2019年までのまとめ~月浦ワイン(洞爺湖農産)~

はじめに

2016年までのまとめシリーズ第14弾は「月浦ワイン」。
札幌市よりは室蘭市に近い、洞爺湖町にあります。

漫画「神の雫」に掲載された北海道のワイナリーは3つ。
ドメーヌ・タカヒコ、宝水ワイナリー、そして月浦ワイン。

月浦ワインは神の雫39巻に登場します。
北海道でワイン作りを目指す若者が出してきた赤ワインとして登場。

鹿との相性は本当に抜群です。
他にも、獣臭い肉には割とよく合いますよ。
フランスならジビエとの相性がよさそう。

白ワイン

ミュラー・トゥルガウ

ミュラー・トゥルガウ2013

これまた写真はありません。月浦ワインの白です。

北海道のワインにしては、酸が緩やか。
非常に飲みやすいので、常時おいておくのによいかも。
料理ともけんかしないが、まぁふつう。
赤と違って、「これにはすごく合う!」みたいなものは
あまり感じないが、そつのない優等生タイプ。

乾杯のワインとかにもいいかもですね。
これからいろいろ食べたり飲んだりしたくなるような、
食欲を誘うワインです。

赤ワイン

ドルンフェルダー

ドルンフェルダー2012

2015年2月。
今日は1日遅れのバレンタイン。
手作りブラウニーと一緒にハーフボトルのワインを。

ハーフボトルとっていも、500ml入っている。不思議。
エチケットの顔がユニークですね。

色合いは漆黒の赤。ほとんど光を通さない。
ドルンフェルダーという品種は(特に月浦のワインは)、
鹿肉などジビエとの相性が良いとか。

飲んでみると、たしかに個性的。鹿肉、合いそう。
思わず、ジンギスカンをしようかと真剣に考えたほどでした。

そして、時間と共に起こる変化が魅力的。
個性的な味わいから、落ち着いたワインへ。
そしてなぜか酸味が戻ってきて、その後バランスする。
うーん。これは美味しい。そして、魅惑的だわ。

このワインを楽しむように、お互いの変化を楽しみましょう、
というメッセージか?そんなわけないか(笑)
バレンタインにもらうと、いろいろ考えてしまうな。

どうでもいいけど、エチケットがドッペルゲンガーに思える。
本当は何がモデルなんだろ。

ドルンフェルダー2016

さて、ワインアカデミーの帰り、
新函館北斗駅の中のワインショップ、稲村屋さんに寄りました。

北海道のワイン、かなりあります。しかも有料試飲あり。
北海道ではあまり見ないエノマティック社の試飲機あり。

200円で50mlくらいかな?
味を見るにはちょうどですよね。
バックヴィンテージのイメージだと、
野性味とかザラザラ感があるんですが、
いやいや、こいつはエレガントだ。

思ったよりもずっと軽い雰囲気。
色合いも透明感が結構ある。
飲むとジャミーな感じがある。
若い割にはサッパリしている。
トゲを感じない赤です。
あるいは液面下がったまま置いておく試飲、
ということでこなれてきている可能性もある。

そうだな。
イメージ的には草食系男子みたいな?
かつてのワイルド系とどちらが好きかは、
そりゃもう好みでしょうね。
僕は食べ物と合わせるなら(鹿肉とか)、
古いヴィンテージのワイルドなもの、
単独で飲むならこの2016だな。

いずれにせよ、結構好きなワイン。

2度目はニセコ旅行の宿にて晩酌。

こいつ結構好きなので買いだと判断して宿へ。
抜栓すると、やや口中で発泡を感じる。
あらあら。
あまり保管状況が良くなかったか?
とはいえ、飲めない状態でもないし、
時間が経てば落ち着いてくるのでチーズとパンと合わせてみる。

室温でも十分トロトロになってくれる。
独特のカビの香りもして、これはたまらなく旨い。
そして、ドルンとの相性も良い。
お互いがお互いを高めてくれる感じ。

いや~、信頼できるショップで買えば、
もっとこのワインも美味かったはずなんだけど。
そこは残念だけれど、旅先で飲むワインはうまかった。
にしても、温泉宿でワインを飲むと、
硫黄の香りに反応してしまう笑
3回も「うん?」とワイングラスに鼻を近づけてしまった笑

楽しい夜でした~。

月浦ドルンフェルダー樽熟成

月浦ドルンフェルダー樽熟成2011

2015年4月。
ワイン会のワイン。

そうとう飲んで、写真を撮り忘れることが増えてます。
月浦のドルンフェルダー。
このドルンフェルダーというブドウ、ここでしか見ないが、
かなりクセのあるテイストです。

鹿肉に合うというのは定番中の定番ですが、
肉にあう雰囲気があって、羊肉とかもいけるのでは?
今回はビュッフェ形式だったので、
とにかく肉と合わせて楽しみました。

単体では重い感じがするが、
パワーのある料理とも合う感じで好き。
あ、モツとかもよさそうですね。
実験してみたい1本。

訪問記

何度か洞爺湖に来ているのに、なぜか行ったことがなかった月浦ワイン。
鹿肉を食う時は、コイツがあればな~といつも思う、
名作のドルンフェルダーを造っているワイナリー。

顔のエチケットの絵柄が看板にもなっている。

洞爺湖を見渡せる葡萄畑というのはすごいな。
残念ながらワイナリーの人に話を聞くことはできず。
でも、現地を自分の目で見るのって大切だな。
ワインを飲んでいるだけでは気づけないことも多くある。

これからも、なるべく自分の足を使ってワイナリーを見てみたい。

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