2020年までのまとめ~サッポロワイン(グランポレール)~

まとめシリーズ第12弾は「サッポロワイン」です。
お察しの通り、サッポロビールの系列です。

大手のワイン、というと「安かろう、まずかろう」というイメージでしたが、
それを覆してくれたメーカーでもあります。
価格のことも考えて、味のことも考えて、
我が家で普段飲みとして常備したいワインNo.1は、
サッポロワインのケルナー辛口です。
1000円ちょっとで、北海道の味を堪能できます。

初めて道産ワインを飲む、という人に勧めるなら、
必ずこのメーカーになるでしょうね。
手に入れやすく、そこそこ安く、そして北海道を感じられる。
3拍子揃ったメーカー。

白ワイン

甲州 辛口

甲州 辛口2018

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2020年5月試飲。

金がないのでワインが飲めない、
と泣き言を書いたら、ワインを頂きました笑
すみません、早く収益を上げて、
大手を上げてたくさん北海道のワイン飲めるようになります。

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甲州というと、澄んだ小川のせせらぎのような、
透明感となつかしさというのが僕のこれまでの印象。
しかし、シュール・リーの導入以降、
それだけではない魅力を放ち始めている。
こいつも、小川というよりは日本刀。
シャープさは際立ち、切れ味のよさは抜群。
単なる無個性ではなく、力強さがある。
それでいて、このワインをどう使うかは、
持ち手にすべてを委ねるという感触もある。
うーん。
甲州という品種、興味深いぞ。
元気をもらう1本でした。

ケルナー辛口

ケルナー辛口2010

2016年8月。
雨がスゴイ。また台風が北海道に来るとか。
冷夏で葡萄の生育も遅い中、追い打ちのような雨・雨・雨。
今年はどうやら北海道のワインにとってはタフなヴィンテージになりそう。
そういう年は、やはりタフな生産者が成功するんでしょうね。
うちの庭の葡萄は全然ダメそうな予感…。。。

さて、先月参加した「ケルナーの会」のワインをようやく紹介。
通常営業に戻り、ようやく元の生活に戻りつつあります。
全てブラインドで銘柄も分からず飲む会だったのですが、
出てきた順に紹介していきたいと思います。

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まずは、僕にとってのハウスワインというべきコイツ。
北海道ケルナーの辛口です。

テイスティング・コメントは以下の通り。

「香りが強い。主張が強い白。いきなりお気に入り。
 揮発性のある香りがするが、それがまた魅力。」

1~10点で付けた点数は8点。
好みの順位1~9位では、4位と半分やや上。

消去法で銘柄も当てに行ってみたのですが、
「飲んだことある気がする…」と感じて、
サッポロワイン、北海道ワイン、宝水ワイナリー、奥尻ワインに絞り、
香りに関する印象が強かったので、宝水と答え、見事に外れ…。
ブラインドで銘柄を当てるのは難しいですね。。。

特に、2015を飲んでいるイメージと、
およそ6年の熟成を経てからの姿は大きく違う。
最新ヴィンテージがフレッシュな感じがするのは当然だが、
6年の歳月を経てもフレッシュさ残っている。
そういう白が、今回は高得点になった気がする。
その側面では、やはり大手ワイナリーに分があるか。

ブラインドでやると、自分の好みがよく分かってよいな。
緊張気味で参加した会でしたが、この1杯ですっかり飲む気モードに。
みなさんの会話も面白く、楽しませてもらえました。

ケルナー辛口2012

さて、余市ブドウのワイン会の2本目、3本目は、
同時に登場しての飲み比べ。
葡萄品種は両方ともケルナーです。 

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グラスとボトルの左右が逆転してしまっていて、
ちょっとわかりづらいのですが、
右のグラス、透明度の高いのが左のボトル、
北海道ワインです。

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北海道ワインのケルナーは、万人受けタイプ。
ケルナーらしさが出ていて、ワインを知らない人に勧めるのにもぴったり。
これを「飲めない」という人はいないでしょう。
グラスに注いで置いておくと変化も楽しめる。
なかなか奥のある造りでコスパも良好。

