2018年までのまとめ~ドメーヌ アツシスズキ~

はじめに

まとめシリーズ続いてはヨイチのドメーヌ アツシスズキ。
鈴木さん夫妻が作るワインは非常に高い評価を得ている。
僕がこれまでに飲んだアイテムを紹介。

白ワイン

トモ ブラン

僕がこのドメーヌのものを初めて飲んだのが2016年。
最初は原田商店の試飲会でトモ ブランと出会いました。

以前にも一回飲んで、この個性にたまげた1本。

ミュラートゥルガウ100%で作られた、
貴腐ワインと共通するような甘い香り、甘い味わい。
しかし、ミュラー特有の苦みが強く混ざりこんで、
単純な甘いワインとは一線を画している。

今話題のオレンジワインっぽい作りです。
女子受けよさそうな白。

トモ・ブランK

「トモ・ブランK」の「K」はケルナーの「K」。
2015を3度飲みました。

黄金よりも、もっと美しいレモン・イエロー。
白とは思えない、ぶったまげるアタック。
(なんとアルコール度は13度!)
貴腐が70%も含まれているとのことで、残糖感がある。
リッチで香り豊か。それでいてミネラルも感じる。

ぎゅっと絞った濃縮果汁を思わせる味わい。
このリンゴっぽい味わい、ケルナーっぽくはないけど、
何とも言えず良い味。

それを堪能した後くらいに、思い出したように酸が顔を出す。
そして、するっと消えていく。
ちょっと儚い感じの酸味。

これは個性的な味わいだ。
バーのカウンターで女の子が飲んでると様になりそう。
分かりにくいかな?(笑)
ともかく、果実味が爆発している一杯。


ロゼワイン

ヨイチ ロゼ

かつて「余市ロゼ」としてドメーヌ・タカヒコから出ていたものを、
継承する形で北海道限定流通です。

「もともとイメージが確固としてあった」ので、
「提案があった時に、すんなり受けた」とのこと。

2015を5回、2016を2回、2017は1回飲んでます。

エチケットは毎年ほぼ変わりません。

2015の感想。

最初に飲んだのは2016年10月。
原田商店のジャズとワインの会にて。

ちょうど音楽が、split kick から morning へと移る頃合い。
音楽を聴いている間に力強いロゼが飲みたくなって。
詳しい人によると、トロっとしてきて、より美味しくなっているとのこと。

たしかに、粘性がある。
この緩い感じのタンニンに弱いんだよな。
余韻を味わっていると、その中にかすかにアルコールを感じる。
冷静な中に燃えるような情熱を抱えている、そんな感じ。
ちょっとクラっと来るタイプのワイン。

ロゼって恋を連想するな。
うまいです。文句なく。

ロゼと言えども、深い色合い。侮ることなかれ、これは並みのワインでは敵わない。ロゼに惚れ直す1本。パワーと鋭さ、複雑さ。まさに赤白両方の魅力を具備している。しかも時を経て、より魅力が増している気がするな。たまらない1本。間違いなく、ロゼの中では僕の中でのナンバーワン。

まだ新しいワイナリーですが、
僕はここの本領は赤だと思っています。
赤が安定して供給するようになれば、かなり面白い。
最も楽しみなワイナリーのうちのひとつです!

2016の感想。

ツヴァイ、ミュラー、ケルナーなどを使用。
アロマティックでアフターが長く、
まだまだ味わっていたくなるようなパワーのある1本。

これが今回のメーカーズランチの締めに出てきた理由が分かる。
まさに最後にふさわしいワイン。
締めくくりのロゼ、というのも良いですね.。

非常に飲みやすく、
今回の料理の中では春野菜のベニエに合う。
(ベニエってドーナツみたいなやつだけを指すんじゃなくて、
 揚げ物全般を指すのね。要するに天ぷらみたいな感じ)

少し苦味を感じる春野菜と、
このロゼのほのかな甘さと酸。
いいね。春の野原のようだ。
そう考えると、イチゴっぽさのあるロゼだ。
色合いも美しくていいな。

ミュラー60%、ツヴァイゲルトレーベ30%、ケルナー10%。

素朴だけど、芯のしっかりしたロゼ。
さすがです。

「1週間~10日は落ち着けるために置いておく」と言いつつ、
「丁寧に運転したから大丈夫」と自分を言い聞かせて、
買った当日に抜栓(王冠だけど)するという(笑)

そのせいか、濁りは強くかかってますが、
個人的には澄んだものより、濁った方が好きなので。
イチゴの香りと、懐かしいラムネ菓子のような香り。
思ったほど酸は無く、果実味由来の甘い感じの方が印象的。
表面に現れるほどではないが、口中で微発泡を感じる。

