就農するまでの流れはコチラ(リンク)で記事にしたのですが、
就農した2021年~今年で多くのことを始めているので、
そこを紹介する記事を作成しておきます。
●ここまでの流れのおさらい
2014年 北海道へ移住
2017年~2019年 新規就農研修
2020年 農地が見つからなかった関係で就農浪人
2021年3月 新規就農の認定
●2021年度(就農初年度)の主な活動
農業:露地でブルーベリー、カボチャ、ブロッコリー、
ジャガイモなど栽培。
ハウス3棟(約390㎡=約120坪)でミニトマトなど栽培。
加工品:ミニトマトジュース約400本完売、
ブルーベリージャム100個完売
苗木:テレキ5Cを露地に定植、台木の枝取り。
接ぎ木作業約600本、成功率20%台。
ワイン関係:農業法人フロンティア・ヴァレー取締役に就任。
北広島輪厚にブドウ2200株定植。
地域貢献:北広島くらしサポートセンター「ぽると」に野菜提供
●2022年度の主な活動(就農2年目)
農業:露地でブルーベリー、ニンニク栽培、ブドウ定植。
ハウス6棟(約1200㎡=約360坪)でミニトマトと苗木。
加工品:ミニトマトジュース、ミニトマトリキュール(予定)、
ミニトマトビネガー、ブルーベリージャム、
ブルーベリー酒、ブルーベリーリキュール(予定)、
蕎麦、黒ニンニク
苗木:テレキ5BB、リパリア・グロワール・ド・モンペリエ定植。
北海道興農社様とコンサルティング契約。
株式会社ショーナン様と共同事業スタート。
接ぎ木8000本、成功率50%台。
イタリアとの苗木の輸出、輸入への取り組み開始。
地域貢献:きたひろ観光協会に加盟、恵庭市農工商連携NW加盟
「ぽると」に野菜提供。
●活動詳細
①農業
今年は思い切って露地野菜をやめ、ワイン用ブドウに。
台木品種を種類、数ともに増やした。
ブルーベリーは剪定のおかげか収量が倍に(300kg→600kg)
→せっかく収量出たので加工品を増やした。
ハウスもミニトマトに集約。
5月定植と6月定植に作型分けたが、6月の作型が苗立て失敗。
リカバーに動いたが7月定植となり収量が減少した。
ビニールハウスを増築し、トータル10棟(約2反)に。
露地では有志を募って蕎麦の栽培も。
蕎麦打ち→試食まで行く予定。
できれば蕎麦粉販売まで行きたい。
②ワイン用苗木関連
北海道興農社様とコンサルティング契約を結び、
施設を使わせていただきながら苗木生産も。
資材や設備も多く試験できた。
また道東の置戸町様と連携して、
耐寒性の高い品種の栽培試験を行っていく。
交配・育種に賞味があるため、新品種の開発も視野に。
また新品種「メイヴ」の台木利用や交配も行い、
より北海道に合った台木選択や品種を探っていく。
③ワイン用ブドウ栽培
農業法人「フロンティア・バレー」の取締役に就任し、
北広島市の輪厚ヴィンヤードにて栽培を担当する。
2200本秋植えにて植栽。
1年目の今年は生育が非常に悪かった。
獣害(シカ?)、虫害(スズメガ)に加え、
強風の影響と硬い土に阻まれて伸び悩み。
品種と台木の選抜を行い、来春は補植作業に入る。
恵庭市北島にも苗木の穂木コレクションの位置づけで、
1600本ほどを植栽。
品種にもよるが、秋植えのダメージもなく、
生育が良好なものはしっかり伸長した。
④加工品関係
継続して「八剣山ワイナリー」さんと、
そして新規で「余市リキュールファクトリー」さんと、
何種類か加工品を作っていった。
ミニトマトはジュースとリキュールに、
ブルーベリーも醸造とリキュール、そしてジャムに。
他にも試作として黒ニンニクやトマトソースも。
ビネガーもなんとかやりたいがどうか。
⑤地域貢献
北広島市の観光協会に入り、地域おこし協力隊の方とも活動。
本業のワイン用苗木作りを活かして、
北広島のワインを作れないか。
広く可能性を探っていく。
また生活困窮者支援の「ぽると」さんに野菜提供。
来季は共同して野菜生産できないか探っていく。
恵庭市の「農商工連携ネットワーク」に加入。
恵庭産の加工品の販売に力を入れていく。
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