ぴのろぜ2017(栃木・ロゼ)

原田商店にて購入。

ココファーム応援の気持ちにて。
2018リリース直後に、2017を買って飲むという笑

余市のピノを使ったロゼ。
1回限りという噂でしたが、もう何年も連続で作られ、
定番商品になった印象を受けますね。

爽やかだけど力強さもある。
そして独特の良い香りが鼻をくすぐる。
複雑さの虜になってしまう名作ロゼ。

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デラウェア・ブラン2018(大阪・白)

木谷さんのお土産ワインのラスト。

ここのアイテムのおかげで、
デラウェアの底力の強さを痛感した。

今回の白も苦みと甘さのバランスが良くて、
奥さんも絶賛の白でした。

料理に合わせても有効なボトル。
芯の強さとやさしさが同居している。
次のヴィンテージも楽しみすぎる…。

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ツヴァイゲルト(オーストリア・赤)

原田商店で見つけた、本場オーストリアのツヴァイ。
これも1リットルのボトル。
それで1000円台というお得な赤。

凝縮感があって、重く分厚い。
抜栓すぐはカベルネ・ソーヴィニヨンかと思わせるほどの、
力とタンニン、果実味。

しばらく置くと柔らかさも出てきて、バランスが良い。
これはかなり美味いツヴァイゲルトレーベ。

この間、マオイで飲ませてもらった試飲のツヴァイを思い出した。
良いツヴァイは本当にうまい。。。

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ブラン2015(鶴沼・白)

奥さんの実家ワイン。

まだ未飲の鶴沼のブラン。

アロマティック品種が多いアッセンブラージュ。
香りは豊かだが、厚みも適度にあってウマイ。

手土産の肉まんと合わせたが、なかなか相性も良い。
値段も少し高め。
上級キュヴェという感じか。

3000円手前の価値がある1本でした。

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ブルゴーニュ・パストゥグラン2016(リニエ・赤)

手造りピザとポトフに合わせて晩酌ワイン。

モレ・サン・ドニの老舗ユベール・リニエのパストゥ。

ガメイのパワーか、タンニンといいアタックといい、
なかなかの力強さ。

線の細いワインをイメージしていましたが、思ったより力強い。
血の滴るような肉に合わせても合いそう。

そろそろ寒くなりつつあって、暖炉の火を見ながら飲む、
というシチュエーションにぴったりでした。

素晴らしい1本。

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北海道ワインラヴァー2020もくじ

もくじ

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著者紹介

自己紹介のページ

北海道のワイン

①農楽蔵
 2019年までの総集編

②ドメーヌ・タカヒコ

③栗澤ワインズ(KONDOヴィンヤード)
 2018年までの総集編
 エチケットなど資料

④栗澤ワインズ(ナカザワ・ヴィンヤード)
 2019年までのまとめ

⑤10Rワイナリー

⑥山崎ワイナリー
 2018年までのまとめ

⑦タキザワ・ワイナリー
 2019年までのまとめ

⑧ドメーヌ・アツシ・スズキ
 2018年までのまとめ

⑨宮本ヴィンヤード
 2018年までのまとめ

⑩モンガク谷

⑪イレンカ

⑫ドメーヌ・モン
 2018年までのまとめ

⑬多田農園

⑭ ふらのワイン

⑮羊蹄ワインセラー

⑯八剣山ワイナリー
 2019年までのまとめ

⑰藤野ワイナリー
 2018年までのまとめ

⑱三氣の辺

⑲藤澤農園

⑳松原農園

㉑宝水ワイナリー
 2019年までのまとめ

㉒北海道ワイン

㉓バンナ・ブラン

㉔キトウシ
2019年までのまとめ

㉕月浦ワイン
 2019年までのまとめ

㉖オサ・ワイナリー

㉗千歳ワイナリー(北海道中央葡萄酒)
2018年までのまとめ

㉘マオイ自由の丘ワイナリー
 2019年までのまとめ

㉙奥尻ワイナリー
2019年までのまとめ

㉚サッポロワイン

㉛キャメルファーム

㉜ベリーベリーファーム&ワイナリー

㉝十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
 2019年までのまとめ

㉞富岡ワイナリー

㉟リタファーム&ワイナリー

㊱ばんけい峠のワイナリー

㊲余市ワイン

㊳平川ワイナリー

39ワイナリー仁木

40はこだてわいん

41オチ・ガビ

・現在ワインのリリースがないヴィンヤード

①美流渡

②旧マオイ・ワイナリー
 ここまでの総集編
  *現在は「マオイ自由の丘ワイナリー」

③旧・歌志内太陽ファーム
 ここまでの総集編
  *現在は「上歌ヴィンヤード」

日本のワイン
近畿地方まとめ

世界のワイン
 世界のワインまとめ

ワインの知識

ワインの香り

ブドウ栽培の知識

苗木づくりについて
ワイン用ブドウ栽培

栽培記録

2019年苗木作りの記録

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2019年までのまとめ~栗澤ワインズ・ナカザワヴィンヤード~

