2019年までのまとめ~藤野ワイナリー~

はじめに

2016年までのまとめシリーズ第9弾は、
北海道札幌市内にある「藤野ワイナリー」。

かつては「KONDOヴィンヤード」の近藤さんが、
醸造責任者を務めていらっしゃいましたが、
今は顧問的立場になられていて、
代替わりして浦本さんによる醸造になっています。

スパークリング・ワイン

ナカイ・ナチュラルスパークリング

ナカイ・ナチュラルスパークリング2015

エチケットが無い…というか、裏エチケットみたい。
ミュラーとケルナーを使って、藤野ワイナリーで作られている。
お隣のミュラワも近藤さんだし、そのつながりで藤野ワイナリーですね。

ミュラワに比べると酸が立つ感じがする。
余韻が長く引くのはケルナーの魅力かな。
ドライな感じが強いので、こちらの方が男っぽいか(笑)

初めて飲んだので、その魅力にびっくり。
まだまだ北海道のワインには、僕の知らないものがたくさんある。
ますますハマっていきそうです!

札幌市内にあるワイナリーというところが面白い。
イベントなんかも活発に行っているワイナリーでもあるので、
今後、「街のワイナリー」としてどう発展していくのか。
目を離せないワイナリーです。

ナチュラルスパーリング

ナチュラルスパークリング・ロゼ2012

初めて飲んだのは、2014年の11月。

明日はお休みということで、ワインを開けました。
先日買った、藤野ワイナリーのロゼ・スパークリング。
料理は鶏肉とキャベツのスープ、
そしてほうれん草とポテトのアンチョビあえ。

食卓を鮮やかに彩ってくれるのも魅力ですね。
味わいは、ブドウというよりもイチゴ。
まるでイチゴソースのような香りと味わいです。
で、天然酵母独特の鉄っぽい雰囲気がある。
この鉄っぽさは、アンチョビとの相性が抜群です。

アンチョビやオリーブと合ってくれると、
料理のバリエーションが広がっていいですね。
なかなかコスパのいいロゼでした!

ナチュラルスパークリング・ロゼ2014

相変わらずのゾーク。
ゾークって、普段飲みには便利で、リコルクしやすいけど、
ここ一番って時に出すには、雰囲気があまりないんだよね。

ロゼの色ってピンキリだけど、こいつはピンクっぽいキレイな色。
泡は弱め。ヨーロッパなら微発泡に分類されそう。

鼻をくすぐる香りは無いが、口に含んだ時はチェリーの香り。
いや、むしろ桜餅に近いか。日本人的には非常になじみのある、
上品で春を感じさせる香り。

優しく、柔らかく、温かい。
そういう意味では、先に飲んだタキザワのミュラートゥルガウと、
この藤野ワイナリーのミュラートゥルガウがベースの泡では、
味わいは対極にあると感じる。

タキザワさんの鋭く、気合の入った酸。
藤野さんの柔らかく、穏やかな香り。
どちらも、これまでのミュラートゥルガウでは感じなかったもの。

どちらも個性的で、ハマる。
しかし今日のシチュエーションには(疲れて嫌んなった時には)、
この優しい味わいの泡には満たされますね。

ナイトキャップにピッタリです。
素晴らしい。


白ワイン

ナカイ・ケルナー

ナカイ・ケルナー2014

次は2016年7月。師匠の洞爺湖の別荘にて。

洞爺湖にて。
なんとケルナーまで登場。
今回のバーベキューは、コイツをお供に。

「ケルナー好きになったら北海道民だよ」って言われましたが、
本当にケルナーは北海道の気候に合ってる気がする。
とてもウマイ。

特にこういうドライに仕上がったケルナーは、
道産の野菜にピッタリ合う。
今回は詰め放題100円のジャガイモを、
炭火バーベキューで焼いたものにピッタリ!
ジャガイモの甘さとケルナーの酸が心地よい。

ゾーク(人工コルク)なので、リコルクも楽。
帰ってからも楽しませていただきました。

それにしても、今回の洞爺湖の祭りは旨いものだらけだったな。
美味しい野菜は本当に美味しいし、ワインともよく合う。

良い経験になりました!

