2019年までのまとめ~ふらのワイン~

はじめに

今回は富良野にある「ふらのワイン」。

富良野には何度か旅行にも行っているし、思い出深い。
そんな旅行で飲んだワインも含めてまとめてます。

白ワイン

バレルふらの2012

バレルふらの2012

他のショップでも「ふらのワイン」の試飲が。
勧められるままに、バレル・ふらのを。
以前にも(赤を)試飲したことあり。

今回はミュラー・トゥルガウでできてる白。
まぁ、普通の印象でした。
今回はオチガビの後という不幸もあるかな。
平板だし、飲む時のシチュエーションが見えてこない。
ワインを飲み慣れていない人には勧められる感じ。
ライトでクセがないです。

ふらのワイン

次は2015年9月に行った、旭川の旅にて。
美瑛の「アダージオ」という宿は最高だったな。

サーヴの時に、エチケットの円の部分をこすると
ラベンダーの香りがすることを教えてもらいました。
面白いアイデア。

一品目はニンジンのスープ。
真ん中はダイコンの中心をくり抜いて、ミンチを詰めたものの上に、
洒落たカットで海老が。

ふらのワインは試飲で飲んでイマイチな印象があったが、
今日の雰囲気、そして料理とマッチ。
料理がワインを引き立てている。

2皿目はホタテ。
わずかに炙ってあって、甘みが引き立つ。
お皿の小石も工夫ですね。
やや軽い白に合ってる。

内陸の富良野のワインなのに、海産と合うとは不思議。
ゆったりした食事。
久々にたくさん会話も楽しめて、良い夜です。

2度目はバックヴィンテージを試飲。

そんな意味でワイン会の1本を紹介。
コイツも我が師匠が持参してくれた、歴史の1本。
ヴィンテージ表記は無いが、おそらく1996か97の1本。
空ボトルになってからの撮影ですが、
色は白ワインというより、もうオレンジです。

ぶっちゃけで申し訳ないが、ふらのワインはあまり好きでない。
いわゆる昔の日本のワインという感じで、
軽くて甘くて、インパクトに欠ける。

でも、こいつは違う。
熟成の重みというか、深みがあって、旨みが違う。
こればかりは、どのような技術でも与えられない、
時間の魔法による魅力だ。
20年の歳月がないと与えられない香り、味。

裏エチケットからも、なんとなく歴史を感じる。
人間がつくったものは、時と共に古臭くなるな(笑)

年を取ることを嫌がる人って(本当に)多いが、
ワインやチーズを楽しんでいると、
熟成というのは何物にも代えがたい価値だと実感する。

若いワインは分かりやすく、親しみやすい。
初心者のうちは、若くて飲みやすいワインに魅かれる。
けど、飲みなれてくると、どうしても物足りなくなる。
恋もそうだけど、酔うことは楽しいんだけど、
それだけが目的でワインを飲むわけじゃない。

誰かと飲むときに、そこにある時を深めてくれる魅力。
それは時を経たものにしか出せないんだと思うな。

年を取り、変化していくということは、とても魅力的なこと。
これは分かる人にしか分からないんだろうけど、
僕はそれを楽しんでいきたいな~。

赤ワイン

シャトーふらの

最初は2015年の3月。
「道産ワインの夕べ」というイベントでの試飲でした。

今回の試飲会No.1はコイツでした。

シャトー・ふらの。嫌味のない甘やかな雰囲気。バニラ香。
飲みやすいが、軽さはないので汎用性がある。
造り手を感じる良いワイン。
華やかさがある感じなので、パーティー料理に合わせるといいかも。

フレンチっぽいものから、ピザなどまでカバーしてくれそう。
価格がそれほど安くないので、普段飲みには使いにくいが、
ここぞというときに日本ワインから選ぶなら、
多くの人に喜ばれそうな雰囲気ですね。

一度、飲んでみたいと思っていたので、試飲できてよかった。

ふらのワイン

セイベルですが、非常にうまい。
サーヴも適温で、ふくよかな雰囲気。

十勝牛との相性がバツグン。

締めのご飯は台湾風。
甘辛く煮たそぼろ風の丼。
漬物も小憎らしい。
富良野の赤は、こういう料理が合う。
料理とワインがマリアージュすると、本当に幸せな気分。

やっぱ、料理あってのワインだわ。


バレルふらの

バレルふらの2012

この直前に「シャトー・ふらの」を飲んだせいで、
「やや小ぶりなシャトー・ふらの」という印象になってしまった…。
水やパンで味覚がリセットできない僕にとっては、
連続試飲は避けるべきだったかも。。。

「シャトー・ふらの」のようなパンチはなく、ゆるーい感じ。
肩の力を抜いて、ふわっと飲むなら、むしろこっちかも。
日常的な料理に合わせて飲んでみたい。

バゲットとかに合わせるのはどうだろう。
次はコイツだけで飲んで判断してみたいですね。

2度目の試飲の感想。

バレル・ふらのの赤。
ツヴァイゲルトレーべ。
やや、単調な印象。
ツヴァイ特有のクセがない。

個人的には、あのクセが好きなので残念。
もっと個性的であってもよいのに。

羆の晩酌

羆の晩酌2010

このエチケットに騙される人も多い。
エチケットの絵柄的には完全にお土産ワイン。
(ですよね?)

けれども、中身は一味違う。
侮ってはいけないワイン。

「ふらの2号」という山ブドウ系の品種を使用。
かつて新千歳空港で試飲して、
ぶったまげた記憶があります。
(オチ・ガビと並べて試飲して、圧勝でした)

以前に試飲したときよりも樽が効いて、
そしてチョコのような甘やかなコク。
タンニンよいアクセントになっている。

一口目の印象が良いのは、ツヴァイの魅力か。
ん~、やはりコイツは良いな。

羆の晩酌2013

最後に試飲したのがコレ。
これはとても良い。
山ブドウとツヴァイらしいが、酸をうまく抑えていて、バランスが取れている。
人気商品とのことだが、それもうなずける。
コレなら料理に合わせて楽しめる。
値段も手頃だし、コスパ良好な1本ですね!

ロゼワイン

ソレイユ・ロゼ

これもワイン会で飲んだワインだが、
写真は撮り忘れ…。

マスカットの香りが非常に強く、甘い感じ。

デザートワイン的に、食後に飲むのが良さげ。
用途が限定されそうだけど…ハマると力を発揮する、
そんなワインですね!

ぶどうジュース

生協で見つけたので、買ってみました!
700円くらいするので、ブドウジュースとしても高価ですが、
ワインにしてみるとどうなるかが気になったので。
いつものごとく、アウベルクラフトのレシピに従って。
(酒税法に引っかからないレシピが載っています)

で、半月経って、今回試飲してみました。
結果としては、期待通りには行かず、イマイチ…。
香りと中身が一致しないというか…
香料が入っているからですかね?

んー、酸味はウェルチより立つ印象だし、
味わい的には同じような感じだから…
コスパ的に280円のウェルチに軍配が上がりそう。

ジュースから作るなら、今のところウェルチと、
あとは「ポンジュース」のリンゴから作るシードルが、
自分の中では一番という印象ですね。

やってみて初めて分かることも多い。
ジュースを見つけるたびにやってみよう!

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