2016年のまとめ~山梨県~

旧ブログからの引っ越し記事。

・グリド甲州

今日は休日。
光回線の工事も終わって、
もうちょいでパソコンが復活。
スマホで記事を書くのは大変だった…。
おかげで、心なしか記事が全体に短くなりましたよ。

で、今日は奥さんのリクエストでトマト料理。
トマトとワインって、意外と合わせる難度が高い。
ピザとトマトソースって合いそうに見えるけど、トマトが青臭いとアウトだし、
ビールの方が相性良かったりするしな笑

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だもんで、千歳産の良いトマトを使って、
(横に3個100円のトマトがあるが、我慢…)
モッツァレラとシンプルに合わせる。

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そして、蒸しナスと豚しゃぶを梅わさびポン酢で。
蒸しナスは焼きナスより皮むくの難しい気がする…。

竹串あると便利そう。買おうかな。
コイツは豚が勝負なので、上富良野の豊味豚を。
こいつは最高に美味い!別格!

あとはキュウリとゴマでナムル風。
これで止めれば糖質オフだけど…
〆にトマトソースのジャンバラヤ。

さらに弁当用の中華風鶏の煮込み。(ベトナムで食べたのをイメージ)
最後は豚とキュウリの炒め物。(これもベトナム家庭料理っぽい)

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作りすぎたな、しかし(笑)
トマトとかきゅうりとか、難しい人たちに寄り添ってくれるのは、
やっぱ日本の白ですね。

それも甲州こそ最高。
甲州は本当、日本人がそうであるように、
でしゃばらず、相手に合わせてくれる。
それが悪口として言われることもあるけど、
(無個性とか。ワインも日本人も。)
僕は魅力だと思うな〜。
いつもの食卓に、いつも置くには、
海外のワインってのは、全体にやや煩いんよな。

静かな魅力。 ビバ甲州!

・マスカット・ベーリーAクレーレ2015
すっかりマスカット・ベーリーA(MBA)に興味津々。
本日はロゼ。

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クレーレというのはロゼのことなんですね。

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イチゴのアロマがすごく立つ。
色調はかなり濃いめ。

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冷やしすぎると酸が立つ。
酸が立ってしまうと少しイヤミなので、
そえこそバーベキューに持って行って、ちょっと温度を上げて、
香りを立たせて飲むのに向いているかも。
ロゼっぽさはなく、どちらかと言えば白に近いかな。
野菜とか海鮮が多めのバーベキューにいいかも。

MBAのガメイっぽさを再確認。

・ルミエール甲州
久々に平日に奥さんと休みがかぶって。
昼から庭をいじって(主に草刈りだけど)、
ゲオで買い物をして(北方さんの小説「岳飛伝」完結!)、
そして階段の水洗い(塗り直しは明日奥さんに任せる…)。

いや~、それにしても暑い!
この寒暖の差は何なんだ。
洞爺湖の朝は吐く息白かったんだぞ!
で、今日は最高気温が26度って…(笑)
北海道にとっての真夏日なので、暑さを吹っ飛ばすものを。

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まずはレタス・チャーハン。
作り置きのルスツ豚と洞爺レタスの炒め物と合わせて。

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そしてフライド・ポテト。
洞爺湖で詰め放題100円のやつ。
スーパーの袋くらいの大きさのビニール袋に詰め放題で100円!
ここは東南アジアか!っていうくらいの物価。

しかも、見た目はちょっとB級品だし、傷もあったけど、
味は最高にウマイ!甘さがリッチ!
奥さんも「こんなフライド・ポテトは初めて食べた!」と。
洞爺湖、おそるべし。

ちょっと油っ気が多いので、洞爺湖のトマトも輪切りで。
モッツァレラ・チーズも買ってきたけれど、
トマトの主張が強いので、チーズは合わせる必要はない。

畑からもぎたての香りの強い(つまり美味しい本物の)日本のトマトは、
たとえばイタリアのトマトとは大きくテイストが違う。
L玉で豪快の洞爺湖のトマトは、単独で生で食うのが一番だな。
(目先を変えたければ、荒塩くらいで)
煮込んだりしても魅力は発揮できない気がする。

というか、ただの輪切りなのに、箸が止まらない(笑)

