「消費量を上回っているので」という理由で、
同じ北海道のワインラヴァーの方からワインをほぼ定価で譲っていただく。
お宅にお伺いして、そのコレクションの充実ぶりに驚き。。
今からだと手に入らないようなアイテムも多く、
まるでシーラカンスが群れで泳いでいるのを見たような気分です…。
「これらのワインの価値を知っている人に飲んでほしい」
というご厚意によって飲むことができました。
感謝しかないです…。
さて、今日のワインもそのうちの1本。
譲っていただいて持ち帰り、少し休ませてました。
そろそろ落ち着いたかという頃合いで抜栓。
ロウキャップに破損ありで、
「大丈夫だと思うが早めに飲んでね」とのこと。
おそらく輸送過程での物理的なものでの破損という感じ。
コルクの状態も問題なし。
ブショネもなし。
子どもが寝た後に、奥さんと共に楽しむ。
北海道のカマンベールを少し炙ってトロトロにして、
パンやクラッカーと共に合わせる。
想像していたよりもずっと元気で驚き。
保管状態が良かったことが想像できる。
まだまだ青年の雰囲気を残した力強さ。
それでいて、円熟した雰囲気も感じられ、
これはかなり良いタイミングで飲めたと思う。
まだこの先何年もピークが続きそうな雰囲気。
チーズやクラッカーと合わせたのは成功とはいえない。
これならチキンステーキとかローストビーフとか、
もう少し重くいけばよかった。
(夜食でそんなもの食べて良いかは別にして…)
世界のワインと比肩する、という評価をされるのも頷ける。
ピノの魅力が全開という感じのアフターの長さ、美しさ。
奥さんも珍しくグラスを重ねてました。
幸せなひとときを与えてくれる傑作です。
素晴らしい。
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