おすすめワイン~イタリア編~

これも旧ブログからの引っ越し。
ようやくここまでの海外ワインが整理できて、
ここからは北海道産ワインのまとめに入っていきたいですね。

さて、1本目から。

・チェレット・モンソルド
パワフルで、力強いワインだと記憶していましたが、
なんの、繊細で完成度のめちゃ高いワインでした。

細かいところまで作りこまれているというか。
うーむ、飲むたびに気づきのある1本です。

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チェレット・モンソルド2008。タカムラで2800円。
開けた瞬間からエンジン全開。
パワフルかつ、香りもすばらしい。
果実味たっぷりで、感動的なおいしさ。
重量級のジープのイメージ。
四輪駆動でどんなシーンにも対応してくれそう。

前回はポモドーロと合わせましたが、
やはりなんといっても、グラテシモと合う。
個人的には唐揚げと合わせたいんですよね。
グラテシモで言うと「ジューシーチキン&ポテト」
ひそかにホテトとも合う気がする。
こういうことをいうと怒られる気がしますが笑

でも、そういう気さくさも内包しているところが、
やっぱお気に入りになる条件なのかなって
思ったりもする今日この頃です。
大好きなワインです。

・イル・バチャレ

今日はたまたまスーパーでバゲットを見つけたので、
思い付きでパーティーに。
昨日買った安売りの豚カタブロックを使って、
ポークシチューを。
赤ワインとハーブをたっぷり使って。
それに加えてバゲットと明太子ディップを。
マジでおかわりするうまさでした。

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相方はイル・バチャレ。タカムラで2480円。
酸味、タンニンは強めですが、
その分、シチューのように主張の強い料理には、
ものすごーく合います!
なんしか、メルローとカベルネソーヴィニョンと、
そしてピノ・ノワール(ピノ・ネロ)のセパージュってのが、
もうなんか、自由って感じで素敵すぎます笑

特にハーブのニュアンスがイル・バチャレにもあり、
溶かし込んだタマネギやセロリの甘さが、
タンニンをくるりと包み込み、最高のマリアージュ。

お互いのいいところを高めあう「結婚」です☆
そういう2人になっていこう!という気持ちを込めて、
素晴らしい夜になりました!


・ドンナフガータ
今日はトルコ料理の再現を目指して手料理。
キョフテとピラウに挑戦してみました。
















キョフテはミンチにキョフテスパイスとチキンスパイス、
パセリをたっぷり入れて、
たまねぎドレッシングを少しと、卵、そして塩・胡椒で混ぜる。
焼くときはオリーブオイルでこんがりと。
野菜はじゃがいものスチームしたものとチンゲンサイ、トマトで作りました。
バターで炒めて、ディップスパイスのみの薄めの味付け。
ピラウはスパゲッティを砕いたものと白米をバターで炒めて、
そのあとは炊飯器で普通に炊きました。

久々のトルコ料理って感じがする、しっかりした味になった!
キョフテはハンバーグと違ってソースでごまかせないので、
かなりしっかり下味をつけておくのがコツ。

そして合わせたのが、ドンナフガータ。
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イタリアのシチリア島の白。
ドンナフガータのヴィニャ・ディ・ガブリ2011。
うきうきワインで3030円。

いつまでも飲んでいたくなるような、
アルコールを感じさせない爽やかな香り、のどごし。
清涼感と果実味が最高の1本。
香りは透き通るような花みたい。
甘さを含んだ薄い香りで、
なかなか日本には近いものがないですね。
「神の雫」ではウーロン茶やジャスミンと表現されてました。

そして、このドンナフガータがトルコ料理に合う!
確かに地中海も近いけど、基本は内陸のトルコ。
その香辛料とぴったりなんでビックリしました。


さて、このドンナフガータは、
シチリア原産のアンソニカ100%で作られています。
アンソニカ特有の、フルーティで凝縮されたエレガントな香りが特徴。
フルボディで豊かな酸味、余韻がずっと続く一本です。
近年世界で数々の賞を受賞し、アンソニカの素晴らしさが認められました。

ドンナフガータ(逃げた女)という名は、
19世紀初頭にブルボン朝の王フェルナンデス4世の妃
マリア・カロリーナ王女が、ナポリで起きた革命を逃れて
ドンナフガータ社の自社葡萄畑や醸造所のある
コンテッサ・エンテリーナの地へ逃げてきた、
という歴史に因んで名付けられました。

エチケットもキレイで素晴らしい1本でした。


・コントラーダ
今回もトルコ料理。

焼くキョフテと、揚げてから煮るキョフテ、
2種類を作って食べ比べ。
それにサラダと、またしても鰻混ぜご飯を。

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合わせたのは、コントラーダ・ディ・コンチェニゴ、
コッリ・ディ・コネリアーノ・ロッソ。名前長い。
ヴィンテージは2007。ベッレンダ社の赤。
うきうきで1440円です。

濃厚。一口目から飲みやすい。
キョフテのスパイスに合う。
スパイスやハーブに合うワインと、
そうでもないものがあるけれど、
いったい何に由来しているんだか。

神の雫にも登場していましたが、
こいつのコスパはなかなかのものです。
カサーレ・ヴェッキオやモンペラと、
充分に戦える存在。

いい1本に出会いました☆



・アマローネ

平日ダイエットの決まりも破って、
ついついグラテシモを頼んでしまった笑
ま、そういう日も必要だわな。

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アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコの、
テッレ・ディ・サン・ゼノ2005年。
うきうきワインで4480円。

熟成香もあり、豊かな味わい。
タンニンが前面に出ているかとも思ったが、
時間とともにふくよかな甘みが出てくる。
最高級の香りで、幸せな気持ちにしてくれるワイン。
4000円台なら、間違いなく「買い」ですね。

トレフォルマッジのようなチーズこてっとしたものとも、
健康野菜たっぷりパスタとも喧嘩しない。
なかなかパワーがあるはずなのに、
そんなことを感じさせない。
熟成のなせるわざなのでしょうかね。

気づいたら1本開けちゃった、というワイン。
んー、しびれましたね、コレは。

・カサーレ・ヴェッキオ
ピザを頼んだので、ワインも。
ピザは本当に速攻でくるので、速攻でおいしいやつを。

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ファルネーゼ社のカサーレ・ヴェッキオ2012。
うきうきで1680円。

いつもながら、開けてすぐでもパワフルで飲みやすい。
そして、時間と共にパワフルさが加速していく印象。
イタリアのパワフルなワインは時として飲み疲れるんですが、
コイツはそんなこともないので重宝します。

いつでも置いておくハウスワインを決めようかな、
と思う今日この頃。
赤の有力候補ですね。コスパも最高です。


・バローロ

ステーキにパン焼き器で作った焼き立てパン。
それにサワークリームの明太子ディップ。
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合わせたのはバローロ。
ジャコモ・フェノッキオ・バローロ DOCG 2009。
静岡で買った勝利のワイン。ヴィノスやまざきで5000円。

色は薄くて、光にかざすとルビーのような輝き。
でも香りはかなりリッチ。
アタックも強く、凝縮された味わいが襲ってくる。
スパイシーなバラのような香りで、
ステーキの胡椒やニンニクともあっている。
何より、肉と合うテイストですね。
血も滴る、という感じ。


以上、だいぶ絞り込んだので、投稿数もグッと減りました。
美味しいワインだけを掲載して行けたらいいな、と思ってます!

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