長らくガレージに保管してあったというワインを
譲ってもらったもののうちの1本。
名門アルベール・ビショーのブルゴーニュ・ルージュ。
なんと自分よりも年上の1979年生まれ。
ワイン会で皆さんと楽しもうと思ってたんですが、
当分、ワイン会を開催でてなさそうなこのご時世。
うちでの保管に不安もあるし、
そもそも数十年の素人保管のワインは博打なので、
やむなく開けていくことにしました。
そのうちの1本目。
コルクはカビだらけなので、良い感じの湿度だったようです。
ただコルクはもろくなっていて、
いわゆる「飲んべえのたしなみ」が必要な状態。
高等テクを持ち合わせていないし、道具もないので、
ソムリエナイフ1本で格闘する。
途中で砕け始めて、コルクを落とすことも覚悟したが、
時間をかけてゆっくりと抜栓。
細かい破片が少し落ちたが、個人で飲む分にはOKなくらい。
フィルター使わず、そのまま飲める状態でよかった。
色合いはややレンガ色がかかっているが、
清澄度合いは高く、香りも昇ってくる。
味わいもまだまだパワーが感じられて、
ボルドーほど超熟しないといわれるブルゴーニュだが、
まだまだ全盛期の魅力を保っているのがスゴイ。
ブラインドで聞かれたら、1990年代と答えてしまいそう。
古酒って、こういう出会いがあるからやめられない。
素晴らしい1本でした。
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