スイスイと飲めてしまう、素敵なロゼ。
でも、実はアルコール度が13%もあるので、
下手するとベロベロになります。

今回、ハーブとマッチするということが分かったのが収穫だった。
このバジルパンとの相性が良すぎて感動。
というか、もっとバジルバジルしたものと合わせたくなって、
バジルパスタとか無いかな~と思って探したが、無かった。。。

家でコイツを開ける時は、ジェノベーゼとか作ろう。
楽しみ。

・ヨイチロゼ2017
2018年3月。
「コップの会」2本目。

北海道余市のドメーヌ・アツシ・スズキのヨイチロゼ2017。
さすがのイチゴ感。これは特徴的で間違えようもない。
先日飲んだ時にはあった泡も、今日はほとんど感じない。
いよいよ発酵も終了か。

去年よりもアルコール度が1度分低く作られていて、
その分飲みやすく、強さは感じなくなっている。
爽やかな分、確かに去年よりも魅力が増している気がする。

セパージュはミュラー・トゥルガウがメインで90%。
ただ、この品種だけだと水っぽくなってしまうので、
ケルナー8%とツヴァイゲルトレーベが2%入っている。

こういう話を聞きながら飲めるのも、
こういう会だからこそですね。
一段深く知ることができて、
このワインの違った一面も見れた気分。

いつも家にいてほしい。
そんな1本です。

赤ワイン

ツヴァイゲルトレーベ

それまでの「ブラン」と「ロゼ」も美味かったのですが、
この1本にはぶっ飛びました。
2016年余市の「ラ・フェット・デ・ヴィニュロンズ・ア・ヨイチ」というイベントにて。

残念ながら、画像はナシです。

ノン・エチケット。
発売は来年とのことで、今回は樽から出しての試飲。

今回のイベントで、ツヴァイには何度も驚かせられたけど、
やはりその筆頭はドメーヌ・アツシ・スズキさんでした。

パワーとインパクトが強烈で、分かりやすい美味しさ。
それでいて、複雑さもあるので、単独でも楽しめる。
余韻はやや短めだけど、その分、次の1杯への期待感が高まる。
(今回は「次の1杯」が無いので、残念だったんですけど)

こういう深みのあるワインは、絶対に世界でも通用する。
日本ワインを北海道のワインが牽引して、
世界とも互角に戦っていけるんじゃないか。
そんなことを考えさせてくれた赤です。

すれ違う人が噂するほど、インパクトがあった。
僕らの並んだ列のすぐあとで完売。
いや~、ギリギリだったな。

このイベント、回り方というか、どこから飲んでいくか、
という戦略も非常に大事になってくる気がします。
ここも、5種類出してたということですが、
その大半がすでに無くなってしまってましたから…。

次回、このイベントに参加するなら、
回り方の計画も立てておかないとな。

疲れてきた味覚や嗅覚にも、
しっかり届いてくるのが、ツヴァイの赤。

軽く、線が薄いように思えて、実は芯が強いタイプ。
余市はツヴァイゲルトレーベが本当に素晴らしいと思う。

野性味がありつつ、複雑さもある。
うーん。これやっぱかなり好きだわ(笑)

トモ・ルージュ

これは2015を1回、2016を1回飲んでます。

まずは2015を飲んだときの感想。

北海道の中でも、最も歴史があり、
産地形成が成功している「余市」の新星、
「ドメーヌ・アツシスズキ」の赤ワインです。

このドメーヌは、ロゼが目立ってますが、
僕としては本領は赤ワインだと思っています。
北海道の赤ワインを牽引する、
「ドメーヌ・タカヒコ」を彷彿とさせるワイン。

それでいて、クリアで元気いっぱい。
香りも豊かでリッチ。
道産の赤ワインでレースがあったら、
こいつは大穴になると思うな。
3位以内に絡んできそうだ。

将来性もあるし、数年後にはトップ争いしてるかも。
期待の1本です!

続いて2016の感想。
ワインヘリテージのワイン。
終盤に差し掛かってきて、
そろそろ無くなるワインも増えだしてきた頃合い。

疲れてきた味覚や嗅覚にも、
しっかり届いてくるのが、ツヴァイの赤。

軽く、線が薄いように思えて、実は芯が強いタイプ。
余市はツヴァイゲルトレーベが本当に素晴らしいと思う。

野性味がありつつ、複雑さもある。
うーん。これやっぱかなり好きだわ(笑)

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投稿者: chatnoir2010

北海道初のワイン用ブドウの苗木屋を目指して奮闘中。2019年は新規就農研修、最後の年。いよいよスタート間近。がんばります!

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