アルボワ・ブラン・ベタニー2014(ジュラ・白)

息子が家庭学習のノートを1冊終わらせたので、
ちょっとしたお祝いに家で豚まんパーティー。
餡も皮も自作すると、楽しいししっかり美味しい。
蒸籠で20分蒸すのを待つも楽しみのひとつか。

喜んでもらえたようで何より。

さて、今日のワイン。

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これまた「普段自分から選ばないシリーズ」。
もともとワインが好きで飲んでると、
ジャンルによって食指が動かないゾーンがいくつかある。

昔はロゼ全般もだったが、
当然素晴らしいロゼがこの世に多くあり、
その偏見は早々に取り除かれた。

あとは酒精強化ワインや極甘口など、
いくつか残ってるので意図的にチャレンジしている。

そのうちのひとつが、今回のワイン。
いわゆる「ヴァン・ジョーヌ系」。
産膜酵母系とでも言えばよいのか。

言ってみれば「臭いチーズ」みたいなもので、
慣れないと不快感が伴う。

とはいえ、納豆も克服した関西人として、
あるいはブルーチーズを好きになった日本人として、
このゾーンにもチャレンジせねばならない笑

サヴァニャンという品種を、
醸造家が忌避する酸膜酵母と呼ばれる、
カビのように見える膜の下で熟成させる。

抜栓直後から酸化の雰囲気。
それがグラスを口に運ぶ手を止めさせる。

しかしゆるゆると飲んでいると、
その奥にあるキレイな酸と、厚みのある白のようなオイリーな雰囲気に魅力を感じる。

ふと茹でた砂肝と合わせると、
結構相性良い感じ。

まだまだ奥深そうだが、
その魅力の一端を感じた1本でした。

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