はじめに

まずは、ワイナリーのまとめ。


いくつかの雑誌から抜粋。
————————————————————————————-
醸造開始:2002年。
栽培面積:2.7ha。(総面積は4.6ha。)
栽培品種:ケルナー、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、
       ピノ・ノワールなど

オーナーは中澤一行さん。東京生まれで、関東での生活が長い。
もともとはエンジニアをされていたのだが、
1996年に勤務していた関東の大手電機メーカーを退職し、
北海道ワイン株式会社に転職。

北海道との縁は大学生4年生の、24歳の時。
友人に連れられた旅行で初めて来て、
「ここは日本じゃないぞ」と思うようになったのがきっかけ。
それから「いつか住んでみたいな」と考えるようになったとのこと。
北海道で農業をやりたいというのが希望だった。
(*つまり、ワイン造りを目指していたわけではなかった)

しかし当時、新規就農というのはあまり一般的ではなかったので、
もしかしたらワイン会社に葡萄を育てる仕事があるんじゃないか、
と探していたのがきっかけで、「北海道ワイン」に転職。
三笠市の農場で働き始める。
北海道ワインで栽培担当になって、葡萄を育てていたが、
「このブドウであれば、もっとおいしいワインが作れるんじゃないか」
という思いがあり、好きなようにやるためには、
独立してやるしかないかな、と思い立ち、
2002年に奥さんの由紀子さんと岩見沢市栗沢で葡萄畑を拓く。
2005年に独立。本格的に自身のブドウ栽培を開始。

白ワイン

クリサワ・ブラン

クリサワ・ブラン2010

2019年2月試飲。

今回のラインナップで最も古いヴィンテージ。
クラサワブランは、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、
ピノ・ノワール、ケルナー、他少量品種でできている。
それが熟成の丸みを得て、こなれた感じが出てきている。

新しいヴィンテージのシャープさが印象的だが、
もしかしたらこれくらいの柔らかさが本来の姿なのかも。
そう考えると、10年近く置いても良いワインかも。

僕も息子のバースヴィンテージの2017は、
20年置いて一緒に飲みたいが、劣化せずにもつかな?
なかなかレアなワインの垂直。そして素晴らしい料理たち。
誘ってくれた主催者の方やシェフに感謝です!

クリサワ・ブラン2011

2019年2月のワイン会にて。

2011は酸が丸くなってきていて、ほの甘い。
ゆったり深い印象で、
新しいヴィンテージのクリサワブランとは、
また違う顔を見せてくれる。
アップルティーっぽさが出ている。
熟成による素晴らしい変化。

また、これに合わせてメイン料理が登場。

自家製のソーセージを使ったポトフのような料理。
アルザスのシュークルートを添えて。

クリサワブランはボトルが示す通り、
アルザスへの志向があると思う。
味わいは「まさにアルザス」という雰囲気ではないが、
やはり品種の選択も含めて、そういうイメージがある。

中澤さん自身も、「このボトルの形状を広めたい」とも。
寒冷地、北海道に似合うボトルだもんな。
ま、酒屋さんは「背の高いボトルは困るなー」と、
かなり現実的な話もされてましたけどね笑
この辺りまで来ると、みんな結構酔ってましたー笑

クリサワ・ブラン2012

2014年に試飲。

複雑さはNO.1。コクと香りが強い。
アタックもあるが、エレガントさが際立つ。
充分に単品で成り立つ。
香りの高いオリーブオイルとかと合いそう。
トロピカルな雰囲気も感じる。
似た味わいは、南アフリカのシュナン・ブラン。
それよりも洗練されていてハイソ。
やはり、北海道の白の最高峰は、世界でも通用する!

2015年に試飲。

これまた2013とは全く違う趣きで、おもしろい!
 2013よりパワーを感じる分、繊細さは薄い。
芯があって主張が強く、合わせるものや飲み手を選びそう。
頑固でまっすぐな分、分かりやすいところがある。
 もちろん、圧倒的なレベルの高さだけど、
 12と13を比べるならば、僕は13の方が好き。
複雑で奥行きが出てくるのが13ですね。
ワイナリーも人間やワインと同じように、
年と共に成熟していくものなんでしょうね。
すごく面白い!

2019年2月のワイン会。

クリサワブラン垂直会。
2017〜2013、そしてケルナー、ロゼを飲み、
いよいよ2012年です。
2006年からこの年までは、
クリサワブランは栃木のココファームでの醸造。

クリサワブランって、ピークアウトしてしまったものは飲んだことがない。酸もしっかりしていて、長熟の印象がある。
本当にそうか質問したところ、「このヴィンテージだけは心配している」と。他のヴィンテージは(この2012年よりも前の年の作品でも)、まだまだ進化するとのこと。ただし2012だけは、そろそろ飲んだ方が良いらしい。

確かに、飲んだ印象としても、
ピークのスタートくらいの雰囲気がある。
他のヴィンテージに比べれば、やや香りが平坦で粘性が高い。
やや余分な苦味があって、香りも落ちているかも。

とはいえ、まだまだクリサワブランとしての魅力は輝いてますよ。
あくまで、同じクリサワブランで比べた場合、
ということですね。
まだ泡もあるし(!)、
ここから意外に長いかも知れませんけどね。

