はじめに
北海道の最南端、函館にあるワイナリー。
函館と言えば「農楽蔵」が有名すぎて、
少し見劣りする感がありますが。
デイリーなワインを中心に造られています。
スパークリングワイン
香り仕込みケルナー
国産ワイン・コンクールで賞を取ったとか取らないとか。
コンビニで売っている泡と非常に似た味わい。
ちょっと甘さが過ぎるような感じ。
同じ函館なんです。農楽蔵と同じですね…。
色々なワイナリーがあるもんです。
気持ち切り替えて、明日もあるぞ!
日曜も仕事だぞ!
がんばるぞ!
白ワイン
北海道100ケルナー
ケルナーって、甘口も辛口も、酸が強くも弱くもなる葡萄。
こいつをどう仕立てるかで、ワイナリーのセンスが分かる(と思う)。
甘口かぁ〜と思ったけど、案外しっかりしてて、酸も残してある。
色合いは薄く、貫禄はないが軽やかで親しみやすい。
うん、悪くないぞ。はこだてワインをなめてたかも。
望むらくはリースリング的なパワーというか、
主張がもう少し欲しい。
こいつは甲州的な透明感が売り。
ただ、甘めに仕上げているので、合わせる料理を選びそう。
むしろ、単独で飲むといいかも。
あ、そういうコンセプトかな?
初心者にもウケそうな親しみやすさがよかった!
最近、はこだてワインからは、
この「北海道100」シリーズが出てきて、
従来の海外果汁を輸入してきて作るワインと違って、
ブドウは全て北海道のものを使用している。
これは味わいも良くて注目です。
できれば「函館100」の登場も期待したい。
「はこだてワイン」なんだからさ~(笑)
赤ワイン
年輪
年輪。ヴィンテージなし。マックスバリュで1381円。
「はこだてわいん」のものを飲んだことが無かったので、
ついつい衝動買いをしてしまいました。
ヨーロッパのライトなワインという印象。
今回は、冷凍してあったハンバーグを、
バンズにはさんでチーズを乗っけて、
それを薪ストーブで焼いて合わせました。
んー、手作りハンバーガーに合うワインです。
スイスイと1本空けちゃいました!
北海道の葡萄を使っているというより、
ヨーロッパのワインと北海道のワインをブレンドしているみたい。
だから葡萄品種も不明だし、ヴィンテージも不明。
このあたりのストーリーがないのが残念。
造り手の顔が見えて、ストーリーと共に楽しみたい。
それが僕の、北海道のワインに求めるものなので。
ワイン法が制定に向けて動いているようですが、
そうなると、こういうワインは苦しくなりそう。
ぜひ自社畑、自家醸造を期待したいですね。
2回目。
ワインは「はこだてワイン」の年輪。
相変わらず、かなり完成度の高い代物だが、
海外のワインと混ぜて作っているもの。
酒税法も改正されて、
ラベルにも国産ワインとの表記が不可になるタイプ。
賛否両論あるが、僕は美味しいなら、
はっきりと輸入先や混ぜた率を表記して、
堂々と売ればいいんじゃないかな、と思う。
とにかく騙す(もしくは勘違いさせる)というのが、
一番たちが悪いし、良くないことでしょう。
味わいはボルドータイプのようなしっかりした強さを感じる。
重くならないのは国内の葡萄を混ぜているからか。
鴨には特に合っているし、何にも合わせやすそう。
(ビーフジャーキーとも相性良かった)
タンニンも飲みなれない人にも許容できるくらいだし、
値段も手ごろだし(1500円くらいかな)。
なかなかのモンだと思います。
あ、数の子とだけはダメだったな~。
いや~、和風の魚卵(ウニ、イクラ、数の子…)は、
本当にワインとは難しい。
数の子とは特に白でも無理。
生臭さが尋常じゃないくらい引き立つ…。
正月にワイン飲むなら、ここだけは要注意ですね(遅いか笑)。
キャンベル・アーリー
びっくりするくらいに「おたるキャンベル・アーリー」と似ている。
この甘い雰囲気はブドウ品種の特長か。
余韻が長く続かないので、儚く消えていく感じがさみしい。
エチケットの個性ある雰囲気とは裏腹に、
飲み終えた後に残る印象が薄い。
個性を砕いた感じ。
その分、飲みやすくて初心者に受け入れられやすいのも事実。
「フルーティー」を目指すとこうなるのか?
フランスワインなどでの「果実味を感じる」というのと、
日本ワインでの「フルーティー」というのはニュアンスが違う。
凝縮感ではなく、軽さの象徴という感じ。
個性的なヤツが好きなので、あまり合わないかなー。
函館夜景
ダメだ、こういうの。ジャケ買いしてしまう(笑)
はこだてワインだけに、やはり日本のワインではない。
一口目からわかりやすくおいしい。
どこのワインか知りたくなるな。チリかな。
ハーフボトルだし、安いし、
眠る前には最適な感じですね~。
明日もがんばろー!
函館夜景
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