6月10日に申請をし、このたび受理の連絡がきました。
これまで新規就農で3シーズンを終え、4期目に入ったところの、
個人事業としての「北海道ブドウ苗木園」は終了となり、
「株式会社 北海道ブドウ苗木園」としてリスタートとなります。
協力して頂ける方も増え、今回は出資して頂ける法人にも出会え、
より高度なワイン用ブドウの苗づくりを目指し、
北海道ブドウ苗木園は株式会社となりました。
このブログの著者でもある家島が代表取締役となり、
これまでの方針を一歩前に進める投資も行い、
ウイルスフリー化(組織培養)にも力を入れていきます。
まだ新規就農者と呼ばれる年次で、
期せずして新たなステージへと上ることになりましたが、
これまで通り、皆様の力をお借りしながら、
日々学び続けて成長していくつもりです。
今後も変わらぬ支援とご指導よろしくお願いいたします。
さて、挨拶はこのくらいにして近況報告も。
現在は通常の管理作業と並行して、
組織培養のための施設を導入する準備も進めています。
↑何十年来の廃材などの置き場を整理、整地して、
帯広で譲ってもらったポテコンという断熱コンテナを導入します。
長年の懸念だったゴミ置き場もきれいになり、
あとは均平を取って盛り土して、ポテコンを運搬です。
それが終われば電気を延長して三層200Vを通せば、
温度を一定に近い状態で保つことができるようになる。
そこにクリーンベンチをいれて培養棚を設置、
その中でブドウの培養を行い、ウイルスフリー化の事業を始めます。
挿し木や接ぎ木でも充分に小さい子どもなのに、
それよりもさらに小さな子供を育てるようなイメージです。
乳幼児の育児くらい気を張りますが、
なんとかこれを軌道に乗せていきたい。
株式会社になれば勝手にお金に余裕ができて、
人がたくさん来てくれるというわけではない。
初心を忘れず、しっかりと経営を行っていきます。
今後とも応援よろしくお願いします。
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