今回のこの垂直会の主催者さんは、
もう1回できるコレクションをお持ちで、
また2年後くらいにやるかーとのこと。
ひえー笑すごい人は凄いもんだ…笑

クリサワ・ブラン2013

色は美しい金色。
前回はグラスも小さかったので印象に残らなかったが、
大きなグラスで味わうと、香りの豊かさと色合いの美しさは、
本当に伝説的なこのワインの特長ともいえる。
テイスティングしても、香りだけで当てられそう。

北海道のワインに多く見られる鋭い酸は感じられない。
丸みがあって、トロピカルフルーツと林檎のアロマ。
奥さんも初めて味わっていましたが、女性にも受け入れられやすい。

そして1本すべてを楽しむと、やはりグラス一杯のテイスティングと違い、
その変化や料理との相性まで楽しめるところが魅力ですね。
北海道の野菜や鶏肉との相性もバッチリ。
そしてそのまま、食後のデザートワインとして引っ張ってもOK。

ドラマを見ながら、温度が上がって香りがさらに増したグラスを傾けて、
チビチビ行くと、そのまろやかさにうっとりとする。
1本で様々なシチュエーションが楽しめる。
感動的な白。

2019年2月。

クリサワブラン垂直会。
2017〜2014まで終えて、次は2013年。

この年から10Rワイナリーでの醸造。
そのため、エチケットも変化している。
ココファーム・ワイナリーのロゴが消えてる。
マークも少し変化。

六芒星を使うと「イスラエルとの関係は?」とか聞かれるので笑、
雪の結晶のようなマークにしたとのこと。
ちなみに六芒星は天と地を意味していて、
それがぶどう栽培の基本という意識から。
この2013年という年は、それまでと醸造所は変わるが、
担当のブルースさんは変わらないし、
なるべく同じ造り、同じ味わいを目指したとのこと。

しかし、実際にはその気持ちとは裏腹に、
酸膜酵母によって酸化のニュアンスが出たとか。
樽のチェックを頻繁にし過ぎて、
空気に触れさせ過ぎたことが要因とか。
ワインに任せておく、というのも大事なんですね。

しかし、その後の熟成によって、
酸化のニュアンスは気にならなくなり、
むしろ平年より複雑さは増したとのこと。
わずかにカラメル感もあり、果実味が突出しない複雑さ。
僕の中では本日のクリサワブランの中で、コイツがベストです。一番気に入ったな。

中澤さんとしても、発売当初の心配が杞憂に終わり、
ホッとしたヴィンテージとのこと。
うーん。何がプラスになるか分からない世界。
ま、そこもまたワインの魅力ですよね。

クリサワ・ブラン2014

もしかしたら、2014は北海道全体として、かなり良いヴィンテージかも。
でも、お手伝いをしていた感想的には、
暑さも厳しく、なかなか大変な気候だったのでは?という感じだったが。
でも、全体にワインは美味しい。嬉しいかぎり。

今年のクリサワブランは力強い!
そしていつものトロピカルな香り。複雑性。
ん~、やっぱりコレ、好きだわ。
白の中では、世界のワインと比べても、これが一番好き。
毎年、飲むたびに進化が感じられて、
でも変わっていない部分もあって。
だから毎年、買ってしまうんだろうな~。

2017年。

テイストはタプコプと似ているんだけど、
僕が抱く印象は全然違う。

タプコプの魅力は陽であり、動。
元気で朗らか、社交的な味わい。
変化であり、分かりやすさ。
そこがいいなと思う。

一方、クリサワブランは落ち着きであり、渋さ。
この仄かな苦味はピノグリのなせる業だろうか。
かといって、とっつきにくさはない。
ゲヴェルツの甘味もほんの少しだけどしっかり主張して、
それが良い相性なのかもしれないな。
複雑で、深遠。ゆったりとしている。
流れていることに気づかない大河のような静の魅力。

こういう華やかな場ではタプコプの方が美味しく感じる。
でも、家でゆったりと奥さんと飲むならクリサワブラン。
そんな感じ。

ああ、ゆったりとコイツと向き合いたくなった。
開けるか?家のクリサワブラン?
いや、しかし…やっぱり販売本数は少なく…苦笑
懊悩を生むワインだな。
だからこそ人は(僕は)、ハマるんだろうなぁ。

11月。バードウォッチング2周年の5本め。

サプライズのクリサワブラン。
後ろに生産者の影を見ながら飲むなんて機会は、
そうそうはないよな。

芸能人やスポーツ選手に会った気分ですよ。僕にとっては。

声を聴きながら、グラスを傾ける。
うん、こんな幸せはそうそうないさ。

そしてクリサワブランそのものも、
結婚記念日に飲んだときとは違う顔を見せてくれている。
わずかにベッコウアメのような、濃厚香りがする。
こちらに媚びるような香りではないが、
ふんわりと自らの中から香ってくるような…
うまく言えないが、ほぼ1年経って、円熟を果たしている。