2度目は2017年10月。

さて、ケルナーの会7本め。 

サッポロワインのグランポレールシリーズ。 
これまたうちのハウスワインと言っても良い1本。 
コスパ良好で北海道を味わえる名作。 

テイスティングコメントは以下。

「透明感のある薄いイエロー。 
 これもフルーツ香が印象的だが、より酸が弱く、大人しい印象。 
 ヴィンテージが若ければ、こちらのが飲みやすそう」 

比較対象は1本前の北ワインと比べています。 
同時に試飲して、テイストが似ているな~と唸った2本。 

しかも、大体この辺から自分の舌も怪しい(笑) 
これも連続試飲の大変なところです。 
パーカーさんとかどうやってんだろ? 
数十種類も試飲したら、もうわけわからないでしょ~。 

というわけで、ここまでのブラインド、 
1本も当てていません…。 

ケルナー辛口2006/2014飲み比べ

2015年8月。ヴェレゾンにて。
僕がハウスワインを選ぶならコイツ!と決めている
名作の北海道ケルナーの2014。

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これと飲み比べで出てきたのが、2006のケルナー。
なんと熟成は9年ですよ。
並みのケルナーなら、もうヘタレてくるヴィンテージ。
しかも熟成の効いた白って、甘口以外はクセがある。
(店主の荒井さんは「タクワンみたい」と言っていた)

しかしコイツは格が違います!
葡萄の果実味の、深いところまで連れて行ってくれる。
そして、それでいてフレッシュ感もあり、
年を取った感じが全くしない!

これ単品でもスイスイいっちゃう、おそろしいワインですよ。

今回はオリーブの入ったパスタと合わせて、ばっちりな相性。
酔わせてくれる白でした~。

ケルナー辛口2014

2016年3月。ワイン法の講座のアフターパーティーにて。
アフターパーティー2本目は定番のケルナー。
北海道を代表するケルナーで、
3本目まで縛ってありますね。

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定番のうまさ。クリーンな仕上がり。
ヴィンテージ2014というのも、魅力ですね。
コイツは新しいヴィンテージの方が良い。
ケルナーらしいクリアでピュアな雰囲気。
若いワインの魅力は、まさにこれですね。

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そして料理もまた良い。
ハンペンに大葉、ゴマに梅肉。
この日本らしい材料で、ワインにピッタリ合うというのがいいね。

ケルナーのキリッとした雰囲気と梅肉、
爽やかさには大葉がそれぞれ寄り添う。
これは良い相性だ。

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「サッポロワイン」という名称はOKのようですが、
新しくワイナリーやワインの名づけを行うなら、
地名を入れるのは避けた方が良いですね。

勉強しながら、クイクイ行っちゃいます笑

2度目は2016年7月。
奥さんの実家2日目。
本日は昼間っからグランポレールのケルナー。

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トマトとモッツァレラ、そしてスモークサーモン。

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うまいな。特に休日の白はたまらない。

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確かに冷やし気味だとスッキリ爽やか。
本日はダラダラと飲んでいるうちに温度も上昇。
そうしてみると、やや粘性を感じる。
意外に残糖があるのかもね。

いずれにせよ、やはりお気に入りのデイリーワインの筆頭。
今回はたまたま選ばれたみたい。
素晴らしい。ドンピシャです。幸せです(笑)

ケルナー遅摘み

ケルナー遅摘み2013

2016年3月。
ポンパレモールで1000円引きクーポンが出てきたので。
普段はあまり飲まない甘口を。
ケルナーだったので。

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いや~、最近、ケルナーといえば
ドライで酸が立つものを好んで飲んでいたので、
意外なほどのトロッとした甘口。

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全て余市のケルナーを使っているとのこと。
こういう甘さを前面に出したのもいいな。
ドイツのベーレン・アウスレーゼを思い出す。

いやでも、ゆっくり飲んでいたら、
やっぱり北海道ならではの酸も顔をのぞかせる。
甘さに口が慣れてきたあたりで酸を感じる。
いつもと逆。甘さの中の酸。
たまには良いね。

2日かけて、ナイトキャップに。
甘い夢を見せてくれる1本。

ミュラートゥルガウ

ミュラートゥルガウ2014

2015年11月。
寿司に合わせようとした1本。
ケルナーが非常にドライなので、選ぼうとして、ふと隣を見るとミュラーが。
ケルナーは何度も飲んでいるので、ミュラーにしようと安易に飛びつく。
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ちょっと考えればわかることだったけど、
ミュラートゥルガウは甘口である可能性も大ありだったわけで。
ケルナーがキリっとドライだったからきっと…という感覚は大外れ。
ばっちり甘口で、とてもじゃないけど寿司に合わせる気にはなれない。

