系の岩松という品種、
この2つを合わせてしまうというのはなかなか面白い。
旧・マオイ時代よりは飲みやすいワインが多いな。
さてさて、どんなワインを作っていくのか。
これからが楽しみなワイナリー。
2度目に飲んだ時の感想は以下。
源氏物語から取った空蝉と言う名前も良いな。
味わいは柔らかな甘さの中に力強さと荒々しさがある。
このバランスを間違えると今一つになってしまうが、
このアイテムは絶妙なバランス感覚。
気持ち「ワイルドさ」が先行している気配もあるが、そこは個性。
僕もがめつくワイルドに最初の5年を生き抜いていくぞ。
やることは無限、時間は有限。
効率よくいろいろやりきっていきます!
花宴
花宴2018
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当時まだエチケットが貼られていなかったので、この姿。
山ソーヴィニヨン100%とのこと。
新生・マオイ自由の丘ワイナリーはワイン名が源氏物語に由来。
これも「花宴(はなのえん)」という名前。
ヤマソーは興味がある品種。
ヤマソーはヤマブドウの血が濃いように感じる。
アタックは強く重く、ややガサガサした舌ざわり。
アッセンブラージュするか、あるいは熟成させるか。
もうすこし円くなってくると面白そう。
今後が楽しみな1本。
紅葉賀
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: img_7506-1024x768.jpg](https://i0.wp.com/hokkaidowinelover.com/wp-content/uploads/2019/05/img_7506.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
2019年6月。
最近、ちょこちょこ長沼を訪れるので。
ついでと言ってはなんですが、ワインも購入。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: img_7507-1024x768.jpg](https://i0.wp.com/hokkaidowinelover.com/wp-content/uploads/2019/05/img_7507.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まだ飲んだことのない「紅葉賀(もみじのが)」です。
バックヴィンテージと新しいヴィンテージをブレンド。
共にヤマブドウということもあって、なかなかに力強い。
濃く、重く、パワフルと言ったところ。
それでいて、ヤマブドウ独特の酸も強くある。
今回は単独で飲んでしまったけど、
夏ならトマト料理とかと合わせたらどうかな~。
ミートソースとか。
トマトの酸味とマッチしそうな気がする。
今度、試してみよっと。
夕顔2018
2019年3月。
果実酒研究会の試飲会ワイン。
![IMG_6819](https://i0.wp.com/livedoor.blogimg.jp/belgrave/imgs/7/4/74e81dc0-s.jpg?w=1262)
マオイ自由の丘ワイナリー。
会社は北海道自由ワイン株式会社。
キャンベル99%にヤマブドウが1%。
なかなか面白いセパージュ。
この1%がどんな仕事をするのか。
キャンディー香によるキャンベルらしさ。
その中に強さがある。
1%でもヤマブドウのパンチはあるな。
強めの、しっかりしたロゼ。
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