1年1年、自分も熟していきたい。
良い時を過ごしていこう。

2019年2月。

クリサワブラン垂直会4本目。
2017〜2015を遡り、次は2014。

2014年は中澤さん曰く「最も恵まれた年」。
2015と甲乙付けがたい厚みがありつつも、
酸もしっかりあってバランスが良い。
豊作の年だけあって、力強く骨格がハッキリしている。
パワーがあるヴィンテージなので、
熟成感はまだまだ出ていない印象。
長熟を予感させる。

合わせたのはサーモン。

生だと果実味豊かな白と合わせると、
どうしても生臭さを感じてしまうことが多い。
そのためか、41度で火入れしてある。
サーモンが固まらないギリギリのライン。
生のような食感で脂を感じる。
しかし生臭さは全くない。
キレイな酸で脂が流されて心地よい。

そして今回は洋梨が添えてある。
これはもちろんクリサワブランの中にあるアロマ。
うーん、このペアリングも最高だわ。。。

クリサワ・ブラン2015

2017年5月試飲。

ナカザワ・ヴィンヤードのクリサワブラン2015。
北海道の白の最高峰。
伝説となっているワインです。

思ったよりも、ずっときれいな酸が残っている。
なんてクリアで、なんてキレイなワインなんだ。

僕の中で、このワインは孤高の1本。
造り手の「ナカザワ・ヴィンヤード」の中澤さんを表すかのような1本。
このワインがあったから、空知エリアの産地形成があった、
と言ってしまっても良いのではないか。

野菜の味そのままのマッシュポテトとの相性が抜群。
もっと先まで、まだまだ美味しくなっていくのではないか。
そんな期待感も持たせてくれる。

複雑な香りは、飲みこむ瞬間から上がってくる。
鼻だけではなく、口や喉で香りを楽しみたい1本。
至福の時。

2019年2月。

クリサワブラン垂直会3本目。
2017→2016と来て、順番通り2015です。

前の2つのヴィンテージと比べて、
熟成由来かカリンの雰囲気が出てくる。
リンゴの蜜の味わいも強い。
3つの中では最も厚みがあって、果実感を強く感じる。

個人的にはこういうリッチな白は好きだが、
造り手である中澤さんとしては、
もう少しシャープなものが理想とのこと。
ピノ・ノワールの比率が高すぎたか、
クリサワブランの中で最も厚みがあるとの評。

3つのヴィンテージを比べただけでも、
違いがはっきり分かって面白い。
もちろん、クリサワブランとしての個性は失わず、
それでいて熟成の年数や造り、
ブドウのセパージュで雰囲気が変わる。
ワインというのは、本当に面白いな。

クリサワ・ブラン2016

2018年3月試飲。

うーん、やはりこれは魂に刻み込まれている味わい、香り。
今日会えたので、また次に会えるまで我慢できそうだ。
アロマティックで、やや甘口のニュアンスなんだけど、
これは絶対に誰もが好きになる味だわ。
そんな落ちついた美女感がある。

いや~、完璧なワインってあるもんだな。
しばし、恍惚…(笑)

2018年7月、北海道ワインアカデミーにて試飲。

クリサワブランです。
北海道の白ワインの最高傑作と言っても良いと思ってます。

それをプレス機の前で飲むという幸せ。
心なしかグラスを持つ手にも力が入っているような…(笑)

ややイエローのかかったクリアな色合い。
かすかに発酵を続けているのか、グラスの底には小さな泡。

香りも味わいも、饒舌にして複雑。
様々な要素がにぎやかに通り過ぎていく。
そして尾を引くような余韻。
うーん、やはり大好きだわ。

最近、このクリサワブランに
ゲヴェルツ的なテイストを強く感じるようになった気がする。
ヴィンテージの問題なのか、僕の舌の問題なのか。

近藤さんが「頭が下がる」というほど、
化学的な防除を行わない中澤さん。
これからも1本芯の通った普遍性と、
より高みを目指すマイナーチェンジを見せてくれると思う。

「いつもそばに置いておきたいワイン」というよりは、
「ずっとそばにいたいワイン」。
飲み手に媚びないがゆえに、こちらから追いかけたくなる。
そんな1本です。

2019年2月。

垂直会の2本目。17に続いて2016です。

2017との違いは醸造所が違うこと。
2016までは10R、2017からは栗澤ワインズです。
その前は栃木のココファームでの醸造なので、
同じ名前のワインが年によって3ヶ所で造られている、
というのも割と珍しいことですよね。

この2016は収量が少なく、全てのブドウがクリサワブランに。
大きな違いはピノ・ノワールの比率。
他のキュヴェがないので、自然、
このクリサワブランのピノ比率が上がる。
そのせいか、2017よりもボリューム、厚さのある、
リッチな味わいに仕上がっている。

そして冷涼な気候だった2016は、2017よりも酸は高い。
それがヴィンテージよりもフレッシュに感じさせる。
これもミネラルを感じるので、
海苔バターを塗ったバゲットと相性が良い。
うーん、幸せなひと時…。

クリサワ・ブラン2017

故あって、抜栓から1日経ってからの試飲です。
品種はゲヴェルツ40%、ピノグリ19%、ケルナー14%、
ピノ・ノワール10%、シルヴァネール6%、他11%とワインリストにある。

