これも旧ブログからの引っ越し記事。
元の投稿は2016年4月。
さて、続いて白とロゼ編。
白とロゼでは、本当に品種による違いを痛感。
⑤ミュスカ・ウェステンベルグ2014
泡の③と同じ造り手、アルザスのクンプフ・メイエ。2400円。
ミュスカ(モスカート)のアロマって、
甘ったるくて辟易とする、という印象があったのですが。
こいつは香り高いという感じ。
マスカットの香りがこれほど上品になるとは。
17点付けました。
⑥ルーサンヌ2014
ローヌのドメーヌ・ラターの作品。
酸がキツめ。ルーサンヌは単一に向かないって聞くけど、
そこにチャレンジするとはスゴイな。
⑦マコン・ヴィラージュ2014
ブルゴーニュのマコン。ジュリアン・ギィヨという造り手。
もちろんシャルドネのみ。2580円。
非常にキレイな酸、北海道っぽさがあるな。
後を引く余韻。青りんごのような香り。14点。
⑧マカブー2014
ルシオン地方。ル・トン・ルトルヴェの作。
マカブーという品種を使ってます。
香りが非常に独特。熟成香のような香り。
濁りが効いている白。
⑪オリジネル2013
ジュリアン・クルトワという造り手。ロワールのトゥーレーヌ地区。
ムニュ・ピノとロモランタンを使用。
ゴムのような香り。香りは薄く、ストレートな雰囲気。
ミネラルウォーターのよう。
⑬ブラン2013
ローヌのアンドレア・カレクという造り手。
ヴィオニエ70%、シャルドネ30%。3490円。
今回の最高点19点を付けたうちの1本。
高貴さ、複雑さ、いろんな要素が強く出ている。
これがヴィオニエか~という感じ。
素晴らしい白でした!
さて、次はロゼ。
⑰パロマ2014
ラングドックのエスダキという造り手。グルナッシュ100%。3120円。
梅のような香り。スパークリングで梅っぽいってあるけど、
ロゼでこんな香りははじめてだ。
というか、グルナッシュのロゼ自体初めてだ。
17点付けました。面白いロゼ。
ロモランタンとかルーサンヌとかマカブーとか、
知識でしか知らなかった品種に出会えてよかった。
本当に様々な味わいと香りがあって、
白やロゼの底力を見せられた感じ。
ちょっと腰を据えて品種の勉強をしたくなったな。
良い経験だった。
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