ニュージーランドまとめ

・サステイナブル・ドッツ2010(大沢ワインズ・白)

2015年8月の投稿。
くりやまマルシェの品々と合わせたのが、コイツ。

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実家の父が見つけて送ってくれた、滋賀県は米原に本社がある、
「大沢ワインズ」がニュージーランドの自社農園で作っている白。
ピノ・グリですが、非常にフルーツの香りが強い。
全体にフルーティーで複雑さがある。
特に「ハーベスト」のアップルパイとの相性が抜群にいい。
たぶん、両者の香りや味わいに共通点があるんでしょうね。

南方系のどっしりした果実味豊かな白。
久しぶりに飲んだなー。
北海道ではなかなか無いけど、こういうのもいいね。
ちょっと異色の日本ワイン(と呼んでいいのかな?)でした。

・フライング・シープ2012(ニュージーランド・赤)

2016年3月
今日は奥さんが外出なので、薪ストーブ焚いて、
料理を作って帰りを待つ感じ。

メニューは和風ハンバーグ、トルコスープ、
そして自家製ベーコンでジャーマンポテト。

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ジャーマンポテトがウマかったな。
さすが「きたあかり」だな。

合わせたのはニュージーランドで、
日本人が作っているワイン。
「大沢ワインズ」本社は滋賀県米原。

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色合いはルビーよりもやや明るい。
にもかかわらず、
ピノ・ノワールにしてはアタックが強め。
最初は酸が立つ。やりすぎなくらいに。
でも、グラスで少し置くと、あっという間に豹変。

深く豊かな一面を見せる。
スパイスに合うね。
トルコのスパイスにも、ハンバーグのナツメグにも、
スパイシーさに合うピノというのは貴重だな。

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日本人の作りというのは、なかなか面白い。
フランスでもニューワールドでもないよね。
これまでの常識をあまり感じない。
感じないけど、奇をてらうわけではない。
こういうマイナーチェンジをさせると、
日本人は世界最強だな。

アタックの強いピノ。
なかなか良いじゃないですか。

フライング・シープ・シャルドネ2011(ニュージーランド・白)

2016年3月。
一日中がんばった日。
自分へのご褒美として白を。

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生食用のホタテがあるが、果実味の強いこの白には合わない。
少し炒めて、バターとしょうゆ。
うむ、合うようになった。

かなりのパワーを感じる白。
北海道のバターとも合うな。

シャルドネって、本当に産地で顔を変える。
他のブドウ品種は飲んでいくごとに理解が深まる。
でも、シャルドネだけは飲めば飲むほど、
分からなくなっていく気がするな。

ニュージーランドと日本人のコラボ。
非常にふくよかな白。
強い白を飲みたいときにオススメの1本。

キムラセラーズ・ソーヴィニョン・ブラン2011(ニュージーランド・白)

ワイン会のワイン紹介もいよいよ終盤。
料理もメインです。
白だけの(しかもソーヴィニヨン・ブランだけの)ワイン会、
メイン料理はどうするんだろ?と思っていましたが、
さすがですね。ばっちり合う肉料理が出てきました。

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豚肉のカイエット、バルサミコソース。
カイエットというのは、まぁハンバーグです。たぶん。
脂分とバルサミコの相性が良い。

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右から3本めのボトルですね。
ニュージーランドの南島、マールボロ地区で、
日本人の木村さんが作っているワイン。

そしてハンバーグ…じゃなかった、カイエット。
これがまた白とも合うんだ。
もちろん、このワインが力強いということもある。
テイスティング時のメモによると…

「これは美味しい。酸も落ち着いていてキレイだ。
 理想的と言っても良い熟成を遂げている。
 これぞ、ソーヴィニヨン・ブラン。毎日でも飲める」

毎日飲むだけの財力が無いですけど(笑)
かなりテンションのあがったコメントを残しています。
得点でも、この日の9本の中で1位でしたね。

世界中で日本人がワイン造りを始めている。
ちょっとニュージーランドも追いかけてみたくなるな。

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