今回が初の栗澤ワインズでの醸造です。

1日経っていることもあってか、
イメージしたようなクリアでスッキリという印象よりも、
深く、コクのある味わい。
カリンのようなテイスト、深みが備わっている。

クリサワブランの次の日の状態を試飲したの、初めてだ。
(開けたら確実に飲み切ってしまうから笑)

とても良い変化だと思うが、
息子のバースヴィンテーテージの2017は、
成人する2037年に開けようと思っていたけど、
この感じではちょっともたないかもしれないな…。

空気に触れた状態の1日の変化で、
経年変化を読むのは難しいが、
足は割と速そうな気も。。。

さてどうしようか。
悩ましい問題です。

2019年2月。

クリサワブラン垂直会。
迷うところではあるが、
やはり新しいヴィンテージから遡ろうということに。

他のヴィンテージと比べると、
やや濁りが入っていることが分かる。
中澤さんとしては濁りは入れたくないとのこと。
キレイな見た目でも複雑さは出せる、
という言葉はさすがだな。

とは言え事実上のノンフィルターで、
亜硫酸もほとんど使わないので、
濁りを取るには沈澱を待つしかない。
しかしこの年は郵送料金が上がる年で、
送料は買う人負担なので申し訳なくて…とのこと。

それでもかなりキレイですけどね。
最近はナチュラルな造りのワインを飲むことが多いので、
このくらいのは全然ですね笑

味わいは伸びやかな酸を始めに感じる。
ピノ・ノワールはロゼになっているので、
クリサワブランの中のピノ比率は下がっている。
それがシャープな印象を作っているのか。

合わせたのはカキ。
僅かに火が入っているが、食感はトロトロ。
海水の塩分濃度と同じジュレをまとっている。
上に乗ったピンクペッパーは、
クリサワブランのゲヴュルツのスパイシーさに合わせて。

ジュレの海水の雰囲気も、
クリサワブランの中にあるミネラリーさと、
本当にマッチしている。
今回の料理は全て、
合わせるワインを意識して工夫が凝らされている。
なんとも素敵な配慮で、感動でしたね。

クリサワ・ケルナー

クリサワ・ケルナー2012

2015年に試飲の感想は以下。

僕の好きなナカザワ・ヴィンヤードのケルナー。

ケルナーから、クリアなものが作れる、
そういうワイナリーも最近は増えてきているようです。

ナカザワさんの単一品種というのも面白く、
結構、楽しんで飲むことができました!

2017年試飲の感想は以下。

テイスティングコメントは以下。

「キレイな色合い。酸ははっきりと残っている。
 透明感があってクリア。」

これ、ブラインドで飲んだ時は、まったく気づかなかった。
みなさんの評価では全体で2位の高得点だったが、
僕は完全にノーマークでした。
まだまだですね。

銘柄が分かってから、再度飲ませてもらいましたが、
時間が経ったからか、銘柄を知ったせいか、
最初の時に印象に残ったような酸は感じず、
とても落ち着いた印象に変わっていました。

クリサワ・ケルナー2014

アルコール度は12.5%。

2019年2月のワイン会にて。

2017〜2013まで飲んだところで、
一息ついてクリサワケルナーへ。
いや確かに、いくらなんでも、同じワインを飲み続けると、
違いが分からなくなってくる笑

2014年は全体の収量増に加えて、ケルナーが豊作で生まれたキュベ。
2018年も開花期の雨で花振るいに悩まされる年だったが、
このケルナーだけはダメージなし。
(全体の収量減もあって、クリサワブランでは初の、
ケルナー比率が最も高い作品になるらしい)
そういう意味でも、ケルナーって興味深い品種だな。

さて味わい。
見た目にもわずかに泡が浮かぶ。
なんと言っても香りが素晴らしい。
青リンゴ、桃などのうっとりする香り。
酸もキレイで、舌の上で踊るようだ。これは陶酔の1本。

合わせたのはツブ貝。
米粉でソテーされたものが、濃厚なスープと共に出された。
エスカルゴにするような料理。
フレンチとは思えない、ダシの効いた料理。
「やはり和食に合うワインなので」とシェフ。

たしかにクリサワブランにも
クリサワケルナーにもマッチしていた。
水面で溶ける淡雪のようなトッピングも美しい。
冬の終わりを思わせる美しい料理。
さすがです。

赤ワイン

クリサワ・ルージュ

ロゼワイン

クリサワ・ロゼ

クリサワ・ロゼ2017

アルコール度数は10.5%。

2018年11月試飲。

出会えただけでも奇跡ですね。
おそらく生産本数は300本ほど。

色合いは非常に儚い桜色。酸は強く、シャープ。
少し尖りすぎているくらい。
シャープというよりはトゲトゲ感。舌に残ってしまう。
うーん、聞いてた評価と違うが…
と飲んだことある人に聞いてみると、2回飲んだことあるが、
もっとまろやかだったとのこと。
恐らくボトル状態が良くなかったか。
しかし貴重なワインには違いない。
一期一会に感謝して楽しむ。

