2019年までのまとめ~八剣山ワイナリー~

はじめに

2016年までのまとめシリーズ第8弾は、
北海道札幌市の南の端、「八剣山ワイナリー」です。

出会いは2014年の秋に行われたオータムフェスト。
それ以来、長い付き合いになっています。

スパークリング・ワイン

ナイアガラ・スパークリング

2016年の1月。

定山渓のお土産ワイン。
正直、さほど期待せず購入。
ブドウも生食用のナイヤガラだし。

しかし!これは良いですよ。うまい。
ナイヤガラの香りが甘やかなのに、味わいはキリッとドライ。
その意表を突いた感じが良い。ギャップにやられるタイプ。
ツンデレの逆だ。なんて言うんだろ笑

合わせたのは北海道の珍味。ホタテかまぼこ。
蒲鉾の中にホタテがまるっと一個入ってる。
紋別の会社です。出塚水産。
こーいうツマミ系と合うナイヤガラ。
昼ご飯食べるのやめて、うだうだツマミとワイン。
気楽な昼下がり。

白ワイン

リースリング

リースリング2017

北海道ではとにかくうまく行かないと言われるリースリング。

ドイツやアメリカ北部のリースリングは、
本当に魅力的なので期待品種なのだが…。
このリースリングは、レモン水という感じ。
とにかく酸の要素のみ。

果実感やリッチな雰囲気を出せるほど、
完熟を待つのが難しいのか…。
北海道らしいといえばそうだが、
僕としてはもっと上を期待したい。

今後の課題となる品種だな。

かのん

スーパーで見つけた、八剣山の白。
最近、ほんとスーパーでも道産をよく見かける。
やはりスーパーでは1000円台が多いですね。
これくらいの価格帯なら、
ちょっと飲んでみようかな?となるもんな。

今回はデザートワイン代わりに利用。
(さらにもう1本飲むとは夢にも思わなかったので…笑)
残糖がしっかりあって、甘ーい!と言ってもらえる1本。

香りも主張が強いし、酸はとにかく大人しい。
合わせるものがなくても大丈夫くらい。
今回はポテトチップスつまみながら。
それでも全然ケンカしない。
甘いワインのレベルも上がってるんです。
北海道のワインを初めて飲むなら、ぜひコイツでどうぞ。 
(ミュラワはスーパーでは手に入らないからね…)

K-ブラン

K-ブラン2014

合わせたのは八剣山ワイナリーのKブラン。
甘さを感じる香り。かなり濃いめのイエロー。
味わいは梅のようなニュアンスがある。
香りには熟成感があるけど、味わいは割にフレッシュ。

ケルナーの感はあるけど、それより複雑性が勝つな。
混醸っていう造り、本当に好きだな。ウマイ。

和食の中でも、唐揚げと合うな。
今回は二度揚げして、カラっと揚がった。
それとよく合っている。

今回はショウガとしょうゆで味付けしているので、
下手したら赤の方が合うのかもな?という感じだったけど、
深い味わいの、こういった白もよく合う。

料理とワインのマッチングは奥が深いですね~。

個人的には、「K-ブラン」がこのワイナリーのフラッグシップ。
ちょいと値は張りますが、その価値はある!
飲んでみるべき1本です。

K-ブラン2013

おでんとワイン、なかなかマッチしていました。
このワイン、奥さんはドイツっぽいといい、
僕はフランスっぽいな、と感じました。
裏エチケットによると、
ソーヴィニョン・ブランがフランス系品種の葡萄、
残りのケルナー、ミュラートゥルガウがドイツ系品種だからかも。

どちらの味わいにフォーカスするか、人によって違うんだな。

香りが立つアロマティックな雰囲気はドイツの特長。
そして酸が効いていて、苦味や濁りを感じる複雑さは、
おそらくソーヴィニョン・ブランから来ているんだろう。

このワインはヴィンテージ違いも飲んでいるけど、
僕としては2013のコイツはかなり好きだ。
このワイナリーのワインのうちで、一番好きだな。
かなり美味しかった(そして、おでんとの相性も良かった)。

赤ワイン

カノンズ・メルロー

カノンズ・メルロー2013

今日は未飲シリーズで攻めると決めていました。
まずは、八剣山ワイナリー。
カノンズ・メルローの2013。
ボトルで2800円。

一般受けを狙うと、タンニンと酸味を抑えた、薄めのワインになるのか?
その典型という印象。

秋晴れの中、芝生でチーズフォンデュと合わせると合う。
このシチュエーションだと楽しめる。

セイベル13053

セイベル13053 2013

札幌に住んでる間に訪問しておけばよかったと後悔の「八剣山ワイナリー」。
北広島からだと、結構な距離になってしまいました。

このワインは品種の名前がそのまま名前になっている、
いわゆる「ヴァラエタル・ワイン」というやつ。
ヴィンテージは最新のものを試飲。

主張があってなかなかいい。品種の個性か?
セイベルに対しては、あまり良い印象がなかったが、
これはなかなかいける。
まろやかさが上がってくるのは、開けてからの時間の影響か。
もしかしたら、最初は少し空気に触れさせたほうが
本領を発揮するタイプかも。

