秋になれば体が楽になるかと思いきや、
ハウス建てに片づけ、ブドウ苗植えと、
肉体労働ばかりで筋肉がバリバリいってる苦笑
来季に向けての動きがもう始まっている。
まだまだ気を抜かず頑張るぞ。
さて、今日のワイン。
栗沢のイレンカの赤です。
色合いは薄い赤。
ただし、立てておいたので、
上澄みとボトム付近ではずいぶん色調が違う。
底近く、澱際は濁りがみられる。
味わいはそこに近づくほど複雑さと旨みが増し、
美味しくなっていくと僕は感じるが、
そこはまぁ好みの問題だろう。
今回、2017を飲んで改めて思ったが、
北海道の気候として、2019、2020、
そしておそらく2021もかなり温暖で、
3年連続で恵まれたヴィンテージだと言えると思う。
さらに2021はビッグヴィンテージの予感で、
もしこのままの傾向で気候が変動すれば、
2019以前か以後かで、
大きく分けて語られるようになるかもしれない。
以前はか細く繊細で、壊れそうにすら思える。
今回のイレンカも、儚さが魅力であり、
この繊細さと酸の美しさに見とれる雰囲気がある。
以後のヴィンテージは良くも悪くも、
太さや力強さ、豊満さが出てくる。
おそらく後者が高く評価されるようになるとは思うが、
時には前者の繊細なタッチが懐かしく思い出されるだろう。
ちょっと感傷に浸ってしまうピノです。
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