2度目はクリサワブランの会で2019年2月試飲。

過去に1度飲んでますが、
その時はボトルコンディションが良くなかった。
改めての出会いです。

結論から言えば、これは最高のロゼだった。
力強さとエレガンスが同居している。
「ロゼは中途半端」と思っていた時期もあったが、
今なら分かる。
ロゼは両立なんだ。
良いとこ取りです。

泡も少しあり、まだまだフレッシュ。
「この年のピノは赤には線が細いが、ロゼなら最適だと感じた」とのこと。
素晴らしい判断。

美しい桃色ですね。
料理はシェフがワインの順番を何度も気にしていた理由、
このロゼのためのクレープ包み。

カニやホタテ、エビが入っている。
ソースはわずかにトマトが効いていて、
それがこのロゼの酸味とマッチしている。
うーん、いつまでもここに居たくなる味だ…。

インタビュー収録

またしても最後は「そらちワインピクニック」のインタビューを。

-中澤さんは北海道出身の方ではないですよね。

生まれは東京です。関東に住んでいたことが長いです。

-ということは、北海道にもいらっしゃったことが?

北海道には、しょっちゅう遊びに来ていました。

-それで、農業とはあまり関係のない仕事をされていた?

そうですね。サラリーマンをしていましたので、農業とはまったく縁のない、
まさに、「畑違い」の仕事をしていました。

-なぜ、北海道に?

旅行で初めて来たときに、何の前知識もなく、ガイドブックも見ずに、
友達に連れてこられたんですが、それが良かったのか悪かったのか、
最初に来た北海道の印象が強烈で。
「ここは日本じゃないぞ」と思うようになってですね、
それから「いつか住んでみたいな」と考えるようになりました。
大学4年生ですね。4年生ですが24歳の時です。

-自由な時間をたくさん過ごされた(笑)

そういうことですね(笑)

-そして脱サラをして来られたということですか?

いえ。「北海道ワイン」さんに拾っていただいたので、転職です。

-北海道に来たかったから?

せっかく北海道に来たなら太陽の下で働きたいと思って、
「だったら農業だろう」と思ったんですが、
当時、新規就農というのはあまり一般的ではなくて、
どうやったら農業を始められるかな、と考えていた時に、
もしかしたらワイン会社に葡萄を育てる仕事があるんじゃないかと気づいて、
それからはトントン拍子に北海道ワインさんに拾っていただいた、と。
それで北海道に来れました。

-最初は農業というくくりで、葡萄ということではなかった?

ワインが作りたくて、葡萄が作りたくて北海道に来たというわけではないです。

-近藤さんもそうおっしゃっていましたが、
 農業がキーワードで、ブドウではなかった。

結果的に、ここに立っています(笑)

-すごいですね。結果、葡萄になっていますが、
 結果、なかなか手に入らないレアな、
 高品質なワインのブドウ栽培家になっていますけど。
 それはどういうところから、こういう道になったのでしょうか?

北海道ワインで栽培担当になって、葡萄を育てていたんですが、
「このブドウであれば、もっとおいしいワインが作れるんじゃないか」
と思ったのですが、北海道ワインは大きな会社ですから、
なかなか自分一人でそこまでできなかったものですから、
であれば独立してやるしかないかな、と思って初めてしまったんです。

-すごいですね。
 今、どれくらいの畑の広さがあるんですか?

2.7haです。北海道としては小さいです。

-小さいですし、そしてまたしっかりと栽培されていますが
 北海道というのは反収があまり多くないですから、
 それだとかなり収量が少なくなりませんか?

ただでさえ少ない収量なんですが、
うちの場合、科学肥料をやらなかったりするので、
一層、少なくなっていて、今それが原因で経営が苦しくて。
結果、ワインの値段が高くなってしまって、
みなさんにご迷惑をかけていますが。

-普通のワイナリーだと、ブドウの樹とブドウの樹の間を走れるものですけど、
 中澤さんのところはそうはいかないですね。他の草の丈も高いから。

そうですか?私は走れますよ(笑)

-中澤さんは走れるかもしれませんけど、僕は走れない(笑)
 他の畑に比べると虫も多いですね。

そうですね。いろんな虫、
まぁ虫に限らず生き物がたくさん畑の中にいて欲しいと思っていて、
そのためにできるだけ草を生やしたままにしているんですが、
そうすると池田さんのおっしゃるように「走れない」と言われる畑になってます。

-自然にすればするほど、収量も落ちていくということですか?

単純にそうではないと思うんですが、一部、収量を犠牲にしながらも、
いろんな生き物と共存していければな、と思っています。

-本当に素晴らしいです。
 他のワイナリーは葡萄品種をワイン名前に付けていることが多いですが、
 中澤さんのところは違いますよね。

去年はケルナー単独も造ったんですが、
基本的にうちに植わっている葡萄すべてを使ったワインを1種類、
白ワインですが、それを作るようにしています。

-これはやはり収量の問題ですか?

