ちょっと遅くなりましたが、
ニッケンかみそりさんの「巻きツル処理機」を
使わせていただいた報告を。
剪定時期になると番線にどうしても残る「巻きツル」。
柔らかい時期は食用にもなる(ちょっと酸っぱいらしい)が、
この時期は硬くなって手では取れない。
剪定ばさみで取るのもなかなか手間がかかって、
ニッパーなんかで取ってみたりしますが、
それだって結構な手間で、大体毎年途中であきらめる。
しかし近年、「晩腐病(おそくされびょう/ばんぷびょう)」が
北海道でも発生し始め、今年はついに道東でも被害を確認。
暖かい地方の病気というイメージがあったが、
北海道でももはや他人事とは言えなくなってきている。
晩腐病というのは、主に着色期以降の果実で発病。
最終的にはミイラ果になったり落果し、収量減につながります。
降雨量の多い年に発生しやすく、
巻きひげなどの組織内で越冬、春に胞子を形成するので、
これをキレイに外しておくことが翌年の発生予防になります。
てなわけで、その処理機を試させてもらいました。
充電できるバッテリーで動き、
スイッチで巻きひげを挟み込み、
ひげそりみたいな部分で砕いていく感じ。
バッテリーを含めても軽量だし、
特に力のいる作業でもない。
リースできるみたいだし、
これで価格が納得できれば使っていきたいな。
コツつかめば作業効率もだいぶ速くなりそうな予感。
薬剤散布減らしていくなら、いろいろ考えていかないとなー。
試してみる価値のあるアイテムでした!
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