北海道ワインプラットフォームイベントに参加してきました!

昨日は北海道大学で開催されたイベントに参加。
曾根先生、西邑先生のお話ともに非常に興味深く、
時を忘れて聞いていました。

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ショートスピーチセッションでは、
少しだけ「北海道ブドウ苗木園」の話もさせていただきました。
(指名頂いたわけではなく、厚かましくも挙手にて…笑)

そこで話したことと、話したいが抜けていたことをここで。

①新規就農で苗木屋を始めたこと。
②北海道のワイン生産量を日本一にしたい、
 という西邑先生のお話を受け、まず日本一の苗木屋目指す宣言
③北海道に最適な苗木は、北海道でこそ作れるはず。
④さらには「山幸」に続く交配品種を生み出したい。

これらの話をさせていただいて、
曾根先生から北海道大学でも科学的アプローチで協力したい、
とのありがたいお言葉も頂きました。

また生産者さんからもヨーロッパの苗木価格(2ユーロとか)と、
日本の苗木価格(1800円とか)の乖離が大きく、
それがブドウ畑の拡大を抑制してしまっている、という話も。

これはまさにその通りで、
自分としてもぜひワイン産業のインフラ整備だと心して、
なるべくこちらの負担を減らしつつ、技術的革新などをもって、
低価格帯での提供を目指していきたいと思っています。

そのためにもイタリアをはじめとした、
ヨーロッパの苗木商を訪問して学びたいと考えています。
もちろん、繋がりができればアメリカやフランスも行ってみたい。

そこでの知見や技術は(先方さえ良ければ)、
日本国内の苗木生産者で共有して、
日本の苗木生産の底上げ(質量ともに)につなげたい。
そんな思いでやっています。

昨夜は交流会も含め、多くの方と知り合えて、
本当に有意義な時間でした。

このつながりを活かして、
もっと新しいことを生み出したいと再認識しました。

生産者の方もそうでない方も、
接ぎ木の体験会なども随時やっていこうと思っています。

もっとブドウ苗木生産の認知度が上がり、
多くの人で改良に取り組むことで、
苗木生産技術が向上していくことを願っています。

そしてその結果として、
クリーンで良質な苗木が低価格で供給されるようになり、
ワイン生産者の方々のコストが圧縮され、
結果としてお手頃な価格の北海道のワインが増えること。
そしてそれにより新規のファンが増え、
高品質で高価格のワインを購入する人も増えること。

それを願いつつ、今後も毎日コツコツがんばっていきます!
よろしくお願いします!

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