この、米と卵以外はほとんど洞爺湖の食材、
というラインナップに合わせて、暑さを飛ばす爽やか系泡を。


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気持ち的には羊蹄ワイナリーの泡を合わせたかったけれど、
持って無いものは飲めない(当然だ)。

仕方がないので、日本の甲州の泡を。
梅っぽい爽やかさと元気な泡。
甲州の透明感が、うまく料理に合ってくれた。

個人的には乾杯の泡というよりも、食中酒という印象。
食べ進めながら、ビールのように飲んでも、
うまくマッチしてくれる。
今日のような野菜がメインの食事にピッタリだな。

冷えていると、より魅力的なので、
あるならクーラーで冷やしながら飲むとよさそう。

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(おまけレシピ)「レタス・チャーハン」2人前

①卵3つに少しめんつゆを垂らしてかき混ぜる。
②フライパンに油をひいて、溶き卵を流し込む。
③半熟のタイミングで、冷やしたごはんを投入。
④木のしゃもじでゴハンを切りつつ、塩コショウ。
⑤マヨネーズをかけて、レタスを投入。
⑥混ざったら完成!レタスは半生でしゃきしゃき感を残す。

作成時間は15分。
レタスがたくさんあるなら、多めに入れるとウマイ。

・いろ 甲州辛口2015
昨日はガッツリ夜更かし。
なぜかというと、「岳飛伝」の最終巻を読み切ってしまうため。

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水滸伝から始まって、全51巻がグランドフィナーレ。
高校生の頃から読んでいるわけで、
もうかれこれ人生の半分をこの51冊を読みながら過ごしてきたわけです。
その3部作が遂に完結。感慨深いものがあります。
1/3ほど読み残して、一気に読み切る。

最後のシーンは、やはり酒を酌み交わすシーンでした。
九紋龍・史進だけが、最初から最後まで登場し続けてたな。
しんみりとワイン。


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さくらアワードで金賞取ったんですね。

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でも、なんだか少し甘いというかボケてるというか。
もうちょいしっかりした造りの方が好きかな。

でも、ほんのりと飲みながら、余韻を楽しむ。
明日も仕事だし、寝不足だけど、悔いはないな。

やはり、名作は一気に読むべし。
幸せだ。。。

次は2016年10月ですね。

・萌黄2014
今日は朝から大掃除。
客人を迎える準備と、寒くなってきたので寝室を2階に移動したのと。
(夏と冬で寝室を上下に移動しているんですよね。
 快適さを求めているのと、大掃除のきっかけ作りに。)

さらに奥さんの車も洗車し、夕方からは奥さんの実家を訪問。
奥さんはケーキにつられ、僕はワインにつられて(笑)

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出してもらったのは「萌黄」です!昔から好きな1本。

トマトとモッツァレラと生ハムのサラダと、ポーチドエッグに合わせて。
(自分で作ったわけではないので、写真は割愛)
そして、メインはサンマの塩焼き。
行きがけにスーパーで新鮮なサンマを見つけたので。
いや~、びっくりするほどウマイわ。
秋は旬だしね。これが1尾100円とは驚きのコスパ。
ついつい1人で2尾も食べてしまう(笑)

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萌黄もさっぱり系だった記憶と裏腹に、
どちらかというとパワー系のテイストだった。
ヴィンテージの違いなのか、味覚が変化したのか。

単独でも飲める、厚みのある味わい。
運転があるので奥さんは帰ってきてからテイスティングのみ。
「思ったほど美味しくないな」と辛辣な評。
普段はボリュームがあってコクのある白が好きだが、
こいつはやや当たりが強くて繊細さに欠けたか。

ワインのバランスってのは難しいな。

僕はがっちり楽しんで飲ませてもらいましたけどね(笑)

・奥野田フリザンテ2013
今日はお休みだが、何かと用事があって割と忙しかったな。
パタパタと用事をこなしながら、
もう今日はコイツで行く!と決めていたのがこの泡。

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四恩醸造のワインをネットで購入したときに、
送料無料にするために買ったもの。
エチケットに魅かれて購入(あとフリザンテという響き笑)。