最初は収量の問題だったんです。
最初は収量が少なくて、「全部混ぜるしかない」ということで始まったんですが、
今は「混ぜた方が美味しい」ということで積極的にブレンドしています。
「混醸」という造り方ですが、それでワインを造っています。

-たとえばボルドーでも、メルローとカベルネ・ソーヴィニョンとか、
 複数のブドウ品種がアッセンブラージュされています。
 ただ、これはそれぞれのブドウ品種を単独で醸造・熟成したものを、
 ワインが完成した後にブレンドしてひとつの商品を造ります。 
 一方、中澤さんのところはすべて一緒に発酵させるということですよね。

そうです。アッセンブラージュではなく、葡萄の段階から混ぜるということです。

-それを一緒に発酵させるということですね。
 混ぜて醸造するということですよね。
 これはスイスとかオーストラリアで見られる手法ですよね。

そうですね。オーストリアで昔からやっています。
ヨーロッパでも昔からそういう造りだったはずです。
いつからか品種ごとに作るようになったんで、
昔はどこも混醸だったと思うんですが、
今でもオーストリアなどでは残っているということです。

-ですから風味が豊かで、ブドウの個性がそれぞれにうまく表現されていて、
 それがワインのおもしろさ、楽しさにつながる。それが混醸の魅力ですよね。

そうですね。

-先ほど2013年を味見させていただきましたが、非常に豊か。
 2012年というのはシャープというか、スパッと芯が太い印象。
 一方で2013年は豊かでしたが、どういう違いが?

まず醸造する場所が違いますね。
2012年までは栃木県で作っていたものが、2013年からは旧・栗沢町で。

-2012年まではブルースさんのいた、栃木県のココ・ファームで。
 2013年からは10Rでブルースさんのところで醸造ですね。
 そして先ほどもブルースさんがおっしゃっていましたが、
 中澤さん自身の醸造というところが大きな違いかもしれませんね。

それもありますが、1番大きかったのは気候の違いです。
2012年は9月がすごく暑くてブドウの調子が正直悪くなった。
2013年、そして今年は逆に、しっかり夜温が下がってくれて、
涼しい、北海道らしい秋になってくれました。
これがよくてブドウにしっかり酸が残りました。
酸が残ったブドウは収穫を待つことができて、
去年は本当にいいブドウが収穫することができました。
それがワインの厚み、豊かさにつながりました。

-実際の発売日はまだですよね。

そうですね。本日は先行販売です。

-本当にふくよかでおいしいですよね。

ありがとうございます。

-販売は9月23日からですね。

はい。自宅の方で。
札幌市内にも少しだけで回りますから、探していただければ。

-毎日やっていらっしゃるわけではないですよね?

23日で完売すると思います。

-KONDOヴィンヤードと両方寄ればいいわけですね。
 これは2人で示し合わせてそうされているんですか?

せっかくなので同じ日に販売した方が、
1度来ていただけるだけで大丈夫ですから。
それほど距離も離れていないので。

-ぜひみなさん立ち寄っていただければと思います。
 クリサワ・ブラン2013は、おいくでしょう。

希望小売価格で、去年より値上がりしてしまって3240円です。
もしかしたらうちの店頭では少し安く提供しているかもしれません。
よろしくお願いします。

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T-ブラン2017(栗澤・白)

息子2歳の誕生日を祝って、
休みの日を使って室内の温水プールへ。
片道1時間ほど車を走らせて、
温水プールと温泉があって、食事もできるところへ。

息子は初のプールでしたが、
案外、水を怖がらず楽しんでたようで何より。

食事は寿司を持ち帰りで。

合わせたのは栗澤ワインズの近藤たくみさんの白。

近藤良介さんの白とも、中澤さんの白とも違う。

クリアだが、芯のある味わい。
少し時間を置くと香りも果実感も出てくる。
冷蔵庫で冷やしてサーヴしたが、
少しぬるめに感じるくらいになってからが美味い。

わずかに苦みがのって、甘さも引き立ってくる。
緩い感じがあるが、決してだれるかんじではない。
優しさと誠実さという感じ。
うん、今日にぴったりだわ。

当然、息子は飲めないのでジュースを開けてあげる。
ドメーヌ ユイのブドウジュース。
これはやはり外さない。
グビグビと気持ちよいほど飲んでましたー。

良い誕生日だったな。

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栽培知識~世界で最も極限的環境のブドウ畑~

先輩ヴィニュロン(ブドウ農家)の方が、
面白いページを紹介してくれていました。

まったく知らないワイナリーも多く登場していて、
日本語になっていないものも多いので、
自分が読むような感じで訳してみました。
意訳した部分も多いし、分からないから飛ばしたとこもあります。
間違っているところがあれば、教えてもらえれば勉強になります。

リンク先には写真もあるので、それを見ながら読んでもらうと、
よりイメージが湧くかな、と思います。

以下、和訳。
——————————————————————————-
最近まで噴火していた活火山のカルデラの底から、海抜3000メートル近い高さまで、普通ならワインを作ろうと思わない場所。そんな所で1000年もの間ブドウが育てられ、完成されたワインが世界中に出回ってると知れば、きっとあなたは驚くに違いない。
世界で最も極限的な環境のブドウ畑、ベスト11をまとめてみた。

①ランサローテ・ラ・ヘリアカナリア諸島ランサローテ島のラ・ヘリア・ヴィンヤードは、本当にチャレンジングだ。
土壌?ほとんど溶岩と砂でできている。風?大西洋上の島だ。強すぎる。そして、そう、雨が極端に少ない。
ワインを作るために(実際、200万リットル作られてる)、ブドウの樹は、すり鉢のような穴の底に植えられる。強風から守り、水分を少しでも集められるように、という工夫だ。

