原田商店の有料試飲会のワイン。
ワインリストによると、
造り手はル・トン・デ・スリーズ。
ブドウ品種はグルナッシュ、カリニャンにサンソー。
ただ、この2016だけはグルナッシュ2/3、サンソー1/3。
「低い収量の凝縮したブドウを丁寧に収穫、
自然酵母で発酵、
2週間のマセラシオンカルボニックを行った後に大樽で熟成。
SO2を添加しない生産者」
とのこと。
昔は重くて濃厚なワインが好きだったので(いわゆる「濃厚民族」笑)
南仏のワインは混んで飲んでいたのですが、
最近はめっきり繊細でライトなブルゴーニュやら、
ピノ方面に進んでしまっていたので、
こういう機会に試飲できるのはありがたいな。
自分の好みで飲んでいると、どうしても偏るからな。
しかし、予想に反してこいつは繊細タイプ。
とてもじゃないがグルナッシュがメインとは思えない。
しかし酸化のニュアンスが感じられてしまう。
ジアセチルによる、発酵バター系の香り。
ネガティヴに捉えるか、ポジティヴに捉えるか、
これは好みの問題と言えそう。
僕はこの香り、苦手なんだ…。
残念。。。
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