2019年までのまとめ~藤澤農園~

藤沢農園

藤沢農園2012

2012年は2度飲んでいます。

言われなければケルナーとは思えない複雑さ。
甘味は控えめで、それほど主張しない。

すこし苦味があり、そのあとで林檎の芳香が来る。
もうちっと熟成したい気配も感じて、非常に好印象。
10Rで醸造されているそうですが、
どうしてもブルースさんは自分のワインを後回しにする。

だから、このブドウも完熟、遅摘みになっている。
そこがまた、魅力なのかもしれませんね。
一方の北海道ワインは、万人受けタイプ。
ケルナーらしさが出ていて、ワインを知らない人に勧めるのにもぴったり。
これを「飲めない」という人はいないでしょう。
グラスに注いで置いておくと変化も楽しめる。
なかなか奥のある造りでコスパも良好。
ワインに慣れると物足りなさを感じますが、それでも価値ある1本ですね!

このワイン会のワインの順は、
結構ランダムで、似ているテイストが隣接しておかれることが多い。
とはいえ、最後のトリはやはりすごいので来ましたね。

10Rで醸造された、藤澤農園のケルナー。

テイスティングコメントは以下。

「酸が心地よい。
 複雑さと力強さ。孤高の魅力。
 愛してやまないケルナーだ」

コメントを一読しても明らかなとおり、
これは今回のベストでした。
みなさんの集計でも1位だったので、
ケルナーのひとつの完成形と言って差し支えないかと。

今回のケルナーの会では、ケルナーの魅力と言うものを再確認できた。
一般的には「高貴品種に比べ、劣る品種」という認識があるが、
寒冷地北海道のテロワールを表現するのに、
欠かすことのできない品種だと思う。

特に複雑さを有したフルーツ香、
(柑橘とパッションフルーツの香りだけでなく、
 熟成による完熟フルーツやコンポートの香り)
透明感のある酸と果実由来の甘さのバランス、
そして灯油や苦味のアクセントがうまく備わること。

これらがケルナーの魅力を最大化するポイントかな、
と言う気がしました。
そして、それは藤澤ケルナーが具現している。
一飲の価値あるワインです。

藤沢農園 塞翁が馬

藤沢農園 塞翁が馬2014

2014年ヴィンテージは4度飲んでいます。

手に入れられなくて、もう飲めないかと思っていた藤澤農園の白。
「塞翁が馬」って面白いネーミングしますね。10Rでの醸造。

美しく透明感のある白です。
アロマティックな香りに一口目から悩殺される。
複雑で繊細で…だれがこれをケルナー単一だって思えるのだろう。

リッチ系のニュアンスだが、コクがあるわけではない。
それにはもうしばし、何年かの熟成を必要としそうだ。

果実味の甘さがあるが、嫌味ではない。
酸は緩やかで、葡萄の香りを支えてくれている。
奥さんは大のお気に入り。
そうだな。僕もかなり好きなテイストだ。

また素晴らしいワインが誕生してしまった。
いくつのアイテムを追いかければいいんだ!
幸せな苦悩だな(笑)

これまた貴重なワインの登場。
ボトルがうちに存在すること自体が初めてなので、
取り扱いもちょっと緊張するな(笑)

香りの段階から、仄かにリンゴや柑橘の香り。
料理に合わせるというより、
もうデザートワインとして食後に楽しみたい、
そんな甘いテイスト。

糖による甘さというよりは、果実味で甘く感じるような感じ。
果物をほおばっているような感覚にとらわれる。
余韻も長い。

うーん、腹持ちの良いワインだな。
長い間、思い出しながら楽しませてくれる。
ワイン会の終盤でも印象に残る、すごいワインでした!

同じケルナーだが、こっちは比較的甘口。 
果実味を濃厚に感じる、デザートワイン的存在。 

こちらも香りは特徴的。 
香りは清涼感のある果物の果汁のよう。 
前に出てくるキレイな酸は一瞬で消えて、 
その後に果実味由来の甘さがグワッと来る。後味にはほのかにカルピス…笑乳酸由来の味わいだろうか。 

もちろん好みの問題なのだろうけれど、 
こいつは大好きな種類のワインだ。 

特に寝る前の時間と合うワイン。 
甘い夢を見させてくれそうじゃないですか?(笑)  

ケルナー好きとしては避けて通れない白。しかも2014。貴重なワインが出てくるなー。
香りから芳醇だが、やはり口に含んだときに魅力を発揮する。甘やかなのにリッチで深い。
僕は基本的に甘いワインは好きでない。好きでないんだが、悔しいことにコイツはうまい。うまいどころか、大好きだ。
自分の主義主張なんて、丸めて三角コーナーにポイできるほど、コイツは美味いんだ。
これほどまでにケルナーのフラグランス、それを引き出せる作り手はいないだろう。
いやー。今日も一目出会えて良かった。永遠の片想いのように、フワフワと気持ち良くさせてくれる1本。

藤沢農園 塞翁が馬2015

僕は北海道らしさが最も現れる、
現時点で最高のブドウ品種は白ではケルナーだと思ってます。
そしてこのケルナーは北海道で最高だと思う。

つまり、これを飲めば北海道(の白ワイン)が分かるというもの。

なにより、アロマティック品種特有の香り、
これが凄いんです。
本場であるドイツも目じゃないくらいですよ。

そしてぽっちりとした黄色を帯びた色彩。
粘性も高めで残糖の高さを感じる。

僕はどちらかと言えば酸のきれいな白が好きで、
甘いワインは敬遠しがちなんですが…
これは別格です。

好きとか嫌いとか、そういうものを超越した味わい。
これぞ北海道です。

そしていつもの「上幌ワインと仲間たち」のイニシャル。
うーん、クール(笑)

あ、そうそう。
あと、ビン底はすごく澱が舞います。

これを許せる心のおおらかさも、このワインを飲むには必要です。

僕ですか?
僕はこの澱を含んだ、
苦味や雑味が増した部分が特に好きなんです。

「変な奴」と言われて嬉しくなるようだと、
ワイン・ラヴァーと名乗ってもいいかもですね(笑)

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投稿者: chatnoir2010

北海道初のワイン用ブドウの苗木屋を目指して奮闘中。2019年は新規就農研修、最後の年。いよいよスタート間近。がんばります!

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