奥深さは無いけど、ここまで開いてくれると楽しみやすいワイン。

ロゼワイン

キャンベル・ロゼ

近所の温泉でジンギスカンを食って、
満足して帰ったつもりだが、やはり何か欲しくなり。
八剣山を開けました。

キャンベルならではのチューインガムのような味わい。
酸は軽やかで、案外ボリュームを感じる。

アルコール度が10%もあるんですね。
ロゼ泡というよりは、赤の泡という感じ。

飲み終わってビックリ。
ボトルに残る、すごい量の澱。
澱があると複雑味を増すような気がして好きだ。

うむ。思ったよりもずっと美味しかった。
良く冷やして、クイッと飲んでしまうのが良い。
楽しい感じの1本。

キャンベル・セニエ

「作業を手伝ったら、そこのワインを」というセオリーどおりに。
八剣山ワイナリーのロゼ・スパークリング。

今日はキッチン・ドリンカー。
もつ鍋を仕込みつつ抜栓。
かなりコルクが固くてびっくり。
久々にタオルを出してきて本気で開けました笑

いい感じに甘さが乗ってて、軽く飲める。
キャンベル特有の甘い香りは泡でマスキングされて、
これはとても良い感じ。
(キャンベルのフォクシーフレーバー苦手なんだ。。)

キンキンに冷やしてどうぞ。

旅路

旅路を使ったワイン作ってたんだ、ということで。

今回はゲオでDVDを借りてきて、家族で観ながら。
(息子は観てんだか観てないんだか謎ですが)
今回は「ちはやぶる」の結びを借りました。
そーいや、完結まで観てなかったな、ということで。
ちょうど床のワックスがけも終わり、
(僕がワックス担当、奥さんは息子担当)
ついでに部屋も模様替えしたので、
久々の和室でテレビ。
ちょっとした布団敷いて、
みんなでゴロゴロしながら観る笑いやー、これは良いわ笑

そんな、ゆるふわな雰囲気にぴったりのワイン。
酸がやや強めだけれど、そんなに嫌味な感じではない。
甘酸っぱいキャンディーのような印象。
この旅路のテイスト好きなんだよなー。
てろてろと映画が終わると同時に飲みきる、
そんな感じで楽しみました。

訪問記

定山渓の近く、札幌の南、八剣山へ。
初の訪問ですが、温かく迎えてもらって、
今日はワインの瓶詰をお手伝い。
打栓はやったことありましたが、瓶詰は初めて。
良い経験になりました!楽しかった~。

畑も見せていただきました。
ヴェレゾン(色付き期)にはいっている葡萄もあり。
この時期の葡萄の実は本当に美しい。うっとりしますね。

ワイナリーで販売している「さばサンド」もいただきました。
トルコを思い出す味だな(笑)
トルコのものはサバっぽさ(というか生臭さ)が強くて笑ったけど、
これは生臭さがなく、一緒に入っているレモンの輪切りが良い仕事をして、
骨も感じることなく美味しく頂きました。
日本人が作ると、さばサンドも日本人好みになる気がする(笑)

これは販売所の横にあったホップ。
ドメーヌ・タカヒコといい、ワイナリーにはなぜかホップが似合う。
ビールも作ってくれないかな?

最後に苗木の畑も見せてもらって、満喫しました!
苗木栽培はやはり北海道では難しいようですね。
だからこそ、挑戦しがいもあるってもんです。
ワクワクしてくるな。

2018年

2018年末に八剣山ワイナリーを訪問しました。
かなり久々の訪問でしたが、貴重な話もたくさん聞けて有意義だった。
来年以降、色々お世話になるかもですね。
学ばせて頂きたい!

さて、久々の訪問なので、お話を聞いたあとはショップを物色。
ワインはもちろん買うとして、他にも様々なアイテムがある。

たとえばアップルジン。

リンゴの蒸留酒。
今回は運転してもらって来たので、
僕だけ少し試飲させてもらいました。
蒸留酒は普段あまり飲まないんですが、
コイツはすっきりしていてウマイ。

グラッパグラスで飲みたくなるお酒。
さて、お酒の他にもいろいろ。

たとえばリンゴのコンポート。
リンゴがたくさんあるときにコンポート作ったりするが、
やはり手作りとはレベルが違うな。
朝、バタートーストなんかに乗せると最高。

あとはナンバンのタレ。
これはかなりウマイ。
鍋にも良いが、いろんな料理の味付けにも良い。
豚と白菜の酒蒸しとかにも合うんだ。
ピリ辛で味変に使うことも可能。
最後に本も購入して帰宅。
ワイン以外にも楽しめる場所です!

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