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デラウェアだったのか…というくらい、生食用葡萄の雰囲気はない。
林檎をイメージするような、濃くて深い果実味。
濁りがかかっているおかげで複雑さが増す。
「やや辛口」というのが言い得て妙だな。
基本的にはドライなんだけど、キリッという感じではない。
シャープさを感じないので、女子でも楽しめそう。

さて、合わせた料理を。今日は時間が無いので手抜きバージョン。
まずはアヒージョ。

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スーパーで生のエビが無かったので、冷凍エビを探しているときに、
「冷凍アヒージョセット」というものを発見。
海老とムール貝とブロッコリーに、味付け用の粉まで入ってる。
それで冷凍エビより安かったので購入。
最近は便利なものが増えてますね~。
そこにニンニク1かけと、シメジを足して、
冷蔵庫に残っていたバジルソースで整えて完成。
あっという間。

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あとは半額の豚肉(本当は豚丼用)をバターソテーにして、
これまた冷蔵庫に残っていたステーキソースでまとめる。
これまた、あっという間(笑)

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最後はレトルトのチーズ系パスタの素をアレンジしてマカロニサラダ。
マヨネーズよりも手間がかからないかも。和えるだけ。

あとは、お気に入りのパン屋で買ったバゲットを添えて。
もともと今日は「楓」のピザを食べようと思っていたのに、
なんと営業時間が11:00~15:00のショートバージョンで買えず、
慌てて構想を練り、急ぎで作ったのでこんなことに(笑)

まぁ、でも、楽しめました。
ワインも美味しかったしな。
OKでしょう!

・瑞雲2015
今日は客人を迎える準備を。
ニトリと平岡のイオンに行って、バスタオルやら何やら購入。

夕ご飯はカレー。
余り気味のキャベツを玉ねぎの代わりに使用して、
庭のトウガラシで辛さをアップさせたもの。
生トウガラシを使うと、辛さだけでなく旨みが加わる気がする。

これまで食べてきた旨い辛さの料理(キムチとかね)は、
もしかしたら乾燥でない、生トウガラシを使っていたのかもな。
トウガラシは庭でどんどん登熟していっているけど、
かなり料理に使える。素晴らしいな。

さすがに辛いカレーとワインは無理なので。
奥さんが実家でお義母さんと作ってきた、

2016年11月。
・ソレイユ・メルロー2012
雪が降ったり止んだり…。
いつになったら庭の葡萄は剪定できるんだろうか…。
そして、薪割りはいつやったらいいんだ…。

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オーセロワは元気に窓際で日光浴しとります。
ようやく1本目のリングの高さに到達。
くるくる巻き付いて、葡萄っぽくなってきました。
やはり室内だと育ちやすいな。

さて、ジャズとワインの会の6本め。

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日本のメルローです。
北海道にもメルローの造り手はいるが、
どうしても寒冷地なので、薄い感じになってしまう。

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が、コイツはなかなかにボルドーチック。
チョコっぽいテイストもあるし、濃くはないが軽くもない。
なかなか魅力的なメルローです。

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色あいは濃い紫色。
わりとスイスイと単独でもいける。

・ラ・フィーユ2014

雪の降り始めのこの時期は、
スリップしやすいので車の運転が怖い時期。

今日なんかも、事故車2台に、
サイレン鳴らしてるパトカー1台、救急車1台目撃。
恐ろしくて法定速度以下でトロトロ走って帰ってきました。
雪が積もればまだマシなんだけどな。
この時期はほんと恐怖です。

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ってなわけで、体も心も温めてくれる赤。

「心の中のアルコールランプを灯すためのヴィンテージワイン」
とMr.childrenも歌っていますが、緊張をほぐす意味でも、
こういう日は優しい感じの赤が良いですね。

「じゃがりこ」なんかと一緒にやっても受け入れてくれる、
山梨のラフィーユ。ヴィンテージは2014。

樽香も効いているが、それほど強くない。
ほどよく装飾してある、シンプルな家を思い浮かべる。
主張が強くないくせに惹かれるのは、
おそらく骨格がしっかりしているからだな。

良い大黒柱が、スッと伸びているような力強さがある。
リラックスするために、こういう安心感は大事。
熟成もさせてみたくなる1本。
エチケットも葡萄の葉で素敵でしょ?

お勧めの国産ワインのうちの1本です。

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