②ドメーヌ・ドミニク・オロワ最も近い大陸から5000km以上。ドミニク・オロワはタヒチの環状サンゴ島の、サンゴでできた土壌に、1990年代初頭に台木を輸入して以来、ワインを作り続けている。
現在ではボトルで年間4万本のワインを生産しているこの畑は、100年前は干潟だったし、少なくとも400年前は太平洋だったわけだ。

③ドメーヌ・ロワイヤル・ドゥ・ジャラスフィロキセラの被害を受けなかった自根のブドウ樹が、フランスのラングドック、カマルグの海岸に面した砂浜のヴィンヤードで守られている。
評論家はよく、海の近くで作られたワインに、潮っぽいテイストを感じると書いたりするが、ここはまさにそのワインの個性が生まれる場所だ。
ドメーヌ・ロワイヤル・ドゥ・ジャラスの、まるで湿地のようなヴィンヤードは、1年のうち、1ヶ月近くは水面下に沈む。

④ラルケコーサ(発音合ってるのかな?)商業的なヴィンヤードとしては世界の最北限、ノルウェーのテレマルク(北緯59度40分、東経9度19分)で、2008年からブドウが作られている!
一晩泊まればワイン作りについて教えてくれるし、もちろん試飲も可能。
(訳者注  北緯59度はロシアならカムチャッカ半島、アメリカではアラスカ州くらい)

⑤オルキルオト原子力発電所ブドウ最北の地に行くとなると、フィンランドのオルキルト原子力発電所のヴィンヤードに行くことになるだろう。そこは北緯61度24分、東経21度26分にある。
ウィキペディアによると、原発の冷却水の余熱(13度)は、海に排水する前に、小規模農業に利用される。発電所は実験的に年間850kgのジルガという品種を産する、実験的構想を0.1ヘクタールの、世界最北のブドウ畑で行なっている。

⑥ボデガ・コロメワインの造り手は何世紀にもわたり、ボデガ・コロメでブドウを収穫し続けてきた。しかし、このボデガ(ワイナリー)を特に個性的にしているのは、「アルトゥーラ・マキシマ(最高標高)」と名付けられた通り、この星のどの畑よりも最も高度の高いところにあることだ。海抜3000m以上の高さにあるこの施設は、現在はスイス出身のドナルド・M・ヘス氏によって所有されている。

⑦レッドマウンテン・エステート・ヴィンヤード&ワイナリーミャンマーにあるレッドマウンテン・エステートは、人里離れた土地を旅することが好きな人を、魅了してやまないほどの奥地にある。訪問時、ヘビにはご注意を!

⑧ビニェードス・ドン・レオドン・レオもまた、極限の高地にある。標高は海抜2000m以上で、メキシコのパラスの丘陵にある。最初のブドウ樹は2000年に植えられ、35ヘクタールがオーガニックで育てられている。
⑨シャトー・ミュザール
レバノンのベッカー・バレーに、カルトワインのメーカーとして、
シャトー・ミュザールの畑がある。
どのヴィンテージのワインも、
他のワインとは異なる個性を持つ、と言われている。
しかしながら、その優美さは普遍的である。

⑩サハラ・ヴィンヤード
数千年前に、古代エジプト人たちが育て、貿易品となったワイン。
その国で今日、生産されるワインは、
近代における革命によって10年以上も続いた軍事政権によって、
生産量は非常に乏しいものになっている。

カリム氏が所有するサハラ・ヴィンヤードは、
灌漑設備によってヴィオニエやシュナン・ブラン、
そしてブラン・ド・ノワール(グルナッシュ・ブラン)を作る。
ヴィンヤードは古代都市のすぐ外側に立地している。

⑪アソシアソン・アグリカルトア・ド・チャ
大西洋のヴェルデ岬にある島々の中のひとつ、
フォーゴの火山のクレーターには1000名余りが居住する。
この葡萄畑は共同所有され、個性的なワインを、
地元消費のために作っている。

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世界には、本当に様々なワイン用ブドウの畑がある。
こうやって読んでいくと、本当にブドウが育たない場所というのは、
かなり限定的な場所であると考えられる。

今、日本の各地で「ブドウは育たない」と言われる地においても、
ワイン造りがスタートしてきている。
そんな人たちの希望とも言える記事だった。

そして僕も、「統計的に果樹は0%」と言われている場所で、
なんとかブドウが育てられないかと模索している。
勇気が出るな。がんばろう!

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ケルナー・ピノノワール2017(キャメル・泡)

果実酒研究会での試飲。

その名の通り、ケルナーとピノ・ノワールの泡。

想像以上においしい泡でした。

サクラアワードでの金賞獲得もうなずける。

ケルナーの特徴香である白い花のような香り、

柑橘の爽やかさ、ほんのりした甘味。

泡との相性は抜群に良いな。

そしてピノが力強さと骨格を与えているようだ。

バランス感覚に優れた、最高の泡。

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