やむなく寿司はビールを合わせて、
こいつはデザートワイン的ポジションに。

でも、甘口ワインってのも結構おいしいね。
そういえば、自分だってワインを飲み始めた当初は、
ドイツのシュバルツ・カッツにハマったし、
その後もアウスレーゼとかの甘口で奥深さに惚れ、
日本ワインだって「氷果の雫」とかを好んでた。

それを、いつから甘口というだけで、
敬遠するようになっちゃったんでしょうね。
甘口には甘口の楽しみかたがある。

原点に戻って、甘いワインを楽しむのもいいな。

泉(せん)

泉2010

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スーパーで見つけた、日本の1000円台。
ヴィンテージが2010というのも珍しい。
日本ワインは全体に生産量が少なくて、
かなり若いワインが出回るのが一般的ですから。
2010でもオールドヴィンテージの感がある。

山梨の甲州と、岡山のマスカット・アレクサンドリアが使用されている。
そのせいか、かなり懐かしい葡萄の香りがする。
それでいて甘すぎないし、軽やかな酸で食卓にも似合う。

こういうコスパの良い日本ワインが増えてくると、
もっとワインファンも増えそう。
気取らない、素敵なワイン。

赤ワイン

ツヴァイゲルトレーベ

ツヴァイゲルトレーベ2013

初登場は2015年の3月ですね。

コープで食材を見て、メニューは焼き肉…
と思ったが、美味しいそうな北海道産の肉は、
「豚タン」「ハツ」それにビーフシチュー用の牛スネ。

うーむ、と悩んだ結果、ビーフシチューと焼き肉にしました(笑)

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どっちに比重を置いてワインを選ぶか迷いましたが、
肉ならやはりツヴァイという気持ちで即断。
ブドウ品種的にはあまり好きじゃないけれど、
肉との相性は良いという記憶があったので。

結果としては、いやー久々に大当たりな相性でした。
特にハツやタンの焼き肉を知床の藻塩で仕上げたもの。
これとツヴァイとの相性は素晴らしかった!
強めの酸が落ち着いてくる抜栓後30分くらいがピーク。

ちょっと厳しいと想像したビーフシチューとも、
かなり相性が良く、豆パンと合わせると完ぺきでした。
んー、やはり料理とワインがマッチしたときの、
いわゆるマリアージュの感動はたまりませんね。

一度飲んでイマイチと感じたワインでも、
料理しだいで化けるかもしれない。
そういうのを色々と考えて合わせるていくのって楽しい。

とにかく今回のマッチングは、今後の定番にしたいと思います!
今日はあっという間に2人で1本開けて、
「飲みたりない」という気分になりました。
最高ですね!

…へぇ。当時はツヴァイゲルトレーベ嫌いだったのか(笑)
振り返っていると、自分の味覚の変化に驚くな。
今はかなり好きですよ。面白いな。

2015年5月。

日頃が野菜メインの食事だからか、
休みになると、たまにどうしても肉が食いたくなる。
そういう時ってありますよね。

スーパーで羊肉が半額セールだったこともあり、
夕食のメニューはジンギスカンで決定。

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北海道に来てそろそろ1年。
ジンギスカンがたまに食べたくなるくらい「帰化」しました(笑)

ラムやマトンは匂いが独特で、獣臭がする。
その上、油が結構こってりしているし、
それをカバーするためか、もやしやタマネギ、ニラなどの
野菜を大量に入れるものだから、合わせるものが難しい。

北海道民は概ね、サッポロビールで食べるわけですが、
僕はなんといっても、ツヴァイを合わせます。
さっぽろワインの北海道ツヴァイゲルトレーベ2013。
「コープさっぽろ」で1300円ほどで買える。

薄い赤色、酸味が軽快で、控えめなワイン。
それでいて、個性の強いジンギスカンに負けない芯の強さがある。
単独ではそれほど魅力的とは言えないが、
ジンギスカンに合わせると、まさにマリアージュ!
脂っこさが酸味にくるまれて和らぐ上に、
香りの上でも共通点を感じるんですよね。
うまく言えないけど、同系統の香りで、お互いに高めあう。
そして道産ワインに共通する、野菜にも合う軽やかさ。
完璧でしょ。