甕 ケルナー

甕 ケルナー2016

農楽蔵を飲んだ後、
すれ違いざまに知り合いから「藤野なくなりそう」と教えてもらい、
あわててクヴェヴリのワインを飲みに藤野のブースへ。

まずはケルナー。
醸しが入って、オレンジワインの造り。
にしても、オレンジが強いな(笑)

見た目に反して、味わいはすごくクリア。
ケルナー的な香りは控えめ。
オレンジワイン的な味わいも、まだ弱め。
これ、もうちょっと置いておくとどうなるんだろ?
これからの変化の方が気になる1本。

しかし、手に入れてないからな~。
来年のこのイベントでも出してくれないかな。
経年変化が楽しみになるワインでした。

赤ワイン

エルクの森・セパージュ

・エルクの森・セパージュ2013

2015年の1月。
ようやく奥さんが大阪出張より帰還、ということで、
千歳空港でお土産として買ってきてくれたワインを開けることに。

料理は最近のマイブームの手作りハンバーガー。
玉ねぎ、ピーマンニンニクをみじん切りにしてミンチと混ぜ、
油なしで焼き上げたものとチーズとピクルス。
味付けはマヨネーズ、マスタードとケチャップ。簡単。

札幌に住んでいたことはバンズが無かったのでできなかったが、
北広島では近くのマックスバリュで手に入る。
バンズさえ手に入れば、きわめて簡単でおいしい料理。
フライパンでバンズの内側に焼き目をつけるのがコツで、
これを食べるとマク〇ナルドなんて食えない。
(何かが混入する心配もないし)

ってなわけで、手作りハンバーガーと、
ポテトの代わりに「ユリ根の焼いたの」、
そしてスティックブロッコリーとその他もろもろで乾杯。

藤野ワイナリーの「エルクの森」シリーズのセパージュ。
余市のツヴァイゲルトが71%、三笠市達布のメルロー24%、
余市産のヤマブドウ5%というブレンド比率。

かなりのライトボディで、アルコール度も11.5度と低め。
開けてすぐグラスに注いだ印象は、
酸がかなり前面に出てること。
ヤマブドウは5%だけど、存在を感じさせてくれる。

ハンバーガーには、かなり合ってよかった。
こいつに合わせるときはマスタードとケチャップを控えめに。
その分、肉の塩コショウを強めにするといいかも。
ユリ根との相性も最高に良い。
高級食材だもんで、そうそう合わせるというわけにも、
という感じですけどね。

そして本領発揮は3時間後ぐらいから。
しばらく置いておくと、酸も丸まって、芳醇さが出てくる。
まだまだ開いていく印象だったので、
食事の前、数時間は開けて置いておくといい。
(我慢できなくて、さらなる変化を待たず、
 飲み切ってしまった…)

メルローの味わいがあるからか、
個人的にはかなり好きな種類のワインでした!
ツヴァイゲルトは好きじゃないはずなのに、
このワインはとてもおいしい!
リピート買いしたい1本!

甕 ヤマブドウ

甕 ヤマブドウ2016

クヴェヴリの2本目。
ブドウ品種はヤマブドウ。

「ヤマブドウ」と聞いてイメージする印象そのまんまの、
強いタンニン、酸の攻勢。
これは一口飲んでぶったまげたな。
余韻なんて言うものじゃないですよ。
圧倒的な印象、消えない味わい。

数多くテイスティングする、今回のようなイベントでは、
序盤に攻めるべきワインではなかった(笑)

慌ててパンを取りに行って、
味覚のリセットを試みるも、この印象は容易には消えない。
しばらく、一緒にいました(笑)

訪問記

2016年に訪問。

上の写真がワイナリー兼ショップ。
とても小さくて、2度も通り過ぎました(苦笑)。

ちょうどスパークリングの瓶詰直前のタイミングで、
瓶の入った段ボールが山積み。
ちょっと入りにくい雰囲気でした。
左がショップで、右が醸造所。
どちらも、かなり小ぢんまりしています。

奥にパークゴルフとレストランがあり、
山裾に葡萄畑があるとのことです。
札幌から30分弱ですが、山の方に入ると田園風景。
今はシーズンオフなので、畑の方にはいきませんでした。

この藤野ワイナリーの歴史は2000年から。
標高220m、南向きの斜面での葡萄栽培。
土地や気候に合う品種、栽培方法を試行錯誤して、
シャルドネ、ピノ・ノワール、キャンベル、山ブドウ、
ナイヤガラ、ポートランドなど約1500本を栽培。
2009年の秋から、ワインをリリースしています。

藤野のワインの特徴は、

①丁寧な選果
②自然酵母による発酵
③ごく少量の亜硫酸添加
④無濾過

とのこと。
現在のオーナー姉妹の無くなった弟さんが、
「できるだけ農薬を使わずにブドウを栽培し、
 体にいいワインを作ってみたい」
とスタートしたのが始まりとのこと。
現在でも亡くなられた弟さんの遺志を継いで、
ビオに近いスタイルを貫いているそうです。

飲むのが楽しみですね~。

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投稿者: chatnoir2010

北海道初のワイン用ブドウの苗木屋を目指して奮闘中。2019年は新規就農研修、最後の年。いよいよスタート間近。がんばります!

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