2020年までのまとめ~ヲソキナイノルビー~

まとめシリーズ、次はヲソキナイノルビー。
まだ2回しか飲んでいないけれど、まとめておきます。

赤ワイン

ヲソキナイノルビー2016

1度目に飲んだのは2018年の6月。
当時の記事を再掲。

以前よりお会いしたいと思っていた宇都宮さんと、
栗山にて新規開店の「くりやまアンド・アム」にて初対面。

そこでワインも購入させていただきました。

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その名も「ヲソキナイノルビー」。
難読カタカナ(?)ですが(笑)
ヲソキナイは浦臼の地名ですね。
そこの赤ワインなのでルビー。
「ヲソキナイのルビー」という意味です。

そういえば、日本では赤ワインは、
「ルージュ」の表記が多くて、せいぜい「ロッソ」。
「ルビー」という表現は聞かないな。
穴場的表現ですね。

2015ヴィンテージが初リリースで、今年で2年目。
メインはセイベル13053。
他ゲヴェルツなど混醸ですが、割合はごくわずかとのこと。

購入依頼は直接電話のみということです(笑)

2015年が約300本、2016年は約1200本の生産。

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醸造は10Rです。
ブルースさんいわく、「ガメイ風に仕立てた」とのこと。

僕は今回、安平町のチーズと合わせてみました。

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ここのチーズは本当にウマイ。
日本のチーズのレベルもグングン上がってきてますね。
個人的にはフライパンで少し炙って、
外側がカリっと、中はトロッとさせた状態が最高に好き。

ワインは開けた瞬間に揮発酸の香りがあるかも、
とのことでしたが、僕が購入した1本は大丈夫でしたね。
確かに特有香はありますが、長くは残存しない。
グラスでくるりとスワリングすれば何の問題もないですね。

奥さんも軽くテイスティング。
最初は懐疑的でしたが、味を見て納得の高評価でした。
授乳もあるので慎重なのに、
2口目行くなんて、なかなかのワインですよ。

味わいは最初にキャンディーの香り。
後からゆったりと酸。
のびやかだけど、鋭さはないのでほっとする。
その後はレッドカラントをイメージする、
赤いベリーの味わいが強く出てきます。

タンニンは弱め…というかほとんど感じない。
この軽い感じが、ガメイっぽさと言われる由来か。
聞いていたほど、早くヘタレる感じはしない。
(1~2時間は大丈夫でしょ)
翌日、翌々日の変化は、この後見ていこうかな。

個人的には、かなり好きなタイプです。
色あいは薄くて頼りなげだけど、
芯はしっかりしていて、育ちの良さも感じる。
(僕としてはガメイ感よりもピノ感を強く感じる。
 ただし、余韻がピノほど伸びない…)
正直、セイベルという品種を見直しましたね。
力があるブドウだわ。

追記:
1時間半くらい経過したところから、
酸だけ残って他の要素が薄れていく印象。
ベリー感も減っていってしまう。

グラスに長く置いておくのはオススメしない。
リコルクは液面下げすぎないようにハーフボトルにするか、
もしくはチッソいれるのが良いかも。

長期の熟成もあまり望ましくないと予想されるが、
それは実際に試してみて結論をだしたい。

2度目に飲んだのは2018年7月。

初日は還元香がやや気になる。
果実感も薄めで、無口な印象。

前回飲んだ時は還元のニュアンスあまりなかったけどな。
ボトルにもよるのかも。
あるいは僕の味覚のコンディションか?

ともあれ、3日目くらいから還元香飛んで、
花開く感じで魅力的になってきた。
香りも花のようで素敵。
味わいもグッとイチゴっぽさが出てくる。
酸は割とあるけど、飲みづらさは感じない。
どちらかといえば、和食なんかに合いそうだ。
キュートなワイン。

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コメント

  1. 農活の道産子 より:

    はじめまして宇都宮ヴィンヤードさんで葡萄の収穫のお手伝いをしている道産子です。
    北海道産のワインを広めて頂き感謝いたします。
    私は、北海道の特産品の価値を高め、規格外でも美味しい野菜を提供し、農家さんに還元したいと活動しています。

    宇都宮さんも薬を使わず丹精込めて育てた拘りの葡萄をワインにしています。
    お願いですから卸値をブログに掲載し、コスパが良いと絶賛するのはやめて頂きたいです。

    新規就農者の貴方様であれば、ご理解いただけると思います。
    北海道の経済を底上げし、農家さんの暮らしが楽になるように活性化していくような発信をよろしくお願いします。

    • chatnoir2010 より:

      農活の道産子 様

      失礼いたしました。
      当時、宇都宮さんが在庫に困っていらして、販売を手伝った際の記事の部分がそのまま残っておりました。
      速やかに削除いたしました。

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