夫婦二人で、ワインもジンギスカンも進む進む(笑)
結局、ボトル1本空いて、羊肉は2人で600gほど食いました。

ジンギスカンとツヴァイ。
家ジンギスカンならではの楽しみ方。
お勧めですよー。

余市ツヴァイゲルトレーベ

余市ツヴァイゲルトレーベ2017

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2019年10月試飲。

北海道のツヴァイは本当にうまいものが多い。

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こいつも力はあるが、どちらかといえば軽やか。
野性味あふれるツヴァイも好きだが、
作りによってはこういった上品なワインにもなる。
個人的にはピノ・ノワールとのアッセンブラージュが好きだ。
そういった意味でもすごい可能性を秘めていると思っている品種。
それがお手頃な価格帯で手に入るというのはすごい。
努力の結晶と言える1本です。

絢(あや)

絢2009

2015年7月。

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日本ワインもお手頃な価格帯が増えてきました。
先日紹介した「泉 SEN」の赤バージョン、「絢 AYA」です。

山梨県のマスカット・ベーリーAを使っています。
このグランポレールには北海道のブドウのみを使ったシリーズもあって、
ケルナーにはお世話になっているし、
ピノ・ノワールもワイン部屋に眠っている。

今回のは、そのリーズナブル・バージョンですね。
2009というヴィンテージでも、スーパーで1000円ちょいで買える。

味わいは軽やかだけど、奥行きを少し感じる。
この価格帯に多い、ベタっとした甘さは控えめ。
熟成香は感じないが、十分に楽しめるのでは?
食事に合わせるというよりも、単独で楽しむ系。

日本のワインは食事に合わせることを想定しないワインも多い。
日本酒的楽しみ方をする人が多いからだろうか。

不思議。

余市ピノ・ノワール

余市ピノ・ノワール2010

2018年1月。
ヴェレゾン3杯目。

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最後はやはりピノ・ノワールで〆。
ヴィンテージ2010というのが憎らしいな。
かなりこなれてきて、香りや味わいが混然一体となって、
それが複雑さを生み出している。

そして寒冷地とは思えないボリューム感、パワー。
かなり糖度が高くなるまで待ったことがうかがえる。

これは世界に通用すると思うな。
それも、日本らしいピノとして。

興味深い1本。

余市ピノ・ノワール2012

そして、いよいよ赤の登場。

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カレーの香りを感じさせるボロネーゼと一緒に。

これは、注がれたときの香りからして、存在感が違う!

北海道のピノ・ノワールは高いポテンシャルを秘めていて、
年々、良いものが出てきているという印象がある。
しかし、コイツはかなりのモンですよ!

やはり醸造技術がものを言う部分ってのもあるんだな。

手に入れやすさとの兼ね合いでいえば、
コイツがもっとも付き合いやすいピノの最高峰でしょう。

んー、北海道の可能性を感じさせてくれる1本です。


2度目は2016年6月。
奥さんに反対されつつ、ワイン会に持参した1本。

千歳のピノと飲み比べても上だと感じた1本。
赤も北海道は海外と互角にやっていける、と確信する1本。

タカヒコや農楽蔵の赤はそりゃあ、すごいけど、
じゃあ、それに続く赤はあるの?という疑問に対しての、
僕なりの答えが小1本ですね。

このピノのポテンシャルはスゴイ。
薄い色合いなんだけど、パワーは素晴らしい。
多少、強めの料理と合わせても大丈夫。
肉とかも全然OKですね。

豊かな香りと力強さで、熟成の可能性も感じさせる。

北海道は赤も白も軽やかで繊細というのが一般的なイメージだが、
コイツのようにタフな赤もしっかり存在している。
造り手が良いんでしょうね。
葡萄がタフなら、ワインも力強くなる。

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少しワイルドなタッチもあるが、そこも魅力だな。
ギャップに惚れたいなら、コイツをどうぞ(笑)

甘口

ポレール

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2020年4月試飲。

ハーフボトル。
ヴィンテージの表記はないが、古めのワイン。
熟成香が出てきていて、なかなかウマイ。
オールド・ヴィンテージって、
甘口の方がおいしくなるものが多い気がする。
甘口敬遠派だったけど、この変化は面白いな。
少し追いかけてみたくなる感じです。

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